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公開番号
2025075252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186292
出願日
2023-10-31
発明の名称
周波数逓倍回路
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H03B
19/00 20060101AFI20250508BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】入力される信号の周波数によらず、不要波成分を同等に減衰させる。
【解決手段】周波数逓倍回路100は、入力された発振信号を逓倍することにより逓倍信号を生成する逓倍回路110と、逓倍信号における所定周波数範囲の周波数の信号成分を通過させ、所定周波数範囲以外の周波数の信号成分を減衰させるフィルタ回路120であって、周波数特性が可変のフィルタ回路120と、発振信号の周波数に基づいて、フィルタ回路120の周波数特性を切り替えるようにフィルタ回路120を制御する制御回路130と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された発振信号を逓倍することにより逓倍信号を生成する逓倍回路と、
前記逓倍信号における所定周波数範囲の周波数の信号成分を通過させ、前記所定周波数範囲以外の周波数の信号成分を減衰させるフィルタ回路であって、周波数特性が可変のフィルタ回路と、
前記発振信号の周波数に基づいて、前記フィルタ回路の周波数特性を切り替えるように前記フィルタ回路を制御する制御回路と、
を有する周波数逓倍回路。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記発振信号の周波数の入力を受け付ける入力受付部をさらに有する、
請求項1に記載の周波数逓倍回路。
【請求項3】
前記発振信号の周波数を検出する検出回路をさらに有し、
前記制御回路は、前記検出回路が検出した前記発振信号の周波数に基づいて前記フィルタ回路を制御する、
請求項1に記載の周波数逓倍回路。
【請求項4】
前記制御回路は、メモリに記憶された、周波数と前記フィルタ回路の周波数特性とが関連付けられたテーブルを参照することにより、前記発振信号の周波数に基づいて、前記フィルタ回路の周波数特性を切り替える、
請求項1に記載の周波数逓倍回路。
【請求項5】
前記フィルタ回路は、それぞれ中心周波数が異なる複数のバンドパスフィルタを有し、
前記制御回路は、前記複数のバンドパスフィルタから、使用するバンドパスフィルタを選択することにより前記フィルタ回路の周波数特性を切り替える、
請求項1から4のいずれか一項に記載の周波数逓倍回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、周波数逓倍回路に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、入力された信号の周波数を逓倍するための周波数逓倍回路が知られている。特許文献1には、周波数を逓倍した後の信号に含まれる不要波成分を抑圧するためのバンドパスフィルタが設けられた周波数逓倍回路が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-034964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
逓倍する対象となる信号の周波数が異なると、逓倍後に発生する不要波の周波数も異なる。バンドパスフィルタは周波数特性を有するので、逓倍する対象となる信号の周波数が異なると、不要波の出力レベルが変動してしまうという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、入力される信号の周波数によらず、不要波成分を同等に減衰させることができる周波数逓倍回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の周波数逓倍回路は、入力された発振信号を逓倍することにより逓倍信号を生成する逓倍回路と、前記逓倍信号における所定周波数範囲の周波数の信号成分を通過させ、前記所定周波数範囲以外の周波数の信号成分を減衰させるフィルタ回路であって、周波数特性が可変のフィルタ回路と、前記発振信号の周波数に基づいて、前記フィルタ回路の周波数特性を切り替えるように前記フィルタ回路を制御する制御回路と、を有する。
【0007】
前記周波数逓倍回路は、前記発振信号の周波数の入力を受け付ける入力受付部をさらに有してもよい。
【0008】
前記周波数逓倍回路は、前記発振信号の周波数を検出する検出回路をさらに有し、前記制御回路は、前記検出回路が検出した前記発振信号の周波数に基づいて前記フィルタ回路を制御してもよい。
【0009】
前記制御回路は、メモリに記憶された、周波数と前記フィルタ回路の周波数特性とが関連付けられたテーブルを参照することにより、前記発振信号の周波数に基づいて、前記フィルタ回路の周波数特性を切り替えてもよい。
【0010】
前記フィルタ回路は、それぞれ中心周波数が異なる複数のバンドパスフィルタを有し、前記制御回路は、前記複数のバンドパスフィルタから、使用するバンドパスフィルタを選択することにより前記フィルタ回路の周波数特性を切り替えてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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