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公開番号2025075667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186989
出願日2023-10-31
発明の名称ノズル及び毛髪乾燥機
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類A45D 20/12 20060101AFI20250508BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】吹出風速を向上でき、静音性に優れるノズル、及び、該ノズルが設けられた吹出部を備える毛髪乾燥機を提供する。
【解決手段】ノズルは、吸込口及び吹出口を有し、上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ空間が内部に形成された筐体と、上記空間を区分するように配置され、一面側に上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ第一空気通路を形成し、他面側に上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ第二空気通路を形成する第一板と、を備え、上記第一板は、上記吸込口側の端部から上記吹出口側の端部に向かって厚みが増大し、上記吸込口の開口面積よりも上記吹出口の開口面積が小さく構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
吸込口及び吹出口を有し、前記吸込口と前記吹出口とをつなぐ空間が内部に形成された筐体と、
前記空間を区分するように配置され、一面側に前記吸込口と前記吹出口とをつなぐ第一空気通路を形成し、他面側に前記吸込口と前記吹出口とをつなぐ第二空気通路を形成する第一板と、を備え、
前記第一板は、前記吸込口側の端部から前記吹出口側の端部に向かって厚みが増大し、
前記吸込口の開口面積よりも前記吹出口の開口面積が小さく構成された
ノズル。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記吹出口の開口面は、前記吸込口の開口面に対して垂直であり、
前記第一板は、前記吹出口の長手方向に沿って前記吹出口を区分し、前記第一空気通路につながる第一吹出口、及び、前記第二空気通路につながる第二吹出口を形成する
請求項1に記載のノズル。
【請求項3】
前記吹出口の開口面において前記吹出口の長手方向と直交する方向を左右方向と定義するとき、
前記第一板の前記吹出口側の端部の左右方向の長さが、前記第一吹出口及び前記第二吹出口の各々の左右方向の長さより長い
請求項1に記載のノズル。
【請求項4】
前記第一板は、前記吸込口側の端部に、先端に向かって厚みが小さくなる第一流線形状部を有する
請求項1に記載のノズル。
【請求項5】
前記第一流線形状部の先端の傾斜角が45度未満である
請求項4に記載のノズル。
【請求項6】
前記第一流線形状部は、先端部と、前記先端部よりも前記吹出口側に位置し、前記先端部より大きい傾斜角を有する基底部と、を有する
請求項4に記載のノズル。
【請求項7】
さらに、前記吸込口側の端部から前記吹出口側の端部まで設けられ、前記第一空気通路を区分するように構成された複数の第二板を有する
請求項1に記載のノズル。
【請求項8】
前記複数の第二板が、前記第一板よりも薄い
請求項7に記載のノズル。
【請求項9】
前記複数の第二板が第一吹出口の開口面積を等分する
請求項7に記載のノズル。
【請求項10】
前記第二板の前記吸込口側の先端が、前記第一板の前記吸込口側の先端よりも前記吹出口側に位置する
請求項7に記載のノズル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
以下の開示は、ノズル及び毛髪乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、生物のもつ多彩な機能を模倣して利用する技術、いわゆるバイオミメティクス(biomimetics)に注目が集まっている。そして、そのような生体模倣技術を電気製品等に採用するモノづくりの一例としてネイチャーテクノロジー(登録商標)が知られている。
【0003】
特許文献1には、送風口のノズルによって風量の減少を抑えながら風速を増加させることで風のエネルギーロスを最小限にすることができ、良好な毛髪のセット・乾燥を行なうことができるヘアードライヤーを提供するために、傾斜部と平行部とを形成してなる内側ノズルと外側ノズルとで構成した送風口のノズルを用いることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-204536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、吹出風速を向上でき、静音性に優れるノズル、及び、該ノズルが設けられた吹出部を備える毛髪乾燥機を提供することを目的とする。なお、本開示の一態様は、カワセミの頭部形状に着目した技術的思想を含んでいるため、バイオミメティクスに関係するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第一のノズルは、吸込口及び吹出口を有し、上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ空間が内部に形成された筐体と、上記空間を区分するように配置され、一面側に上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ第一空気通路を形成し、他面側に上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ第二空気通路を形成する第一板と、を備え、上記第一板は、上記吸込口側の端部から上記吹出口側の端部に向かって厚みが増大し、上記吸込口の開口面積よりも上記吹出口の開口面積が小さく構成されている。
【0007】
本開示の第二のノズルは、吸込口及び吹出口を有し、上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ空間が内部に形成された筐体と、上記空間を区分するように配置され、一面側に上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ第一空気通路を形成し、他面側に上記吸込口と上記吹出口とをつなぐ第二空気通路を形成する第一板と、を備え、上記第一板は、上記吸込口側の端部に、先端に向かって厚みが小さくなる第一流線形状部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、吹出風速を向上でき、静音性に優れるノズル、及び、該ノズルが設けられた吹出部を備える毛髪乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1のノズルの構造を示す斜視図である。
実施形態1のノズルの構造を示す正面図である。
実施形態1のノズルの構造を示す側面図である。
実施形態1のノズルの構造を示す底面図(下面図)である。
実施形態1のノズルの構造を示す上面図である。
図2中のB-B線に沿った断面図である。
図6中のC-C線に沿った断面図である。
図6中のD-D線に沿った断面図である。
図6中のE-E線に沿った断面図である。
図6中のF-F線に沿った断面図である。
実施形態1のノズルの構造を示す分解斜視図である。
実施形態1のノズルを構成する仕切り部材の構造を示す斜視図である。
実施形態1のノズルを構成する仕切り部材の構造を示す正面図である。
実施形態1のノズルを構成する仕切り部材の構造を示す側面図である。
流線形状部の先端の傾斜角について説明する図である。
流線形状部の先端の傾斜角について説明する図である。
実施形態1のノズルを構成する縦板部の端部を示す図である。
実施形態1のノズルを構成する横板部の端部を示す図である。
実施形態1のノズルが着脱可能に取り付けられた吹出部を備える毛髪乾燥機の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係るノズル及び毛髪乾燥機の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図中、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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