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公開番号2024170995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087813
出願日2023-05-29
発明の名称リュックサック
出願人個人
代理人個人
主分類A45F 3/04 20060101AFI20241204BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】満員電車や満員バス等において、手が人に当たる等してチカンに間違われることがないようにすることができるリュックサックを提供する。
【解決手段】 リュックサック本体10の背面部11に設けられた左右の肩ベルト13を備え、左右の肩ベルト13を使用者Uの左右の肩に掛けてリュックサック本体10を使用者Uの前側に掛けることができるリュックサックであって、使用者Uが肘U1を下にして上方へ折り曲げた左右の前腕部U2を拘束することができる前腕拘束部20が、リュックサック本体10の左右に設けられている。前腕拘束部20は、前腕拘束部20の上部に、使用者Uの手U3を露出させる。前腕拘束部20はリュックサック本体10の左右に設けられ、使用者Uの前腕部U2が下方から挿入される筒状部で構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
リュックサック本体(10)と、このリュックサック本体(10)の背面部(11)に設けられた左右の肩ベルト(13)とを備え、左右の肩ベルト(13)を使用者(U)の左右の肩に掛けてリュックサック本体(10)を使用者(U)の前側に掛けることができるリュックサックであって、
リュックサック本体(10)が使用者(U)の前側に掛けられた状態で、使用者(U)が肘(U1)を下にして上方へ折り曲げた左右の前腕部(U2)を拘束することができる前腕拘束部(20)が、リュックサック本体(10)の左右に設けられていることを特徴とするリュックサック。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記前腕拘束部(20)は、該前腕拘束部(20)の上部に、使用者(U)の手(U3)を露出させることを特徴とするリュックサック。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記前腕拘束部(20)はリュックサック本体(10)の左右に設けられ、使用者(U)の前腕部(U2)が下方から挿入される筒状部で構成されていることを特徴とするリュックサック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リュックサックに関するものである。より詳しくは、例えば満員電車や満員バス等において、手が人に当たる等してチカンに間違われることがないようにすることができるリュックサックに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1(特に図5)に見られるように、
リュックサック本体2と、このリュックサック本体2の背面部に設けられた左右の肩ベルト3とを備え、左右の肩ベルト3を使用者の左右の肩に掛けてリュックサック本体2を使用者の前側に掛けることができるリュックサックが知られている。
また、同文献0031段落には、
「図4,図5に示すように、水害時などにおいて本考案に係る防水型リュックサック1を救命胴衣として使用する際には、左右の結合ベルト片13Aと固定ベルト片13Bとはスナップフィット14によって互いに連結されて拘束ベルト13を構成し、ユーザーMの両腕Aが左右の肩ベルト3からの抜けを防ぐ機能を果たす。」
との記載がある。
【0003】
しかし、このリュックサックは、水害時などにおいて救命胴衣として使用できるようにするもので、拘束ベルト13は、ユーザーMの両腕Aが左右の肩ベルト3からの抜けを防ぐべくユーザーMの両腕Aの上腕部を拘束するようになっている。
【0004】
すなわち、この従来のリュックサックは、満員電車や満員バス等において、手が人に当たる等してチカンに間違われることがないようにすることを目的とするものではなく、そのような構成にもなっていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3237032号号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、例えば満員電車や満員バス等において、手が人に当たる等してチカンに間違われることがないようにすることができるリュックサックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明のリュックサックは、
リュックサック本体と、このリュックサック本体の背面部に設けられた左右の肩ベルトとを備え、左右の肩ベルトを使用者の左右の肩に掛けてリュックサック本体を使用者の前側に掛けることができるリュックサックであって、
リュックサック本体が使用者の前側に掛けられた状態で、使用者が肘を下にして上方へ折り曲げた左右の前腕部を拘束することができる前腕拘束部が、リュックサック本体の左右に設けられていることを特徴とする。
【0008】
上記の構成となっているので、このリュックサックによれば次のような作用効果が得られる。
使用者は、例えば満員電車や満員バス等において、このリュックサックの左右の肩ベルトを自分の左右の肩に掛け、リュックサック本体を自分の前側に掛ける。
そして、肘を下にして上方へ折り曲げた左右の前腕部を、リュックサック本体の左右に設けられている前腕拘束部にて拘束する。
これにより、使用者の前腕部は肘を下にして上方へ折り曲げた状態で拘束された状態となるので、手が人に当たる等してチカンに間違われることを防止することができる。
以上のように、この発明のリュックサックによれば、例えば満員電車や満員バス等において、手が人に当たる等してチカンに間違われることがないようにすることができる。
【0009】
このリュックサックにおいては、
前記前腕拘束部は、該前腕拘束部の上部に、使用者の手を露出させる構成とすることができる。
【0010】
このように構成すると、使用者の前腕部が、肘を下にして上方へ折り曲げた状態で拘束された状態となっていることを、周囲の人に明示的に知らしめることができるため、チカンに間違われることをより確実に防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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