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公開番号
2025075713
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187083
出願日
2023-10-31
発明の名称
工作機械、消費電力量推定方法、及びコンピュータプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B23Q
17/00 20060101AFI20250508BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】電力計を用いることなく電気機器の消費電力量を求めることができる工作機械、消費電力量推定方法、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】本開示に係る工作機械100は、交流を受電する電気機器(ポンプ13,14,60)と、該電気機器が受電する交流の電圧及び周波数に基づいて、前記電気機器の消費電力量を推定する推定部(制御装置72が有する制御部)とを備えることを特徴とする。電気機器が受電する交流の電圧及び周波数に基づいて、推定部が電気機器の消費電力量を推定するので、電力計を用いることなく電気機器の消費電力量を求めることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
交流を受電する電気機器と、
該電気機器が受電する交流の電圧及び周波数に基づいて、前記電気機器の消費電力量を推定する推定部と
を備えることを特徴とする工作機械。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記電圧及び前記周波数を検出する検出部を更に備え、
前記推定部は前記検出部の検出結果に基づいて前記消費電力量を推定することを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
消費電力Wを前記電圧V及び前記周波数fに基づいて求める下記(1)式及び定数a,b,cを記憶する記憶部を更に備え、
前記推定部は前記記憶部が記憶している下記(1)式及び前記定数に基づいて前記消費電力量を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械。
W=aV+bf+c … (1)
【請求項4】
前記電気機器が作動していた作動時間を計時する計時部を更に備え、
前記推定部は前記電圧及び前記周波数と前記計時部による計時結果とに基づいて前記消費電力量を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械。
【請求項5】
所定位置の温度を検出する検温部を更に備え、
前記推定部は前記電圧及び前記周波数と前記検温部の検温結果とに基づいて前記消費電力量を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械。
【請求項6】
前記電気機器を複数備え、
前記推定部は複数の前記電気機器夫々の前記消費電力量を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械。
【請求項7】
交流を受電する複数の電気機器と、
各電気機器が受電する交流の電圧及び周波数を一括して検出する検出部と、
該検出部の検出結果に基づいて、各電気機器の消費電力量を推定する推定部と
を備えることを特徴とする工作機械。
【請求項8】
工作機械が備え、交流を受電する電気機器が受電する交流の電圧及び周波数に基づいて、前記電気機器の消費電力量を推定することを特徴とする消費電力量推定方法。
【請求項9】
工作機械が備え、交流を受電する電気機器が受電する交流の電圧及び周波数に基づいて、前記電気機器の消費電力量を推定する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は工作機械、消費電力量推定方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の工作機械においては、工作機械が受電した電力量を積算電力計が積算する。工作機械は、所定の期間に使用した総使用電力量を積算電力計の積算結果に基づいて算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-243776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は積算電力計を指示電力計に置き換えた場合について言及しているが、電力量を直接的に求めるための電力計を省略した場合について言及していない。
【0005】
本開示の目的は、電力計を用いることなく電気機器の消費電力量を求めることができる工作機械、消費電力量推定方法、及びコンピュータプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る工作機械は、交流を受電する電気機器と、該電気機器が受電する交流の電圧及び周波数に基づいて、前記電気機器の消費電力量を推定する推定部とを備えることを特徴とする。
【0007】
本開示にあっては、電気機器が交流を受電する。
推定部は、電気機器が受電する交流の電圧及び周波数に基づいて、電気機器の消費電力量を推定する。故に、電力計を用いることなく電気機器の消費電力量を求めることができる。
【0008】
本開示に係る工作機械は、前記電圧及び前記周波数を検出する検出部を更に備え、前記推定部は前記検出部の検出結果に基づいて前記消費電力量を推定することを特徴とする。
【0009】
本開示にあっては、電気機器が受電する交流の電圧及び周波数を検出部が検出する。
推定部は、検出部の検出結果に基づいて、電気機器の消費電力量を推定する。
推定部が推定に用いる電圧及び周波数夫々の値を、工作機械を設置する地域又は工作機械の使用環境等に応じて使用者又は製造者等が工作機械に設定する必要がないので、使用者及び製造者等の利便性が向上する。また、電圧及び周波の設定忘れ又は誤設定等に起因する消費電力量の推定誤差が防止できる。更に、工作機械の使用中に交流の電圧又は周波数が変動した場合であっても、電気機器の消費電力量の推定精度が向上する。
【0010】
本開示に係る工作機械は、消費電力Wを前記電圧V及び前記周波数fに基づいて求める下記(1)式及び定数a,b,cを記憶する記憶部を更に備え、前記推定部は前記記憶部が記憶している下記(1)式及び前記定数に基づいて前記消費電力量を推定することを特徴とする。
W=aV+bf+c … (1)
(【0011】以降は省略されています)
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