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公開番号2025077061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023188975
出願日2023-11-03
発明の名称消臭装置
出願人小林製薬株式会社
代理人個人
主分類A61L 9/01 20060101AFI20250512BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】二酸化塩素により消臭を行う消臭装置であって、小型化が可能な消臭装置を提供する。
【解決手段】本発明の消臭装置は、自動車のエアコンの排気口と対向するように配置可能な筐体と、前記筐体に収容される、二酸化塩素発生剤と、を備え、前記筐体には、当該筐体の内部と前記排気口とを連通させる通気口が形成されており、前記二酸化塩素発生剤は、二酸化塩素原料が担持された担持材と、前記担持材を収容し通気性のあるシート材と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
自動車のエアコンの排気口と対向するように配置可能な筐体と、
前記筐体に収容される、二酸化塩素発生剤と、
を備え、
前記筐体には、当該筐体の内部と前記排気口とを連通させる通気口が形成されており、
前記二酸化塩素発生剤は、二酸化塩素原料が担持された担持材と、前記担持材を収容し通気性のあるシート材と、を備えている、消臭装置。
続きを表示（約 380 文字）【請求項２】
前記筐体は、
前記二酸化塩素発生剤を収容する収容空間を有し、前記収容空間に通じる開口部を有する本体部と、
前記開口部を閉じる蓋部と、
折り曲げ可能に形成され、前記蓋部と前記本体部とを連結するヒンジ部と、
を備え、
前記本体部において、前記排気口と対向する面に、前記通気口が形成されている、請求項１に記載の消臭装置。
【請求項３】
前記蓋部は、
前記開口部を塞ぐ蓋本体と、
前記蓋本体に設けられ、当該蓋本体が前記本体部の開口部を塞いだときに、前記本体部の開口部の内壁面に接する突部と、
を備え、
前記突部において少なくとも前記ヒンジ部側に配置されている部分が、他の部分よりも前記蓋本体からの突出長さが長く形成されている、請求項２に記載の消臭装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、消臭装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、自動車のエアコンの排気口に設けられたルーバーに取り付けられる消臭装置が開示されている。この消臭装置では、ゲル化された二酸化塩素に対し、紫外線照射ランプから紫外線を照射し、二酸化塩素を気化させて揮散させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００３－３１０７２７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記の装置では二酸化塩素を気化させるための紫外線照射ランプが必要であり、装置が大型化するという問題がある。本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、二酸化塩素により消臭を行う消臭装置であって、小型化が可能な消臭装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
項１．自動車のエアコンの排気口と対向するように配置可能な筐体と、
前記筐体に収容される、二酸化塩素発生剤と、
を備え、
前記筐体には、当該筐体の内部と前記排気口とを連通させる通気口が形成されており、
前記二酸化塩素発生剤は、二酸化塩素原料が担持された担持材と、前記担持材を収容し通気性のあるシート材と、を備えている、消臭装置。
【０００６】
項２．前記筐体は、
前記二酸化塩素発生剤を収容する収容空間を有し、前記収容空間に通じる開口部を有する本体部と、
前記開口部を閉じる蓋部と、
折り曲げ可能に形成され、前記蓋部と前記本体部とを連結するヒンジ部と、
を備え、
前記本体部において、前記排気口と対向する面に、前記通気口が形成されている、項１に記載の消臭装置。
【０００７】
項３．前記蓋部は、
前記開口部を塞ぐ蓋本体と、
前記蓋本体に設けられ、当該蓋本体が前記本体部の開口部を塞いだときに、前記本体部の開口部の内壁面に接する突部と、
を備え、
前記突部において少なくとも前記ヒンジ部側に配置されている部分が、他の部分よりも前記蓋本体からの突出長さが長く形成されている、項２に記載の消臭装置。
【発明の効果】
【０００８】
本発明に係る消臭装置によれば、二酸化塩素により消臭を行いつつ、小型化を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の消臭装置の一実施形態を前方から見た斜視図である。
図１の消臭装置を後方から見た斜視図である。
図１の消臭装置において蓋部を開いた状態を示す斜視図である。
二酸化塩素発生剤の平面図である。
消臭装置の使用方法を示す断面図である。
消臭装置の使用方法を示す断面図である。
消臭装置の使用方法を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明に係る消臭装置の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図１は消臭装置を前方から見た斜視図、図２は消臭装置を後方から見た斜視図、図３は蓋部を開いた状態を示す消臭装置の斜視図である。なお、以下では、説明の便宜上、各図の図面内での方向を基準に説明することがあるが、本発明はこの方向の規定により限定されるものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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