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公開番号
2025077553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189831
出願日
2023-11-07
発明の名称
ルーフキャリア
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60R
9/045 20060101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約
【課題】荷物を載せないときでも車両の走行時の空力特性を低下させたり、車両の見栄えを悪化させたりしないルーフキャリアを提供する。
【解決手段】車両のルーフの上方に取付けられるルーフキャリアであって、前記ルーフの上面に沿って配置される台座状のベース部と、前記ベース部の外周部の少なくとも一部に配置され、上方に向かって延びる壁部とを備え、前記壁部の下部は、回動自在または着脱自在に前記ベース部に取付けられており、前記ベース部は、前記車両の上方に開口する凹部を備え、前記凹部は、回動されることで前記ベース部に沿うように倒された前記壁部の少なくとも一部、または前記ベース部から取り外されて前記ベース部に沿うように倒された前記壁部の少なくとも一部を収納できる深さを有する、ルーフキャリア。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のルーフの上方に取付けられるルーフキャリアであって、
前記ルーフの上面に沿って配置される台座状のベース部と、
前記ベース部の外周部の少なくとも一部に配置され、上方に向かって延びる壁部とを備え、
前記壁部の下部は、回動自在または着脱自在に前記ベース部に取付けられており、
前記ベース部は、前記車両の上方に開口する凹部を備え、
前記凹部は、回動されることで前記ベース部に沿うように倒された前記壁部の少なくとも一部、または前記ベース部から取り外されて前記ベース部に沿うように倒された前記壁部の少なくとも一部を収納できる深さを有する、
ルーフキャリア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のルーフの上方に配置されるように車両に取付けられるルーフキャリアに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ルーフの上に配置される箱型のルーフキャリア装置を開示する。ルーフキャリア装置は、平板状の床板と、床板の周囲を囲む枠部材とを備える。このキャリア装置によって、ルーフ上に荷物を搭載できるため、立体形状のかさばる荷物などを車両によって運搬できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-24454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
箱型のルーフキャリア装置は、所定の剛性を有する重量物であるため、ルーフから容易に取り外すことができない。そのため、ルーフ上に荷物を搭載しない場合であっても、ルーフキャリア装置はルーフ上に取付けられたままの状態であることが多い。ルーフ上に荷物を搭載しない場合、ルーフ上に取付けられたままのルーフキャリア装置は、かさばる荷物を運搬できるというメリットを発揮できず、車両の走行時の空力特性を低下させたり、車両の見栄えを悪化させたりするデメリットを生じる装置となってしまう。
【0005】
本発明の目的の一つは、荷物を載せないときでも車両の走行時の空力特性を低下させたり、車両の見栄えを悪化させたりしないルーフキャリアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係るルーフキャリアは、
車両のルーフの上方に取付けられるルーフキャリアであって、
前記ルーフの上面に沿って配置される台座状のベース部と、
前記ベース部の外周部の少なくとも一部に配置され、上方に向かって延びる壁部とを備え、
前記壁部の下部は、回動自在または着脱自在に前記ベース部に取付けられており、
前記ベース部は、前記車両の上方に開口する凹部を備え、
前記凹部は、回動されることで前記ベース部に沿うように倒された前記壁部の少なくとも一部、または前記ベース部から取り外されて前記ベース部に沿うように倒された前記壁部の少なくとも一部を収納できる深さを有する。
【発明の効果】
【0007】
上記ルーフキャリアでは、ベース部の凹部に荷物が配置されるため、ルーフキャリアから荷物が飛び出しにくい。また、壁部によって荷物の飛び出しが抑制されるため、ルーフキャリアから荷物が落下しにくい。車両の停車時にはルーフキャリアの上に人が乗ることができる。その際、壁部は人の落下を防止する柵として機能する。また、上記ルーフキャリアでは、壁部を回転または取り外してベース部の凹部に収納することで、ルーフキャリアに荷物を載せないときでもルーフキャリアによる空力特性の低下および見栄えの悪化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係るルーフキャリアを備える車両の概略図である。
図2は、実施形態1に係るルーフキャリアの概略斜視図である。
図3は、図2のIII-III断面矢視図である。
図4は、図2に示す壁部を凹部に収納したルーフキャリアの概略斜視図である。
図5は、変形例1に示すルーフキャリアのベース部の縦断面図である。
図6は、変形例2に示すルーフキャリアのベース部の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係るルーフキャリアの実施形態の一例を図面に基づいて説明する。各図面が示す部材の大きさは、説明を明確にする目的で表現されており、必ずしも実際の寸法を表すものではない。図中の「UP」は車両の上方、「LWR」は下方、「FR」は前方、「RR」は後方、「RH」は右方、「LH」は左方を示す。以下の説明の「上」、「下」、「前」、「後」、「右」、および「左」のそれぞれは、車両の「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右方」、および「左方」のそれぞれに対応している。なお、本発明は以下の例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0010】
<実施形態1>
≪全体構成≫
図1に示されるように、ルーフキャリア1は車両100のルーフ110上に配置される。本例の車両100はミニバンである。車両100の形態は特に限定されず、ワゴンでも良いし、セダンでも良いし、ハッチバックでも良い。ルーフキャリア1は、その上に荷物を載置することに利用される。車両100の停車時であれば、ルーフキャリア1の上に人などが乗っても良い。ルーフキャリア1は、ルーフ110に沿ってルーフ110上に取付けられる台座状のベース部2と、ベース部2の外周部の少なくとも一部に配置された壁部3と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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