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公開番号2025079151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191640
出願日2023-11-09
発明の名称ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電線からコネクタに伝達される振動を抑制することができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスWHは、電線Wと、電線Wの端末に設けられるコネクタ1と、を備え、電線Wは、コネクタ1の嵌合方向Zに沿って延在する第1部分W11と、第1部分W11と交差する第2部分W12と、第1部分W11と第2部分W12とを接続する屈曲部分W13と、を有し、屈曲部分W13は、少なくとも屈曲内側部W13aにおける絶縁被覆W2に、凹状に形成された第1凹部5を有する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
導電性を有する線状の導体部と、前記導体部の外側を覆う絶縁性を有する絶縁被覆と、を含んで構成される電線と、
前記電線の端末に設けられるコネクタと、を備え、
前記電線は、前記コネクタの嵌合方向に沿って延在する第1部分と、前記第1部分と交差する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続する屈曲部分と、を有し、
前記屈曲部分は、少なくとも屈曲内側部における前記絶縁被覆に、凹状に形成された第1凹部を有する、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記第1凹部は、前記絶縁被覆の被覆厚に対して1/2以下の深さを有した溝形状に形成される、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記第1凹部は、前記屈曲部分の全周に渡って設けられる、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第1凹部は、前記絶縁被覆の径方向内方に向けて縮径する絞り形状に形成される、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記第2部分は、当該第2部分における前記絶縁被覆に、凹状に形成された第2凹部を有する、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスに関する技術として、例えば、特許文献1には、導電性を有する線状の導体部と、当該導体部の外側を覆う絶縁性を有する絶縁被覆と、を含んで構成される電線と、電線の端末に設けられるコネクタと、を備えたワイヤハーネスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-100103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスでは、例えば、電線からコネクタに伝達される振動抑制の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、電線からコネクタに伝達される振動を抑制することができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する線状の導体部と、前記導体部の外側を覆う絶縁性を有する絶縁被覆と、を含んで構成される電線と、前記電線の端末に設けられるコネクタと、を備え、前記電線は、前記コネクタの嵌合方向に沿って延在する第1部分と、前記第1部分と交差する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続する屈曲部分と、を有し、前記屈曲部分は、少なくとも屈曲内側部における前記絶縁被覆に、凹状に形成された第1凹部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスでは、電線の屈曲部分は、少なくとも屈曲内側部における絶縁被覆に、凹状に形成された第1凹部を有する。この構成により、ワイヤハーネスは、例えば、第1凹部によって屈曲部分が屈曲しやすくなり、ひいては電線の反力を低減することができる。この結果、ワイヤハーネスは、電線からコネクタに伝達される振動を抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスに適用されるコネクタの例示的な分解斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスに適用される電線の例示的な平面図である。
図3は、図2の電線の例示的な断面図である。
図4は、図3の電線における屈曲部分の近傍の拡大図である。
図5は、実施形態に係るワイヤハーネスに適用される電線の例示的な斜視図である。
図6は、第1変形例に係るワイヤハーネスに適用される電線の屈曲部分の近傍の例示的な平面図である。
図7は、図6の電線の例示的な断面図である。
図8は、第2変形例に係るワイヤハーネスに適用される電線の例示的な平面図であって、屈曲部分が屈曲する前の状態を示した図である。
図9は、図8の電線の例示的な断面図である。
図10は、第2変形例に係るワイヤハーネスに適用される電線の例示的な平面図であって、屈曲部分が屈曲した後の状態を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態および変形例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態および変形例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態および変形例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
また、以下に開示される実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれる。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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