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公開番号
2025079257
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191841
出願日
2023-11-09
発明の名称
端子装置
出願人
富士通クライアントコンピューティング株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01R
24/60 20110101AFI20250514BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】レセプタクルに規格の異なるプラグ等が挿入されることに起因する短絡の発生を抑制できる端子装置を提供する。
【解決手段】実施形態の端子装置は、ソケットと、ピン部材と、中間部材と、を備える。ソケットには、プラグを挿入可能な開口が設けられる。ピン部材は、ソケットの内部に設けられる。中間部材は、プラグ挿入方向に延在し、一部がソケットの内部に固定され、ピン部材から離間しピン部材と接触可能に配設される。中間部材は、プラグがソケットに挿入されるプラグ挿入深さに応じてピン部材とプラグとの電気的接続を確立させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プラグを挿入可能な開口が設けられたソケットと、
前記ソケットの内部に設けられたピン部材と、
プラグ挿入方向に延在し、一部が前記ソケットの内部に固定され、前記ピン部材から離間し前記ピン部材と接触可能に配設される中間部材と、
を備え、
前記中間部材は、前記プラグが前記ソケットに挿入されるプラグ挿入深さに応じて前記ピン部材と前記プラグとの電気的接続を確立させる、
端子装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記ピン部材は第1接点部を有し、
前記中間部材は、
前記プラグ挿入方向における一方の端部に設けられる第2接点部と、前記プラグ挿入方向における他方の端部に設けられる第3接点部と、
を有し、
前記プラグが前記ソケットに挿入される際、
前記中間部材は、前記第2接点部において前記プラグと接触し、
前記第3接点部において前記プラグ挿入深さに応じて前記第1接点部と接触する、
請求項1に記載の端子装置。
【請求項3】
前記第3接点部は、前記ピン部材に向かう凸形状である、請求項2に記載の端子装置。
【請求項4】
前記第2接点部は、前記ソケットに挿入されている前記プラグに向かう凸形状である、請求項3に記載の端子装置。
【請求項5】
前記中間部材は、前記第2接点部と前記第3接点部との間に設けられる固定部を有し、
前記ソケットは、前記固定部が固定されるベースを有し、
前記中間部材は、弾性体であり、
前記中間部材は、前記ベースを支点として回転可能である、
請求項4に記載の端子装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ等の電子機器において、外部機器と接続するためのコネクタが設けられることがある。電子機器に外部機器を接続するためのシリアルバス規格は、ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus:USB)が主に普及しているが、その種類は多岐にわたっている。接続端子及びコネクタの形状は、USB規格の種類によって異なる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-136221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
USB規格の接続端子内では、電源用のピンと信号用のピンが並んで配設されている。また、接続端子は、カバー等で覆われずに、むき出しの状態で電子機器に配設されることが多い。このため、レセプタクルに規格の異なるプラグが挿入されたり、プラグ以外の部材がレセプタクルに誤挿入されることで、プラグの端子とレセプタクルの端子とが短絡する虞がある。
【0005】
本発明の一実施形態に係る目的は、レセプタクルに規格の異なるプラグ等が挿入されることに起因する短絡の発生を抑制できる端子装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様に係る端子装置は、ソケットと、ピン部材と、中間部材と、を備える。ソケットには、プラグを挿入可能な開口が設けられる。ピン部材は、ソケットの内部に設けられる。中間部材は、プラグ挿入方向に延在し、一部がソケットの内部に固定され、ピン部材から離間しピン部材と接触可能に配設される。中間部材は、プラグがソケットに挿入されるプラグ挿入深さに応じてピン部材とプラグとの電気的接続を確立させる。
【0007】
前記端子装置では、ピン部材は第1接点部を有する。中間部材は、プラグ挿入方向における一方の端部に設けられる第2接点部と、プラグ挿入方向における他方の端部に設けられる第3接点部と、を有する。プラグがソケットに挿入される際、中間部材は、第2接点部においてプラグと接触し、第3接点部においてプラグ挿入深さに応じて第1接点部と接触する。
【0008】
前記端子装置では、第3接点部は、ピン部材に向かう凸形状である。
【0009】
前記端子装置では、第2接点部は、ソケットに挿入されているプラグに向かう凸形状である。
【0010】
前記端子装置では、中間部材は、第2接点部と第3接点部との間に設けられる固定部を有する。ソケットは、固定部が固定されるベースを有する。中間部材は、弾性体である。中間部材は、ベースを支点として回転可能である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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