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公開番号
2025080072
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193074
出願日
2023-11-13
発明の名称
車両用シート
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/879 20180101AFI20250516BHJP(車両一般)
要約
【課題】電子機器を内蔵したヘッドレストを備えた車両用シートであって、車体への組付け作業を容易にし得る車両用シートを提供する。
【解決手段】電子機器を内蔵したヘッドレストRを備えた車両用シートSであって、ヘッドレストRが、シートバックBの取付穴1に着脱可能なピラー2と、電子機器からピラー2の内部を経てシートバックBの内部に至るハーネスHとを備え、シートバックBから取り外したヘッドレストRを同シートバックBの所定の高さに保持する保持機構4Aを備えた構成とし、ハーネスHを接続したままで、シートバックBから取り外したヘッドレストRを良好に保持し、車体への組付け作業を容易にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電子機器を内蔵したヘッドレストを備えた車両用シートであって、
前記ヘッドレストが、シートバックの上部の取付穴に着脱可能なピラーと、前記電子機器から前記ピラーの内部を経て前記シートバックの内部に至るハーネスとを備え、
前記シートバックから取り外した前記ヘッドレストを同シートバックの所定の高さに保持する保持機構を備えたことを特徴とする車両用シート。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
少なくとも前記シートバックを包む保護シートを備え、
前記保持機構が、前記保護シートに一体化され且つ前記ヘッドレストを収容する保持ポケットであることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記保持機構が、可撓性を有し且つ前記ピラーの内部から前記取付穴の内部に至る長尺状の保持部材を備えており、
前記保持部材が、
上端部に、前記ピラーの下端部に設けた係合部により下方向の移動が規制される上側係止部を有すると共に、
下端部に、前記取付穴の下端部に設けた係合部により上方向の移動が規制される下側係止部を有し、
且つ取付穴の前記係合部に前記下側係止部を係止した状態において前記上側係止部が前記取付穴の外部に延出する長さを有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記保持部材が、前記ハーネスの長さよりも短い長さであることを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記保持部材が、前記ハーネスの中間を保持する保持部を有していることを特徴とする請求項4に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器を内蔵したヘッドレストを備えた車両用シートに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、上記したような車両用シートは、例えば、特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に記載の車両用シートは、ヘッドレストに電子機器を内蔵すると共に、電子機器に接続したハーネスをシートバックの内部に配置した構成を有する。
【0003】
ところで、車両の組立ラインにおいて、車体に車両用シートを搭載する工程では、車種によってはヘッドレストが車体への円滑な搬入の妨げになる場合がある。この場合、従来においては、シートバックからヘッドレストを取り外し、座面上に載置した状態にして車体に搬入し、その後、シートバックにヘッドレスト装着するようにしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-125188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された車両用シートのように、電子機器を内蔵したヘッドレストを備えたものである場合、ヘッドレストを取り外す際に、ハーネスも外す必要がある。このため、従来の車両用シートでは、車体に搬入した後、車体への固定、ヘッドレストの取り付け、及びハーネスの接続を行うことから、車体への組付け作業が煩雑であるという問題点があり、このような問題点を解決することが課題であった。
【0006】
本発明は、上記従来の課題に着目して成されたもので、電子機器を内蔵したヘッドレストを備えた車両用シートにおいて、ハーネスを接続したままでシートバックから外したヘッドレストを良好に保持することができ、車体への組付け作業を容易にし得る車両用シートを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係わる車両用シートは、電子機器を内蔵したヘッドレストを備える。この車両用シートは、ヘッドレストが、シートバックの上部の取付穴に着脱可能なピラーと、電子機器からピラーの内部を経てシートバックの内部に至るハーネスとを備え、シートバックから取り外したヘッドレストを同シートバックの所定の高さに保持する保持機構を備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係わる車両用シートは、電子機器を内蔵したヘッドレストを備えた車両用シートにおいて、ハーネスを接続したままで、同ハーネスに加わる負荷を軽減しつつ、シートバックから外したヘッドレストを良好に保持することができ、その後に行われる車体への組付け作業を容易にし得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係わる車両用シートの第1実施形態を示す斜視図である。
本発明に係わる車両用シートの第2実施形態を示す斜視図である。
シートバックからヘッドレストを外した状態を示す要部の断面図(A)、及びシートバックにヘッドレストを装着する状態を示す要部の断面図(B)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
図1に示す車両用シートSは、シートバックBの上部に、電子機器を内蔵したヘッドレストRを着脱可能に備えている。電子機器は、図示を省略したが、例えば、スピーカやモニターなどの各種機器であり、とくに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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