TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025080809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194092
出願日2023-11-15
発明の名称自転車錠装置
出願人株式会社ニッコー
代理人個人,個人
主分類B62H 5/16 20060101AFI20250520BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ケースの内側面との摺接によってガイドされる閂のスムーズな移動を妨げることなく、ケースの内側面と閂との衝突によって異音が発生するのを防止できる、自転車錠装置を提供する。
【解決手段】
自転車錠装置は、閂10と、ケース20と、押えバネ30とを具備する。閂10は、自転車の車輪と係合し、車輪の回転を阻止する。ケース20は、閂10と摺接する内側面を有し、閂10と車輪とが係合可能となる施錠状態と、閂10と車輪とが係合不可能となる開錠状態との間で、閂10の移動をガイドするように、閂10を収容する。押えバネ30は、閂10が開錠状態であるときに、閂10をケース20の内側面に押付けるように付勢する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自転車の車輪と係合し、前記車輪の回転を阻止する閂(10)と、
前記閂(10)と摺接する内側面を有し、前記閂(10)と前記車輪とが係合可能となる施錠状態と、前記閂(10)と前記車輪とが係合不可能となる開錠状態との間で、前記閂(10)の移動をガイドするように、前記閂(10)を収容するケース(20)と、
前記閂(10)が前記開錠状態であるときに、前記閂(10)を前記ケース(20)の前記内側面に押付けるように付勢する押えバネ(30)
とを具備する自転車錠装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記ケース(20)の前記内側面は、互いに平行ではない第1面(21A)、及び第2面(21B)を含み、前記押えバネ(30)は、前記第1面(21A)と前記第2面(21B)とに押付けるように前記閂(10)を付勢する、請求項1に記載の自転車錠装置。
【請求項3】
前記押えバネ(30)は、前記閂(10)が前記施錠状態であるとき、前記閂(10)を前記ケース(20)の前記内側面に押付けない位置に配設される、請求項1又は請求項2に記載の自転車錠装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車錠装置に関し、特に、車輪の回転を阻止するようにして自転車を施錠する、馬蹄錠等の自転車錠装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車輪の回転を阻止するようにして自転車を施錠する自転車錠装置として、特許文献1には、円弧形状の閂と、馬蹄形のケースと、キーシリンダと、摘みとを具備する自転車錠装置が記載されている。閂は、摘みと連結され、出入可能にケースに収納されており、摘みを摘まんで、車輪の回転を阻止する施錠位置まで閂を移動させ、キーシリンダによって閂を施錠位置に固定することによって、自転車は施錠される。また、鍵を使ってキーシリンダを解錠することによって、施錠位置での閂の固定が解除され、ケースに内蔵されているスプリングの弾性力によって、閂は、車輪の回転を阻止しない開錠位置まで移動され、自転車の施錠状態が解除される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-31881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の自転車錠装置において、施錠位置と開錠位置との間の閂の移動は、閂とケースの内側面との摺接によってガイドされる。従って、例えばスプリングの弾性力によって閂が施錠位置から開錠位置まで移動される際に、閂のスムーズな移動を妨げないように、ケースの内側面と閂との間には、適度の隙間を設けることが必要となる。その結果、凹凸のある道路を自転車が走行するような場合には、走行時の自転車の振動によって、閂がケースの内側面と衝突し、異音をたてることがある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ケースの内側面との摺接によってガイドされる閂のスムーズな移動を妨げることなく、ケースの内側面と閂との衝突によって異音が発生するのを防止できる自転車錠装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に開示する自転車錠装置は、閂(10)と、ケース(20)と、押えバネ(30)とを具備する。前記閂(10)は、自転車の車輪と係合し、前記車輪の回転を阻止する。前記ケース(20)は、前記閂(10)と摺接する内側面を有し、前記閂(10)と前記車輪とが係合可能となる施錠状態と、前記閂(10)と前記車輪とが係合不可能となる開錠状態との間で、前記閂(10)の移動をガイドするように、前記閂(10)を収容する。前記押えバネ(30)は、前記閂(10)が前記開錠状態であるときに、前記閂(10)を前記ケース(20)の前記内側面に押付けるように付勢する。
【0007】
本願に開示する自転車錠装置において、前記ケース(20)の前記内側面は、互いに平行ではない第1面(21A)、及び第2面(21B)を含み、前記押えバネ(30)は、前記第1面(21A)と前記第2面(21B)とに押付けるように前記閂(10)を付勢する。
【0008】
本願に開示する自転車錠装置において、前記押えバネ(30)は、前記閂(10)が前記施錠状態であるとき、前記閂(10)を前記ケース(20)の前記内側面に押付けない位置に配設される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の自転車錠装置によれば、ケースの内側面との摺接によってガイドされる閂のスムーズな移動を妨げることなく、ケースの内側面と閂との衝突によって異音が発生するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る自転車錠装置を示す分解斜視図である。
開錠状態であるときの図1の自転車錠装置の外観を示す平面図である。
(a)開錠状態であるときの図1の自転車錠装置のケース内部を示す平面図である。(b)図3(a)のA-A矢視断面図である。
施錠状態であるときの図1の自転車錠装置のケース内部を示す平面図である。
(a)実施形態の押えバネを示す第1斜視図である。(b)実施形態の押えバネを示す第2斜視図である。(c)実施形態の押えバネを示す正面図である。(d)実施形態の押えバネを示す左側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
走行装置
1日前
個人
電動走行車両
1日前
個人
乗り物
1か月前
個人
電動モビリティ
3か月前
個人
発音装置
3か月前
個人
閂式ハンドル錠
1日前
個人
折り畳み自転車
6か月前
個人
自転車用傘捕捉具
7か月前
個人
自由方向乗車自転車
3か月前
個人
体重掛けリフト台車
7か月前
個人
自転車用荷物台
7か月前
個人
キャンピングトライク
5か月前
個人
アタッチメント
7か月前
株式会社CPM
駐輪機
8か月前
個人
ステアリングの操向部材
5か月前
個人
フロントフットブレーキ。
8日前
株式会社豊田自動織機
産業車両
21日前
株式会社三五
リアサブフレーム
6か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
個人
ホイールハブ駆動構造
18日前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
8か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
個人
自転車の駐輪場システム
2か月前
株式会社カインズ
台車
6か月前
トヨタ自動車株式会社
パネル
21日前
株式会社クボタ
作業車
2か月前
株式会社GEAR
電動カート
28日前
コンビ株式会社
乳母車
2か月前
個人
走行車両等の粉塵飛散防止装置
1日前
株式会社オカムラ
搬送用什器
4か月前
続きを見る