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公開番号2025082138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195412
出願日2023-11-16
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250521BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】加圧アームにユーザが触れるのを抑制することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、開口を有する本体筐体と、開口を開閉する本体カバーと、本体筐体内に位置する定着装置80を備える。定着装置80は、開口を介して本体筐体の外に露出する。定着装置80は、シートを加熱する加熱部材(加熱ローラ81)と、加熱部材との間でシートを挟む加圧部材(加圧ローラ82)と、加熱部材と加圧部材の間に圧力をかける金属製の加圧アーム110と、加圧アーム110を押圧するカム130と、加圧アーム110に設けられるカムフォロア140および樹脂製のカバー150を有する。カム130は、加熱部材と加圧部材の間の圧力を変化させる。カムフォロア140は、カム130と接触可能である。カバー150は、加圧アーム110の一部を本体カバー側から覆う。カバー150は、カムフォロア140と係合する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
開口を有する本体筐体と、
前記開口を開閉する本体カバーと、
前記本体筐体内に位置し、前記開口を介して前記本体筐体の外に露出する定着装置と、を備え、
前記定着装置は、
シートを加熱する加熱部材と、
前記加熱部材との間でシートを挟む加圧部材と、
前記加熱部材と前記加圧部材の間に圧力をかけるための金属製の加圧アームと、
前記加圧アームを押圧するカムであって、前記加熱部材と前記加圧部材の間の圧力を変化させるカムと、
前記加圧アームに設けられ、前記カムと接触可能なカムフォロアと、
前記加圧アームに設けられ、前記加圧アームの一部を前記本体カバー側から覆う樹脂製のカバーであって、前記カムフォロアと係合するカバーと、を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記カムフォロアと前記カバーは、異なる樹脂材料からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記カムフォロアと前記カムは、同じ樹脂材料からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記加圧アームは、前記カムに向けて延びる延出部を有し、
前記カムフォロアは、前記延出部を前記カム側から覆うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記カムフォロアは、第1係合部を有し、
前記カバーは、
前記第1係合部と係合する第2係合部であって、前記カムフォロアが前記延出部に対して前記カム側に移動するのを抑制する第2係合部を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1係合部は、前記延出部の延出方向と交差する方向に突出する凸部であり、
前記第2係合部は、前記凸部が入る凹部であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記カバーは、第3係合部を有し、
前記加圧アームは、
前記第3係合部と係合する第4係合部であって、前記カバーが前記加圧アームに対して前記本体カバー側に移動するのを抑制する第4係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第3係合部は、孔または凹部であり、
前記第4係合部は、前記孔または前記凹部に入る凸部であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記加圧アームは、前記本体カバー側の端面に、屈曲面を有し、
前記カバーは、前記屈曲面に係合する係合面を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定着装置として、加熱ローラと、加圧ローラと、加圧ローラを加熱ローラに向けて加圧する金属製の加圧アームと、加圧アームの一端に設けられるカムフォロアと、カムフォロアを押圧することで加熱ローラと加圧ローラの間の圧力を変化させるカムと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。カムフォロアは、加圧アームの一端が入る穴を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-106028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、カムフォロアの穴に加圧アームの一端が差し込まれているだけなので、カムフォロアに強い力が加わった場合に、カムフォロアが加圧アームから外れるおそれがある。また、カムフォロアは、カムの摩耗を抑制するための部材であり、カムと接触する面と加圧アームの一端を挿し込み可能な孔を有する程度の大きさであれば十分であるので、加圧アームを覆う範囲が小さい。そのため、定着装置で詰まったシートを取り除くジャム処理などを行う場合などにおいて、ユーザが定着装置に手を近づけると、加圧アームにユーザの手が触れる可能性がある。
【0005】
そこで、本開示は、金属製の加圧アームにユーザが触れるのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本開示の画像形成装置は、本体筐体と、本体カバーと、定着装置と、を備える。
本体筐体は、開口を有する。
本体カバーは、開口を開閉する。
定着装置は、本体筐体内に位置する。定着装置は、開口を介して本体筐体の外に露出する。定着装置は、加熱部材と、加圧部材と、加圧アームと、カムと、カムフォロアと、樹脂製のカバーと、を有する。
加熱部材は、シートを加熱する。
加圧部材は、加熱部材との間でシートを挟む。
加圧アームは、加熱部材と加圧部材の間に圧力をかけるための金属製の部材である。
カムは、加圧アームを押圧する部材である。カムは、加熱部材と加圧部材の間の圧力を変化させる。
カムフォロアは、加圧アームに設けられる。カムフォロアは、カムと接触可能である。
カバーは、加圧アームに設けられる。カバーは、加圧アームの一部を本体カバー側から覆う。カバーは、カムフォロアと係合する。
【0007】
カバーが加圧アームの一部を本体カバー側から覆う構成とすることで、ユーザが開口から本体筐体内に手を入れ、ユーザの手が加圧アームに近づいた場合であっても、カバーによって金属製の加圧アームにユーザの手が触れるのを抑制できる。また、カバーがカムフォロアと係合するので、カムフォロアが加圧アームから外れるのを抑制できる。
【0008】
また、カムフォロアとカバーは、異なる樹脂材料からなっていてもよい。
【0009】
カムフォロアとカバーが異なる樹脂材料からなる構成とすることで、例えば、カムフォロアの材料を耐久性および耐熱性の高い第1樹脂材料とし、カバーの材料を、耐熱性が高く、かつ、第1樹脂材料よりもコストが低い第2樹脂材料とすることができる。
【0010】
また、カムフォロアとカムは、同じ樹脂材料からなっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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