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公開番号2025086264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023200204
出願日2023-11-27
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人ものレボ株式会社
代理人個人,個人
主分類G05B 19/418 20060101AFI20250530BHJP(制御;調整)
要約【課題】所定製品の生産についてのより正確なアウトプットが得られる仕組みを提供すること。
【解決手段】入力情報取得部51は、所定製品の図面を含む入力情報を例えばメーカ端末2から取得する。工程表生成部52は、入力情報を用いる所定アルゴリズムにより、所定製品を生産するための1以上の加工工程毎の段取時間及び加工時間を含む計画を作成し、当該1以上の加工工程毎の計画をそれぞれ示す工程表を生成する。見積作成部53は、工程表に基づいて、1以上の加工工程により所定製品が生産される際の見積を作成する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項１】
所定製品の生産に係る見積を作成する情報処理装置において、
前記所定製品の図面を含む入力情報を取得する入力情報取得手段と、
前記入力情報を用いる所定アルゴリズムにより、前記所定製品を生産するための１以上の加工工程毎の段取時間及び加工時間を含む計画を作成し、当該１以上の加工工程毎の計画をそれぞれ示す工程表を生成する工程表生成手段と、
前記工程表に基づいて、前記１以上の加工工程により前記所定製品が生産される際の前記見積を作成する見積作成手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示（約 920 文字）【請求項２】
前記工程表に基づく変数を用いて、前記１以上の加工工程毎に、設備、スケジュール、及び人員に関する計画を、工程計画として立案する工程計画立案手段
をさらに備える請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記所定アルゴリズムは、過去の複数の製品の生産の夫々に係る複数の見積の中から、前記所定製品と同品の見積又は前記図面の類似図面の見積の検索をし、その検索の結果に基づいて、前記工程表を生成するアルゴリズムである、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記所定アルゴリズムは、所定の機械学習の結果得られるモデルであって、前記入力情報の少なくとも一部を入力すると所定出力をするモデルを用いるアルゴリズムである、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
所定製品の生産に係る見積を作成する情報処理装置が実行する情報処理方法において、
前記所定製品の図面を含む入力情報を取得する入力情報取得ステップと、
前記入力情報を用いる所定アルゴリズムにより、前記所定製品を生産するための１以上の加工工程毎の段取時間及び加工時間を含む計画を作成し、当該１以上の加工工程毎の計画をそれぞれ示す工程表を生成する工程表生成ステップと、
前記工程表に基づいて、前記１以上の加工工程により前記所定製品が生産される際の前記見積を作成する見積作成ステップと、
を含む情報処理方法。
【請求項６】
所定製品の生産に係る見積を作成するコンピュータに、
前記所定製品の図面を含む入力情報を取得する入力情報取得ステップと、
前記入力情報を用いる所定アルゴリズムにより、前記所定製品を生産するための１以上の加工工程毎の段取時間及び加工時間を含む計画を作成し、当該１以上の加工工程毎の計画をそれぞれ示す工程表を生成する工程表生成ステップと、
前記工程表に基づいて、前記１以上の加工工程により前記所定製品が生産される際の前記見積を作成する見積作成ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
所定の製品の図面等をもとに加工方法を熟知した技術者が加工要素等を読み取り、その後、様々な計算を行って見積等のアウトプットを作成することに関しては、下記特許文献１に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平９－２３１２６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１を含む従来技術を適用しても、所定製品の生産についてのより正確なアウトプットを得ることが困難であるという状況にある。
【０００５】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、所定製品の生産についてのより正確なアウトプットが得られる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
所定製品の生産に係る見積を作成する情報処理装置において、
前記所定製品の図面を含む入力情報を取得する入力情報取得手段と、
前記入力情報を用いる所定アルゴリズムにより、前記所定製品を生産するための１以上の加工工程毎の段取時間及び加工時間を含む計画を作成し、当該１以上の加工工程毎の計画をそれぞれ示す工程表を生成する工程表生成手段と、
前記工程表に基づいて、前記１以上の加工工程により前記所定製品が生産される際の前記見積を作成する見積作成手段と、
を備える。
【０００７】
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムの夫々は、本発明の一態様の情報処理装置に対応する方法及びプログラムの夫々である。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、より正確なアウトプットが得られる仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムにより実現可能となるワークフローの概要を示す図である。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図２に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図２の情報処理システムを構成する図３のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
ワークフローにおける工程設計業務の流れを説明するためのフローチャートである。
ワークフローにおける製造業務のうち工程計画の目的及び手段に関する説明図である。
ワークフローにおける製造業務のうち、工程計画の作成におけるステップと各ステップでインプットする変数の対応関係を示す図である。
ワークフローにおける製造業務のうち、工程計画の作成におけるステップと各ステップでインプットする変数の対応関係を示す図である。
ワークフローにおける製造業務のうち、工程計画の作成におけるステップと各ステップでインプットする変数の対応関係を示す図である。
図１のワークフローにおける入力情報の具体例として、見積又は受注を登録するユーザインターフェースの一例を示す図である。
図１のワークフローにおける入力情報の具体例として、製造工程の設計を行うにあたり基本情報を入力するためのユーザインターフェースの一例を示す図である。
図１のワークフローにおける入力情報の具体例として、見積に必要な図面又は受注品の図面の一例を示す図である。
類似する過去の実績がマッチングスコアと共に表示された状態のユーザインターフェースの一例を示す図である。
図面の類似に関する一例を示す図である。
図１２の図面に基づき生成された工程表について、過去実績を呼び出した後に情報を編集する場合等におけるユーザインターフェースの一例を示す図である。
図１２の図面に基づき生成され、図１５の編集をした結果得られる工程表の一例を示す図である。
図１６の工程表に基づいて生成された見積の一例を示す図である。
図１６の工程表に基づいて生成される工程計画についてのユーザインターフェースの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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