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公開番号
2025089569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2025058094
出願日
2025-03-31
発明の名称
液体皮膚洗浄剤組成物
出願人
ライオン株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
A61K
8/46 20060101AFI20250605BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】泡質及び泡もち等の泡性能に優れるとともに、洗浄後の保湿実感及び皮膚のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】
(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)両性界面活性剤と、(C)ノニオン界面活性剤と、(D)グルコース及びフルクトースからなる群から選択される少なくともいずれか1つと、を含有することを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、
(B)両性界面活性剤と、
(C)ノニオン界面活性剤と、
(D)グルコース及びフルクトースからなる群から選択される少なくともいずれか1つと、を含有することを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記(A)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、6質量%以上10質量%以下であり、
前記(B)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、1質量%以上5質量%以下であり、
前記(C)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、1質量%以上5質量%以下であり、
前記(D)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、0.2質量%以上3質量%以下である、請求項1に記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
【請求項3】
前記(C)成分は、脂肪酸由来の炭素鎖長が14以上18以下であり、かつエチレンオキサイド平均付加モル数が4以上8以下であるポリオキシエチレンオリーブ油エステルである、請求項1又は2に記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体皮膚洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ボディソープやハンドソープ等の液体皮膚洗浄剤組成物には、より優れた泡性能(泡質及び泡もち等)が求められている。
【0003】
液体皮膚洗浄剤組成物の泡性能を向上させる一手段として、例えば、起泡性、洗浄後の保湿性、タオルドライ後の肌のすべすべ感、及び肌のつや改善実感を良好とする目的で、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、両性界面活性剤と、カチオン性ポリマーと、脂肪酸ソルビタンエステルと、ポリオキシエチレンアルキルエーテルとを含有する皮膚洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
一方、地域等によっても液体皮膚洗浄剤組成物に対する要望は様々であり、当該要望に対応し得る多様な液体皮膚洗浄剤組成物の開発も求められている。例えば、低粘度の液体皮膚洗浄剤組成物においては、泡の排液速度が速くなることで泡質及び泡の安定性を保つことが困難となる場合があった。
【0005】
したがって、泡質及び泡もち等の泡性能に優れるとともに、液体皮膚洗浄剤組成物に一般的に求められる性能である、洗浄後の保湿実感及び皮膚のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物は、未だ提供されておらず、その速やかな開発が強く望まれているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-138916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の一態様は、泡質及び泡もち等の泡性能に優れるとともに、洗浄後の保湿実感及び皮膚のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る液体皮膚洗浄剤組成物は、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)両性界面活性剤と、(C)ノニオン界面活性剤と、(D)グルコース及びフルクトースからなる群から選択される少なくともいずれか1つと、を含有する。
【0009】
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。
<1>
(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、
(B)両性界面活性剤と、
(C)ノニオン界面活性剤と、
(D)グルコース及びフルクトースからなる群から選択される少なくともいずれか1つと、を含有することを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
<2>
前記(A)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、6質量%以上10質量%以下であり、
前記(B)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、1質量%以上5質量%以下であり、
前記(C)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、1質量%以上5質量%以下であり、
前記(D)成分の含有量は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、0.2質量%以上3質量%以下である、<1>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<3>
前記(C)成分は、脂肪酸由来の炭素鎖長が14以上18以下であり、かつエチレンオキサイド平均付加モル数が4以上8以下であるポリオキシエチレンオリーブ油エステルである、<1>又は<2>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によると、泡質及び泡もち等の泡性能に優れるとともに、洗浄後の保湿実感及び皮膚のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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