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公開番号
2025091464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206626
出願日
2023-12-07
発明の名称
インクジェット記録装置及びインク撹拌方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
,
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250612BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ワックス成分を含むインクを均一化することができるインクジェット記録装置及びインク撹拌方法を提供する。
【解決手段】インクジェット記録装置は、ワックス成分を含むインクが貯留されるインクタンク241Bと、インクを吐出する複数のノズルを有するインクジェットヘッド242と、を備える。インクタンク241Bは、インクを撹拌する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ワックス成分を含むインクが貯留されるインクタンクと、
前記インクを吐出する複数のノズルを有するインクジェットヘッドと、を備え、
前記インクタンクは、前記インクを撹拌する
インクジェット記録装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記インクタンクは、前記インクが流入することで内部の前記インクを撹拌する中空の円柱状に形成されている
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記インクは、融点が異なる2種類以上のワックス成分を含む
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記インクタンクに前記インクを供給する流路と、
前記インクを前記インクタンクに送るポンプと、を備える
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記流路から前記インクタンクへ流入する前記インクの流入方向は、前記インクタンクの側周面に対して接線方向である
請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記インクの液面流速は、3.8×10
-3
m/sec以上である
請求項5に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記インクタンクは、複数設けられており、
前記複数のインクタンクは、循環流路を介して連通しており、インクを循環させる
請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記インクタンクは、複数設けられており、
前記複数のインクタンクと前記インクジェットヘッドは、インク流路を介して連通しており、インクを循環させる
請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記インクタンクの内部における中央部に配置された障害物を備える
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
前記インクタンクは、インク供給流路を介して前記インクジェットヘッドに前記インクを供給する
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクを記録媒体に吐出して画像形成を行うインクジェット記録装置及びインク撹拌方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のノズルが設けられたインクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置は、複数のノズルから用紙等の記録材に向けてインクを吐出させて、記録材に画像を記録する。そして、インクジェット記録装置は、インクを貯留するインクタンクを備えている。
【0003】
特許文献1には、インクタンク内の顔料インクを攪拌するインクジェットプリンタが開示されている。特許文献1に開示されたインクジェットプリンタは、比重が十分に重くてインクに侵されない球体をインクタンクの内部に配置する。印刷動作時にインクジェットヘッドが移動すると、インクタンクの内部の球体が転動する。その結果、インクタンクの底面付近によどんでいるインク成分は、球体により攪拌される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-111899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたインクジェットプリンタは、攪拌によって、顔料インクに含まれる顔料粒子の沈降を抑制するのに有効である。これに対して、紫外線硬化型のインクにおいては、顔料粒子のような沈降成分がない場合、インクタンクにおけるインクの攪拌は不要と考えられた。しかし、紫外線硬化型インクにおいて、インクの温度変化の際、インク中に含まれるワックス成分が分離することが判明した。その結果、インクの濃度ムラが生じ、インク成分が不均一となることにより、画質低下の問題が生じた。
【0006】
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、ワックス成分を含むインクを均一化することができるインクジェット記録装置及びインク撹拌方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映したインクジェット記録装置は、ワックス成分を含むインクが貯留されるインクタンクと、インクを吐出する複数のノズルを有するインクジェットヘッドと、を備える。インクタンクは、インクを撹拌する。
【0008】
また、本発明の一側面を反映したインク撹拌方法は、上記本発明のインクジェット記録装置において、ワックス成分を含むインクを加熱する加熱工程と、加熱工程において加熱されたインクを撹拌する撹拌工程とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ワックス成分を含むインクを撹拌して、ワックス成分を含むインクを均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成図である。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置におけるインク供給系の構成図である。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置におけるインクの撹拌方法を説明する図である。
第1実施形態に係るインクタンクのインク流入位置及びインクタンクの内壁面から中央突起までの距離を説明する図である。
第1実施形態に係るインクタンクへのインクの流入方向を説明する図である。
第1実施形態に係るインクタンクのインク流入位置が液面位置である場合の流量に対する液面流速と撹拌性能を示す表である。
第1実施形態に係るインクタンクのインク流入位置が底面位置である場合の流量に対する液面流速と撹拌性能を示す表である。
所定の液面流速を確保する際のインクタンクへのインクの流量と、インクタンクの内壁面から中央突起までの距離との関係を示すグラフである。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインク供給に関する制御系のブロック図である。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の制御部におけるヘッドユニットの制御に関わる機能ブロック図である。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置におけるインク撹拌処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るインクジェット記録装置におけるインク供給系の構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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