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公開番号
2025091986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207588
出願日
2023-12-08
発明の名称
ディザマトリクス生成方法、装置およびプログラム
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250612BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】所定のノズルの周辺ノズルや所定のノズル自身の過去の駆動の影響を抑制し、印刷画像の品質低下を軽減することができるディザマトリクス生成方法、装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】異なるタイミングで駆動される複数のノズル群を有するヘッド部を駆動するための印刷データを生成する際に用いられるディザマトリクス生成方法であって、所定のノズル群のノズル駆動によって所定の注目画素を印字する際に、他のノズル群または注目画素を印字するノズルの過去の駆動の影響が小さくなるように閾値の配置を決定してディザマトリクスを生成する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
異なるタイミングで駆動される複数のノズル群を有するヘッド部を駆動するための印刷データを生成する際に用いられるディザマトリクスの生成方法であって、
所定の前記ノズル群のノズル駆動によって所定の注目画素を印字する際に、他の前記ノズル群または前記注目画素を印字するノズルの過去の駆動の影響が小さくなるように閾値の配置を決定して前記ディザマトリクスを生成するディザマトリクス生成方法。
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【請求項2】
前記所定のノズル群のノズルが前記注目画素を印字する際に、前記他のノズル群または前記注目画素を印字するノズルによる前記注目画素の周辺画素の過去の印字が前記注目画素の印字に及ぼす影響度合いを表した吐出状態変化量を前記周辺画素毎に予め設定し、
初期マトリクスの所定の画素に前記注目画素を割り当てて、前記所定の画素に前記閾値を設定するとともに、前記所定の画素の周辺画素に前記吐出状態変化量を加算し、
前記加算値が小さい画素の順に前記注目画素を割り当てて閾値の配置を決定するとともに、該注目画素の周辺画素に前記吐出状態変化量を加算してディザマトリクスを生成する請求項1記載のディザマトリクス生成方法。
【請求項3】
前記吐出状態変化量が、前記ノズル群毎に設定されている請求項2記載のディザマトリクス生成方法。
【請求項4】
前記吐出状態変化量が、前記注目画素を印字するノズルの駆動タイミングと前記周辺画素を印字するノズルの駆動タイミングとの間隔に応じて設定されている請求項2記載のディザマトリクス生成方法。
【請求項5】
前記所定の画素が前記初期マトリクスの端部の画素であり、前記所定の画素の周辺画素が前記初期マトリクスの外側に位置する場合には、該外側の位置する周辺画素に加算される吐出状態変化量を、前記初期マトリクスの端部に対向する反対側の端部の画素に加算する請求項2記載のディザマトリクス生成方法。
【請求項6】
異なるタイミングで駆動される複数のノズル群を有するヘッド部を駆動するための印刷データを生成する際に用いられるディザマトリクスの生成装置であって、
所定の前記ノズル群のノズル駆動によって所定の注目画素を印字する際に、他の前記ノズル群または前記注目画素を印字するノズルの過去の駆動の影響度合いを表した吐出状態変化量が予め記憶された吐出状態変化量記憶部と、
前記吐出状態変化量に基づいて閾値の配置を決定して前記ディザマトリクスを生成するディザマトリクス生成部とを備えたディザマトリクス生成装置。
【請求項7】
異なるタイミングで駆動される複数のノズル群を有するヘッド部を駆動するための印刷データを生成する際に用いられるディザマトリクスの生成するディザマトリクス生成プログラムであって、
所定の前記ノズル群のノズル駆動によって所定の注目画素を印字する際に、他の前記ノズル群または前記注目画素を印字するノズルの過去の駆動の影響が小さくなるように閾値の配置を決定して前記ディザマトリクスを生成する処理をコンピュータに実行させるディザマトリクス生成プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーフトーン処理に用いられるディザマトリクス生成方法、装置およびプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、搬送経路上を搬送される印刷媒体に対して、インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷処理を行うインクジェット印刷装置が提案されている。
【0003】
近年のインクジェットヘッドの高密度化や高速化に伴い、インクジェットヘッドの一つのノズルの駆動の圧力が、そのノズルの後の駆動および他のノズルの駆動に伝播する構造のインクジェットヘッドが存在する。
【0004】
このようなインクジェットヘッドを使用した場合、所定のノズルの吐出圧力は、周辺ノズルとその所定のノズルが過去に行った駆動の影響を受け、所定のノズルからのインク滴の吐出状態が変化し、印刷画像の品質が低下する問題がある。
【0005】
特許文献1においては、インクジェットヘッドのクロストークを抑制するハーフトーン処理方法が提案されている。具体的には、誤差拡散マトリクスを用いたハーフトーン処理後の画像領域のドット有無を確認し、注目画素にドットを形成する際に影響がある場合は、誤差拡散マトリクスの閾値を変更することによって、その注目画素にドットが形成されにくくする方法が提案されている。
【0006】
また、特許文献2においては、ノズルに連通するインク室の残留振動による吐出性能低下を抑制するため、インクの物性に応じて特定の駆動信号を追加で付与する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-152709号公報
特開2013-111865号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1では、クロストークを及ぼし合う同一液室のノズルを有するインクジェットヘッドの場合のみに適用でき、周辺の任意のノズルからの影響を考慮しておらず、これを抑制することができない。また、所定のノズル自身が以前に駆動した際の残留振動の影響も抑制することができない。
【0009】
また、特許文献2に記載の方法でもクロストークを抑制する効果があるが、駆動信号を変化させる必要があるため、駆動のための時間が増えてしまい、生産性が低下してしまう可能性がある。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑み、所定のノズルの周辺ノズルや所定のノズル自身の過去の駆動の影響を抑制し、印刷画像の品質低下を軽減することができるディザマトリクス生成方法、装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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