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公開番号
2025093203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208802
出願日
2023-12-11
発明の名称
感情データ収集システム、感情データ取得装置、感情データ連結装置、及び感情データ収集プログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
A61B
5/16 20060101AFI20250616BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】正確な感情表出タイミング及び正確な感情種別が適用された高精度な感情データを収集でき、感情推定の精度向上を図る。
【解決手段】被験者の周囲環境と前記被験者が表出する感情種別とを関連付けた感情データを収集する感情データ収集システムであって、感情表出タイミングを検出する感情データ取得装置と、前記周囲環境データと前記感情種別データとを関連付ける感情データ連結装置と、を備える。前記感情データ取得装置は、前記感情表出タイミングに対する入力操作を受け付け、受け付けた前記感情表出タイミングを記憶する。前記感情データ連結装置は、記憶された前記感情表出タイミングにおける前記周囲環境を報知し、報知された前記周囲環境に対する前記感情種別の入力操作を受け付け、前記感情表出タイミングにおける前記周囲環境と、受け付けた前記感情種別とを関連付けて記憶する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
被験者の周囲環境と前記被験者が表出する感情種別とを関連付けた感情データを収集する感情データ収集システムであって、
感情表出タイミングを検出する感情データ取得装置と、前記周囲環境データと前記感情種別データとを関連付ける感情データ連結装置と、を備え、
前記感情データ取得装置は、
前記感情表出タイミングに対する入力操作を受け付け、
受け付けた前記感情表出タイミングを記憶し、
前記感情データ連結装置は、
記憶された前記感情表出タイミングにおける前記周囲環境を報知し、
報知された前記周囲環境に対する前記感情種別の入力操作を受け付け、
前記感情表出タイミングにおける前記周囲環境と、受け付けた前記感情種別とを関連付けて記憶する、
感情データ収集システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記周囲環境は、コンテンツの再生状態であって、
前記感情データ取得装置は、前記コンテンツにおける再生時刻を第1感情表出タイミングとして記憶し、
前記感情データ連結装置は、前記周囲環境を報知して、記憶された前記再生時刻における前記コンテンツのシーンを再生する、
請求項1に記載の感情データ収集システム。
【請求項3】
前記感情データ取得装置は、
前記被験者の生体情報を検知し、
検知した前記生体情報に基づいて第2感情表出タイミングを検出し、
検出した前記第2感情表出タイミングを記憶する、
前記感情データ連結装置は、
記憶された前記第2感情表出タイミングにおける前記周囲環境を報知し、
報知された前記周囲環境に対する前記感情種別の入力操作を受け付け、
前記第2感情表出タイミングにおける前記周囲環境と、受け付けた前記感情種別とを関連付けて記憶する、
請求項1に記載の感情データ収集システム。
【請求項4】
前記感情データ取得装置は、
前記被験者の外観情報を検知し、
検知した前記外観情報に基づいて第3感情表出タイミングを検出し、
検出した前記第3感情表出タイミングを記憶する、
前記感情データ連結装置は、
記憶された前記第3感情表出タイミングにおける前記周囲環境を報知し、
報知された前記周囲環境に対する前記感情種別の入力操作を受け付け、
前記第3感情表出タイミングにおける前記周囲環境と、受け付けた前記感情種別とを関連付けて記憶する、
請求項1に記載の感情データ収集システム。
【請求項5】
前記感情データ取得装置は、
前記周囲環境に基づいて第4感情表出タイミングを検出し、
検出した前記第4感情表出タイミングを記憶する、
前記感情データ連結装置は、
記憶された前記第4感情表出タイミングにおける前記周囲環境を報知し、
報知された前記周囲環境に対する前記感情種別の入力操作を受け付け、
前記第4感情表出タイミングにおける前記周囲環境と、受け付けた前記感情種別とを関連付けて記憶する、
請求項1に記載の感情データ収集システム。
【請求項6】
前記感情データ取得装置は、
前記被験者の生体情報を検知し、検知した前記生体情報に基づいて第2感情表出期間を検出し、
前記被験者の外観情報を検知し、検知した前記外観情報に基づいて第3感情表出期間を検出し、
前記周囲環境に基づいて第4感情表出期間を検出し、
前記第1感情表出タイミングに重複する前記第2感情表出タイミング、前記第3感情表出タイミング、及び前記第4感情表出タイミングの少なくとも1つと、前記第1感情表出タイミングと、を含む期間の最先の時期及び最終の時期を、前記感情表出タイミングとする、
請求項2に記載の感情データ収集システム。
【請求項7】
前記第2感情表出タイミング、前記第3感情表出タイミング、または前記第4感情表出タイミングと、前記第1感情表出タイミングとの重複期間が予め定めた閾値よりも短い場合、前記第2感情表出タイミング、前記第3感情表出タイミング、または前記第4感情表出タイミングと、前記第1感情表出タイミングとを区別し、それぞれ別個の前記感情表出タイミングとして決定する、
請求項6に記載の感情データ収集システム。
【請求項8】
前記第2感情表出タイミング、前記第3感情表出タイミング、または前記第4感情表出タイミングの全体が、前記第1感情表出タイミング内に収まる場合、前記第1感情表出タイミング全体を有効と決定する、
請求項6に記載の感情データ収集システム。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の感情データ収集システムにおける感情データ取得装置。
【請求項10】
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の感情データ収集システムにおける感情データ連結装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感情推定に係る感情データ収集システム、感情データ取得装置、感情データ連結装置、及び感情データ収集プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザの顔画像に基づき、ユーザの平静状態を含む感情を推定する感情推定装置が知られている(例えば特許文献1参照)。また、生体信号(例えば、心拍と脳波)に基づき感情を推定する感情推定システムが知られている(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-3497号公報
特開2020-185138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、感情推定技術の向上には、感情に影響のある周囲環境(例えば、コンテンツ再生における再生中のシーン)とその環境においてユーザが表出した(抱いた)感情種別とを関連付けた感情データが必要となる。例えば、コンテンツ再生時における各シーンでのユーザの感情を推定する技術の向上には、コンテンツを体験した被験者の、コンテンツ体験時における任意のシーン(例えば、感情が表出するようなシーン)で表出した感情の真値を示す高精度な感情データを収集する。そして、収集した感情データに基づいて感情推定装置の設計開発や検証を行い、また感情推定AI(人工知能)開発の場合には収集した感情データを学習データとする等して活用することが重要である。
【0005】
感情データの収集方法としては、コンテンツ等を体験してもらった被験者に対してアンケート調査を行い、収集する方法が一般的である。被験者には、コンテンツ体験時における感情表出の開始時期及び終了時期を示す感情表出タイミングと感情種別とを記録してもらう。しかしながら、コンテンツの体験と並行して感情表出タイミングと感情種別とを記録してもらうことは、コンテンツに対する被験者の没入感が損なわれ、感情の正確な把握が困難であることに課題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑み、感情表出タイミングと表出した感情種別とを正確に関連付けた高精度な感情データを収集でき、その結果、感情推定の精度向上を図ることが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
例示的な本発明の感情データ収集システムは、被験者の周囲環境(例えば被験者の感情に影響を与える被験者が置かれた状況、例えばコンテンツにおける再生シーン)と前記被験者が表出する感情種別とを関連付けた感情データを収集する感情データ収集システムであって、感情表出タイミングを検出する感情データ取得装置と、前記周囲環境データと前記感情種別データとを関連付ける感情データ連結装置と、を備える。前記感情データ取得装置は、前記感情表出タイミングに対する入力操作を受け付け、受け付けた前記感情表出タイミングを記憶する。前記感情データ連結装置は、記憶された前記感情表出タイミングにおける前記周囲環境を報知し、報知された前記周囲環境に対する前記感情種別の入力操作を受け付け、前記感情表出タイミングにおける前記周囲環境と、受け付けた前記感情種別とを関連付けて記憶する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コンテンツの体験時における被験者の感情表出タイミング(感情表出の開始時期及び終了時期)は、コンテンツの体験時にリアルタイム記録される。また、コンテンツの体験時における被験者の感情種別は、リアルタイム記録された感情表出タイミングにおける環境状態をあらためて再現したときに、被験者の感情種別の入力操作に基づいて記録される。そして、これらの感情表出タイミングと、感情種別とが関連付けされる。これにより、感情表出タイミングと表出した感情種別とを正確に関連付けた高精度な感情データを収集できる。高精度な感情データを用いて比較、検証することで、感情推定(上記周囲環境に基づいて感情を推定する感情推定)の精度向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の感情データ収集システム1を用いて感情推定を検証する概念的説明図(第1例)
感情推定の複数次元(2次元)モデル(心理平面)の一例を示す図
ニュートラル領域を含む心理平面の一例を示す図
図1の感情推定装置の構成を示すブロック図
図4の感情推定装置のコントローラが実行する感情推定処理を示すフローチャート
本実施形態の感情データ収集システム1を用いて感情推定を検証する概念的説明図(第2例)
図6の感情推定装置の構成を示すブロック図
図7の感情推定装置のコントローラが実行する感情推定処理を示すフローチャート
被験者の入力に基づく感情表出タイミングの取得処理を示す概念的説明図
図9で取得した感情表出タイミングと感情種別との連結処理を示す概念的説明図
感情データ収集システムの構成を示すブロック図
図9及び図10の処理により生成される感情データテーブルの一例を示す図
図11の感情データ取得装置のコントローラが実行する感情データ取得処理を示すフローチャート
図11の感情データ連結装置のコントローラが実行する感情データ連結処理を示すフローチャート
被験者の生体情報に基づく感情表出タイミングの取得処理を示す概念的説明図
図15の処理により生成される感情データテーブルの一例を示す図
被験者の外観情報に基づく感情表出タイミングの取得処理を示す概念的説明図
図17の処理により生成される感情データテーブルの一例を示す図
コンテンツ内容に基づく感情表出タイミング及び感情種別の取得処理により生成される感情データテーブルの一例を示す図
感情表出期間の調整例1を示す概念的説明図
感情表出期間の調整例2を示す概念的説明図
感情表出期間の調整例3を示す概念的説明図
感情表出期間の調整例4を示す概念的説明図
感情表出期間の調整例5を示す概念的説明図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態の内容に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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