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公開番号2025093698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209508
出願日2023-12-12
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 21/02 20060101AFI20250617BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】バッテリフレームを車体のフレームとして機能させた構造において、衝突安全性能を向上できる車両下部構造を得る。
【解決手段】車両下部構造は、左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在するサイド部14と、車両幅方向に延在して当該サイド部14の後端同士を連結するクロス部16と、を含んで構成されてバッテリ100を囲うバッテリフレーム12と、左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在すると共に前端部が前記バッテリフレーム12に接続されたリアサイドフレーム20と、を有し、リアサイドフレーム20は、クロス部16と固定される第1固定部P1と、当該第1固定部P1よりも車両幅方向外側でサイド部14の後端面14Bに固定される第2固定部P2と、を含んで構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在するサイド部と、車両幅方向に延在して当該サイド部の後端同士を連結するクロス部と、を含んで構成されてバッテリを囲うバッテリフレームと、
左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在すると共に前端部が前記バッテリフレームに接続されたリアサイドフレームと、
を有し、
前記リアサイドフレームは、前記クロス部と固定される第1固定部と、当該第1固定部よりも車両幅方向外側で前記サイド部の後端面に固定される第2固定部と、を含んで構成されている、
車両下部構造。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記クロス部の車両幅方向両端部は、平面視で車両幅方向外側へ向かうにつれて車両前方側に位置するように傾斜した傾斜部となっている、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記第1固定部は、前記クロス部における車両幅方向に直線状に延在した直線部と前記傾斜部との接続部に設けられている、請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記リアサイドフレームは、平面視で前記接続部から車両後方側へ延在している、請求項3に記載の車両下部構造。
【請求項5】
左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在するサイド部と、車両幅方向に延在して当該サイド部の前端同士を連結するクロス部と、を含んで構成されてバッテリを囲うバッテリフレームと、
左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在すると共に後端部が前記バッテリフレームに接続されたフロントサイドフレームと、
を有し、
前記フロントサイドフレームは、前記クロス部と固定される第4固定部と、当該第4固定部よりも車両幅方向外側で前記サイド部の前端面に固定される第5固定部と、を含んで構成されている、
車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バッテリを囲うバッテリフレームが開示されている。この特許文献1のバッテリフレームは、車体のフレームを構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第114940214号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車体のフレームの前後にはそれぞれ車両前後方向に延在するサイドフレームが接続される。しかしながら、上記特許文献1に記載の構造では、車両の衝突時にサイドフレームからバッテリフレームへ荷重が入力されることでモーメントが作用し、サイドフレームとバッテリフレームとの固定状態を良好に維持できなくなる可能性がある。
【0005】
本発明は、バッテリフレームを車体のフレームとして機能させた構造において、衝突安全性能を向上できる車両下部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両下部構造は、左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在するサイド部と、車両幅方向に延在して当該サイド部の後端同士を連結するクロス部と、を含んで構成されてバッテリを囲うバッテリフレームと、左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在すると共に前端部が前記バッテリフレームに接続されたリアサイドフレームと、を有し、前記リアサイドフレームは、前記クロス部と固定される第1固定部と、当該第1固定部よりも車両幅方向外側で前記サイド部の後端面に固定される第2固定部と、を含んで構成されている。
【0007】
請求項1に係る車両下部構造では、バッテリフレームはサイド部とクロス部とを含んで構成されており、サイド部は左右一対設けられてそれぞれ車両前後方向に延在している。クロス部は、車両幅方向に延在してサイド部の後端同士を連結している。また、バッテリフレームにリアサイドフレームが接続されている。このように、バッテリフレームにリアサイドフレームが接続されることで、後面衝突時(後突時)の荷重をバッテリフレームに伝達することができ、バッテリフレームが車体のフレームとして機能する。
【0008】
また、リアサイドフレームは、左右一対設けられており、それぞれバッテリフレームのクロス部と固定される第1固定部と、第1固定部よりも車両幅方向外側でバッテリフレームのサイド部の後端面に固定される第2固定部とを含んで構成されている。これにより、後突時にリアサイドフレームにモーメントが作用してリアサイドフレームに対してバッテリフレームのサイド部から離間する方向に力が作用しても、第2固定部でサイド部の後端面にリアサイドフレームが固定されているため、リアサイドフレームとバッテリフレームとの固定状態を維持できる。
【0009】
請求項2に係る車両下部構造は、請求項1において、前記クロス部の車両幅方向両端部は、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両前方側に位置するように平面視で傾斜した傾斜部となっている。
【0010】
請求項2に係る車両下部構造では、クロス部の傾斜部は、平面視で車両幅方向外側へ向かうにつれて車両前方側に位置するように傾斜しているため、傾斜部を介して後突時の衝突荷重をサイド部へ効率良く伝達できる。
(【0011】以降は省略されています)

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