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公開番号
2025095085
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210889
出願日
2023-12-14
発明の名称
液体吐出装置および検査方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/18 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】小型化やコストダウンが可能であり、インク循環流が正常か否かを検知可能な液体吐出装置および検査方法を提供する。
【解決手段】第1循環ポンプ1002の出力を記録装置1100で通常記録する際の出力よりも下げて吐出動作を行い、その結果に基づいて循環が正常に行われているか否かを判定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出口から液体を吐出して記録を行う記録手段と、
前記吐出口に供給される液体を循環させるポンプと、
前記記録手段及び前記ポンプの駆動を制御する制御手段と、
を備えた液体吐出装置であって、
前記制御手段は、記録媒体に画像を記録する記録動作において第1の出力で前記ポンプを駆動し、液体の循環状態を検査する循環検査において前記第1の出力よりも小さい送液量となる第2の出力で前記ポンプを駆動することを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記ポンプを駆動するための出力は、モータに印加する電圧である請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記ポンプを駆動するための出力は、圧電素子に印加する電圧又は印加する周波数の少なくとも一方である請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記循環検査において、前記制御手段は前記第2の出力で前記ポンプを駆動しながら前記記録手段を駆動し、
前記記録手段の吐出状態に基づいて液体の循環状態を判定する判定手段を備える請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記判定手段は、記録媒体に記録された検査パターンから得られる吐出状態に基づいて、前記循環状態を判定する請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
記録媒体に記録された前記検査パターンを読取る手段を備える請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
記録媒体に記録された前記検査パターンをユーザが目視した結果を、受信する手段を備える請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記判定手段は、前記記録手段が吐出する液体をセンサで検知して得られる吐出状態に基づいて、前記循環状態を判定する請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記センサは、光学センサである請求項8に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記判定手段は、前記記録手段の吐出素子に設けられた温度検知素子が検知した吐出状態に基づいて、前記循環状態を判定する請求項4記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置および検査方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、供給タンクとメインタンクと回収タンクとを備え、液体吐出ヘッドにおいて液体を循環させるインクジェット記録装置が開示されている。特許文献1のインクジェット記録装置では、圧力センサにより循環におけるインク循環流を監視し、インク循環流が適切でなければ圧力センサに基づいてポンプの出力を調整し、適切なインク循環流とすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-196164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、循環経路中に圧力センサがある構成では、液体吐出ヘッドやインクジェット記録装置の小型化やコストダウンが困難になるという課題がある。
【0005】
よって本発明は、小型化やコストダウンが可能であり、インク循環流が正常か否かを検知可能な液体吐出装置および検査方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため本発明の液体吐出装置は、吐出口から液体を吐出して記録を行う記録手段と、前記吐出口に供給される液体を循環させるポンプと、前記記録手段及び前記ポンプの駆動を制御する制御手段と、を備えた液体吐出装置であって、前記制御手段は、記録媒体に画像を記録する記録動作において第1の出力で前記ポンプを駆動し、液体の循環状態を検査する循環検査において前記第1の出力よりも小さい送液量となる第2の出力で前記ポンプを駆動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型化やコストダウンが可能であり、インク循環流が正常か否かを検知可能な液体吐出装置および検査方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出ヘッドを搭載した記録装置を示した概略図である。
記録素子基板を示す図である。
記録装置の構成を示したブロック図である。
循環状態を検知する循環検査の処理を示したフローチャートである。
検査パターンを示した図である。
循環流速とポンプ出力との関係を表したグラフである。
循環検査の処理を示したフローチャートである。
センサでの液滴の検出を説明するための図である。
ヒータと温度検知素子との断面構成の一例を示す図である。
正常吐出時と不吐出時の温度プロファイルを示した図である。
循環検査の処理を示したフローチャートである。
循環流速とポンプ出力との関係を表したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。以下の説明では液体吐出装置について、インクジェット記録方式を用いた記録装置を例に挙げて説明する。記録装置は、例えば、記録機能のみを有するシングルファンクションプリンタであってもよいし、記録機能、FAX機能、スキャナ機能等の複数の機能を有するマルチファンクションプリンタであってもよい。また、カラーフィルタ、電子デバイス、光学デバイス、微小構造物等を所定の記録方式で製造するための製造装置であってもよい。
【0010】
なお、以下の説明において「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。更に人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン、構造物等を形成する又は媒体の加工を行なう場合も表す。
(【0011】以降は省略されています)
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