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公開番号2025098608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214853
出願日2023-12-20
発明の名称鞍乗型車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B62J 37/00 20060101AFI20250625BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】吸気管の下流部を短くさせる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗型車両1は、エンジン10と、エンジン10に接続される吸気管41と、吸気管41内に設けられるスロットル弁52と、スロットル弁52に連結されるギアボックス55と、ギアボックス55に連結され、ギアボックス55を介してスロットル弁52を駆動するモータ58と、スロットル弁52からエンジン10までの吸気管41の部分に取り付けられる燃料噴射装置61と、燃料配管63を備える。燃料配管63は、燃料噴射装置61に接続される第1端64を有する。ギアボックス55は、車両側面視において、第1端64と重なる。ギアボックス55は、燃料噴射装置61の右方に位置する右エリアARおよび燃料噴射装置61の左方に位置する左エリアALの一方に配置される。第1端64は、右エリアARおよび左エリアALの他方に配置される。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
鞍乗型車両であって、
エンジンと、
前記エンジンに接続される吸気管と、
前記吸気管内に設けられるスロットル弁と、
前記スロットル弁に連結されるギアボックスと、
前記ギアボックスに連結され、前記ギアボックスを介して前記スロットル弁を駆動するモータと、
前記スロットル弁から前記エンジンまでの前記吸気管の部分に取り付けられる燃料噴射装置と、
前記燃料噴射装置に接続される第1端を有する燃料配管と、
を備え、
前記ギアボックスは、前記鞍乗型車両の側面視において、前記燃料配管の前記第1端と重なり、
前記ギアボックスは、前記燃料噴射装置の右方に位置する右エリア、および、前記燃料噴射装置の左方に位置する左エリアの一方に配置され、
前記燃料配管の前記第1端は、前記右エリアおよび前記左エリアの他方に配置される
鞍乗型車両。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記ギアボックスは、前記鞍乗型車両の側面視において、前記燃料噴射装置と重なる
鞍乗型車両。
【請求項3】
請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、
前記吸気管は、前記エンジンから上方に延び、
前記燃料噴射装置は、前記エンジンの上方に配置され、
前記スロットル弁は、前記燃料噴射装置よりも上方に配置される
鞍乗型車両。
【請求項4】
請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、
前記スロットル弁は、前記ギアボックスと同じ高さ位置に配置される
鞍乗型車両。
【請求項5】
請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、
前記燃料噴射装置は、前記吸気管から前方かつ上方に延び、
前記ギアボックスは、前記スロットル弁から前方に延びる
鞍乗型車両。
【請求項6】
請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、
前記燃料配管の前記第1端は、前記燃料噴射装置から前方に延びる
鞍乗型車両。
【請求項7】
請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、
前記吸気管は、
前記スロットル弁を収容するスロットルボディと、
前記エンジンから前記スロットルボディに延びる第1管と、
を備え、
前記燃料噴射装置は、前記第1管に取り付けられる
鞍乗型車両。
【請求項8】
請求項7に記載の鞍乗型車両において、
前記第1管は、前記エンジンから、上方かつ後方に延び、
前記スロットルボディは、前記第1管から上方に延びる
鞍乗型車両。
【請求項9】
請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、
前記モータは、前記スロットル弁の前方に配置される
鞍乗型車両。
【請求項10】
請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、
前記モータは、前記エンジンよりも上方に配置される
鞍乗型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は鞍乗型車両を開示する。鞍乗型車両は、エンジンと吸気管とスロットル弁とモータとギアボックスと燃料噴射装置と燃料配管を備える。吸気管はエンジンに接続される。スロットル弁は、吸気管内に設けられる。ギアボックスは、スロットル弁に連結される。モータは、ギアボックスに連結される。モータは、ギアボックスを介してスロットル弁を駆動する。燃料噴射装置は、スロットル弁からエンジンまでの吸気管の部分に取り付けられる。以下では、スロットル弁からエンジンまでの吸気管の部分を、適宜に「下流部」と呼ぶ。燃料配管は第1端を有する。燃料配管の第1端は、燃料噴射装置に接続される。
【0003】
ギアボックスは、燃料配管の第1端よりも、後方に配置される。ギアボックスは、鞍乗型車両の側面視において、燃料配管の第1端と重ならない。上述の通り、ギアボックスは、スロットル弁に連結される。燃料配管の第1端は、燃料噴射装置に接続される。このため、燃料噴射装置に近い位置にスロットル弁を配置することは、困難である。言い換えれば、スロットル弁から燃料噴射装置までの吸気管の部分を短くすることは、困難である。スロットル弁から燃料噴射装置までの吸気管の部分は、下流部に含まれる。よって、下流部を短くすることは、困難である。その結果、下流部は長い。
【0004】
吸気管はエンジンに空気を供給する。スロットル弁は吸気管を流れる空気の量を調整する。吸気管を流れる空気の量は、エンジンの吸気量に相当する。燃料配管は燃料噴射装置に燃料を供給する。燃料噴射装置は、下流部に燃料を噴射し、空気と燃料の混合気を生成する。エンジンは、混合気を取り入れる。具体的には、エンジンは、燃焼室を有する。混合気は、下流部から燃焼室に入る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2019/186923号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の鞍乗型車両では、吸気管の下流部は長い。このため、特許文献1の鞍乗型車両では、下流部は大きな容積を有する。より詳しくは、下流部は、大きな容積の空気流路を有する。下流部が大きな容積を有するとき、いくつかの問題が生じる。
【0007】
第1に、下流部が大きな容積を有するとき、エンジンの吸気量をスロットル弁によって素早く変えることが、難しい。下流部の容積が大きくなるにしたがって、スロットル弁の開度の変化とエンジンの吸気量の変化との間における時間的な遅れが大きくなる。
【0008】
第2に、下流部が大きな容積を有するとき、ガスがエンジンから下流部に戻ることがある。例えば、未燃焼ガスまたは排気ガスが燃焼室から下流部に逆流する。その結果、エンジンの燃費が低下することがある。あるいは、エンジンの排気ガスを浄化することが難しいことがある。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、吸気管の下流部を短くさせる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
まず、ギアボックスが鞍乗型車両の側面視において燃料配管の第1端と重なるように、ギアボックスを配置することが検討された。ここで、ギアボックスは、スロットル弁に連結される。燃料配管の第1端は、燃料噴射装置に接続される。このため、燃料噴射装置に近い位置にスロットル弁を配置することは容易である。言い換えれば、スロットル弁から燃料噴射装置までの吸気管の部分を短くすることは、容易である。よって、下流部を短くすることは、容易である。
(【0011】以降は省略されています)

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