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公開番号2025105584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2024231849
出願日2024-12-27
発明の名称踵支持が向上した履物
出願人アディダス アーゲー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A43B 5/00 20220101AFI20250703BHJP(履物)
要約【課題】履物、とくに運動靴のフィット感を向上する。
【解決手段】運動靴は、アッパーと、前記アッパーの少なくとも一部に少なくとも部分的に重なって配置されたヒール要素とを備える。前記ヒール要素は、前記履物の着用者の踵の少なくとも一部を包むように構成され、前記ヒール要素は、前記アッパーに対して可動である。
【選択図】図1-1
特許請求の範囲【請求項1】
履物であって、
アッパーと、
前記アッパーの少なくとも一部に少なくとも部分的に重なって配置されたヒール要素と
を備え、
前記ヒール要素は、前記履物の着用者の踵の少なくとも一部を包むように構成され、
前記ヒール要素は、前記アッパーに対して可動である、履物。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記アッパーは、ヒール部分を備えない、請求項1に記載の履物。
【請求項3】
前記ヒール要素は、前記アッパーの足外側及び足内側面において前記アッパーと重なる、請求項1に記載の履物。
【請求項4】
前記アッパーはヒール部分を備え、前記ヒール要素は前記アッパーの内側に配置され、前記ヒール要素は内向き面及び反対側の外向き面を備え、前記外向き面の大部分は、前記ヒール要素の前記外向き面と前記アッパーの前記ヒール部分との間に隙間が形成されるように、前記アッパーの前記ヒール部分に接続されない、請求項1に記載の履物。
【請求項5】
前記ヒール要素は上側部分及び下側部分を備え、前記下側部分は前記上側部分よりも前記履物のソールの近くに配置され、前記上側部分は緩衝材で充填され、前記緩衝材は発泡材である、請求項1に記載の履物。
【請求項6】
前記ヒール要素は上側部分及び下側部分を備え、前記下側部分は前記上側部分よりも前記履物のソールの近くに配置され、前記上側部分はメッシュ材を備える、請求項1に記載の履物。
【請求項7】
前記ヒール要素は、前記履物の靴紐に結合されている、請求項1に記載の履物。
【請求項8】
前記ヒール要素は前記靴紐を受容するための支点を備え、前記支点は、前記着用者が前記靴紐を引っ張る際に前記ヒール要素を前記アッパーに対して移動させるための梃作用を与えるように構成されている、請求項7に記載の履物。
【請求項9】
前記靴紐は、前記アッパーの紐穴から前記ヒール要素の靴紐ガイドを介して前記支点まで通過する、請求項8に記載の履物。
【請求項10】
前記ヒール要素は、前記ヒール要素上の異なる位置に前記履物の前記靴紐を受容するために構成されている、請求項7に記載の履物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2023年12月29日及び2024年12月16日にそれぞれ出願された米国特許出願第18/400799号及び第18/982990号の優先権を主張し、それらの参照によりその全体がここに取り込まれる。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
本発明は、踵支持が向上した履物に関する。
【背景技術】
【0003】
履物は、着用者の足に充分な支持を与える必要がある。これは、特に、急な停止、加速、カット動作、ジャンプなどを行うランニングシューズ、バスケットボールシューズ、テニスシューズ又はトレーニングシューズなどの運動靴には重要である。この目的のため、履物は、足を受け、足を履物のソール構造物に密着させ、足を支持するシューアッパーを備える。他の重要な側面は履物の正しいサイズ、幅及び形状であり、これはぴったりとしたフィット感を与えるために足のサイズ、幅及び形状に可能な限り近い必要がある。
【0004】
しかし、工業的に製造される履物のサイズ、幅及び形状は、通常はある素量化レベルでしか入手可能でなく、それにより、一部の着用者は2つの入手可能なサイズ、幅及び/又は形状の間にあることが多い。これは、着用者がアッパーを締めることを可能とする靴紐、ストラップ、面ファスナー又は同様の締付け機構によってある程度は補償可能である。しかし、このような締付け機構は、通常は足の甲の部分、すなわち、背側を対象とするにすぎない。したがって、着用者が締付け機構を締めたとしても、足の踵は依然として充分には固定されない場合がある。踵が履物の内部で滑る場合があるため、締付け機構が幾らか大きな圧力をかけていても、着用者は履物が緩いと感じる場合がある。これは、不快感及び摩擦をもたらす場合があり、摩擦は水膨れをもたらし、時間とともにパフォーマンスを低下させ得る。
【0005】
そのため、同じ足は2つとなくかつ工業的に製造される履物は制限された種類のサイズ、幅及び形状しか提供できないという条件の下、履物、特に運動靴のフィット感を向上する余地がある。
【発明の概要】
【0006】
本開示の実施形態は、アッパーと、アッパーの少なくとも一部に少なくとも部分的に重なるように配置された可動ヒール要素と、を備える履物を備える。ヒール要素は、履物の着用者の踵の少なくとも一部を包むように構成され、アッパーに対して可動である。ヒール要素とアッパーの間の可動の構成によって、着用者は履物のフィット感を調整することができる。一部の実施形態では、着用者は、履物の靴紐を引っ張ることによって履物のフィット感を調整し得る。例示として、かつ限定ではなく、ここでの開示は、少なくとも以下の実施形態を熟慮するものである。
【0007】
本出願の第1の実施形態(I)は、履物(18)、特に、運動靴に向けられ、アッパー(1)と、アッパー(1)の少なくとも一部に少なくとも部分的に重なって配置されたヒール要素(2)であって、履物の着用者の踵の少なくとも一部を包むように構成され、アッパー(1)に対して可動であるヒール要素(2)と、を備える。
【0008】
第2の実施形態(II)では、第1の実施形態(I)に記載のアッパー(1)は、ヒール部分を備えない。
【0009】
第3の実施形態(III)では、第1の実施形態(I)又は第2の実施形態(II)に記載のヒール要素(2)はアッパー(1)の足外側(lateral)及び足内側(medial)面においてアッパー(1)と重なり、特に、ヒール要素(2)はアッパー(1)と足外側及び足内側面においてのみアッパー(1)と重なる。
【0010】
第4の実施形態(IV)では、第1の実施形態(I)又は第3の実施形態(III)に記載のアッパー(1)はヒール部分(3)を備え、ヒール要素(2)はアッパーの内側に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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