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公開番号
2025107473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025081258,2023177154
出願日
2025-05-14,2023-10-13
発明の名称
靴を製造するための方法、その方法を実施するためのシステム、および靴
出願人
アディダス アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29D
35/10 20100101AFI20250710BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】靴、特にスポーツシューズ、を製造するための方法を提供すること。
【解決手段】方法は、型の中に靴底要素のための複数の個々の粒子を提供するステップと
、型の中にアッパーを提供するステップと、複数の個々の粒子を互いとおよびアッパーと
接合するために、複数の個々の粒子とアッパーとを電磁場を利用して融着させるステップ
と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
靴、特にスポーツシューズ、を製造するための方法であって、
a.型の中に靴底要素のための複数の個々の粒子を提供するステップと、
b.型の中にアッパーを提供するステップと、
c.複数の個々の粒子を互いとおよびアッパーと接合するために、複数の個々の粒子と
アッパーとを電磁場を利用して融着させるステップと、を含む方法。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
d.型の中に靴底要素のための支持要素を提供するステップ、
e.型の中に靴底要素のための外底要素を提供するステップ、
の1つまたは複数をさらに含み、
f.ステップcが、複数の個々の粒子を、互いと、支持要素と、外底要素と、およびア
ッパーと接合するために、支持要素と外底要素とを電磁場を利用して融着させるステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ステップcが単一のステップで行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
電磁場が、30kHz~300MHzの無線周波数範囲、好ましくは1MHz~200
MHzの範囲、より好ましくは1MHz~50MHzの範囲、最も好ましくは25~30
MHzの範囲、または300MHz~300GHzのマイクロ波範囲である、請求項1に
記載の方法。
【請求項5】
ステップcが接着剤なしで行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
型の中の電磁場の電磁場強度分布を局所的に調節するステップをさらに含む、請求項1
に記載の方法。
【請求項7】
電磁場を利用して供給されるエネルギーを時間と共に変化させる、請求項1に記載の方
法。
【請求項8】
型の第1の部分領域内の複数の個々の粒子および/またはアッパーに、型の第2の部分
領域内と比べてより多くの電磁場によるエネルギーが供給される、請求項1に記載の方法
。
【請求項9】
ステップcが、複数の個々の粒子の表面および/またはアッパーの表面を融着させるス
テップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
ステップcの前に、靴底要素のための複数の個々の粒子とアッパーとの間に接続層を配
置するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、靴、特にスポーツシューズを製造するための方法、この方法を実施するため
のシステム、および靴に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
靴を製造するための従来の方法は、一般に、組み立てに基づく手法(すなわち、部品の
ストックフィット)を採り、事前に製造された靴底やアッパーなどの様々な個々の部品を
異なる加工ステーションで加工することを要し、それらはその後さらに別の場所で連結さ
れる。このような製造方法は、通例、非常に複雑で多くの労働力を要すると共に、ストッ
クフィットされた部品を共に接着するために危険な物質の化学的使用を必要とする。
【0003】
これらの不都合点を克服するために、出願人は、独国特許出願公開第10201620
8998(A1)号明細書、独国特許出願公開第102016209044(A1)号明
細書、および独国特許出願公開第102016209045(A1)号明細書において、
複数の完成した靴を製造するための靴底型、方法およびシステムを開示している。しかし
、これらの方法にはなお改良の余地がある。
【0004】
粒子フォーム材料、すなわち、発泡させたプラスチック材料製の個々の粒子から作られ
た材料(発泡フォームビーズおよびビーズフォームとも呼ばれる)、の使用は、スポーツ
シューズ用の靴底を製造するためのクッション要素の製造にも取り入れられている。詳細
には、型の中で粒子を加圧蒸気にさらすことによって粒子表面で融着される(当分野でし
ばしば「スチームチェスト成形」と呼ばれる)発泡熱可塑性ポリウレタン(eTPU)の
粒子の使用が、靴底を製造するために検討されてきた。
【0005】
しかし、靴底をスチームチェスト成形するための従来の型は、靴生産工程の特有の要件
に最適に適合されてはいない。例えば、従来の型を用いる、粒子から作られる靴底のスチ
ームチェスト成形工程は、従来の型は一般に質量が大きいため、型を加熱するのに多量の
エネルギーを必要とする。さらに、そのような型の冷却工程は、低速であり、したがって
長いサイクル時間につながる。最後に、粒子から靴底をスチームチェスト成形するには、
粒子の均質な相互接続を達成するために加圧蒸気を均一に粒子に供給する必要がある。従
来の型は、その構造に起因して、そのような均一な媒体の供給に最適に適合してはいない
。
【0006】
加圧蒸気以外のエネルギー担体も検討されている。詳細には、靴底要素を製造するため
の方法が出願人により独国特許出願公開第102016223980(A1)号明細書に
記載されており、そこでは、発泡材料の粒子を含む第1の材料が型に充填され、型の充填
中に、少なくとも1つの電磁場の形態のエネルギーを供給することにより、粒子が予備加
熱される。
【0007】
これら開示される方法の共通の不都合点は、まだ、完成した靴の生産全体を十分に考慮
に入れていないことであり、完成した靴の製造は、特に特定の材料特性を必要とするスポ
ーツシューズのような現代の高性能フットウェアの製造には、依然として非常に複雑で多
くの労働力を要する。
【0008】
したがって、本発明の目的は、従来技術の前記不都合点を克服し、靴を製造するための
改良された方法を提供することであり、この方法では製造労力が最適化され、方法はさら
に、可能な限りエネルギー効率的であり、一方で、環境的に有害なまたは危険な物質を用
いずに済む。
【発明の概要】
【0009】
この目的は、独立請求項の教示内容によって達成される。有利な実施形態が従属請求項
に含まれている。
【0010】
本発明の一態様によると、靴、特にスポーツシューズ、を製造するための方法は、型の
中に靴底要素のための複数の個々の粒子を提供するステップと、型の中にアッパーを提供
するステップと、複数の個々の粒子を互いとおよびアッパーと接合するために、複数の個
々の粒子とアッパーとを電磁場を利用して融着させるステップと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
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