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公開番号
2025106764
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000368
出願日
2024-01-04
発明の名称
水中洗浄装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
61/60 20170101AFI20250709BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】洗浄対象物の洗浄作業負担を軽減することができる水中洗浄装置を提供する。
【解決手段】実施の形態による水中洗浄装置は、洗浄時に洗浄対象物と対向する対象物対向面を含む筐体と、筐体に設けられ、対象物対向面の法線方向の推力を発生させる第1スラスタと、筐体に回転可能に設けられ、洗浄対象物を洗浄する洗浄ブラシと、筐体に回転可能に設けられた4つの車輪と、車輪を駆動して水中洗浄装置を走行させる走行駆動部と、を備えている。車輪の各々は、車輪の外周面に設けられた、洗浄対象物の孔に挿入可能な複数の突起を含んでいる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水中に設置された多数の孔を含む洗浄対象物を洗浄して付着物を除去する水中洗浄装置であって、
洗浄時に前記洗浄対象物と対向する対象物対向面を含む筐体と、
前記筐体に設けられ、前記対象物対向面の法線方向の推力を発生させる第1スラスタと、
前記筐体に回転可能に設けられ、前記洗浄対象物を洗浄する洗浄ブラシと、
前記筐体に回転可能に設けられた4つの車輪と、
前記車輪を駆動して前記水中洗浄装置を走行させる走行駆動部と、
を備え、
前記車輪の各々は、前記車輪の外周面に設けられた、前記洗浄対象物の前記孔に挿入可能な複数の突起を含む、
水中洗浄装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記走行駆動部は、走行方向に対して一側に配置された前記車輪を駆動する第1車輪駆動部と、前記走行方向に対して他側に配置された前記車輪を駆動する第2車輪駆動部と、を含む、
請求項1に記載の水中洗浄装置。
【請求項3】
前記第1スラスタは、前記筐体に回転可能に設けられた第1プロペラ部を含み、
前記第1プロペラ部および前記洗浄ブラシは一体に回転するように構成されている、
請求項1または2に記載の水中洗浄装置。
【請求項4】
前記筐体に、一対の前記第1スラスタおよび一対の前記洗浄ブラシが設けられ、
前記第1スラスタは、前記筐体に回転可能に設けられた第1プロペラ部を含み、
前記第1プロペラ部の各々は、対応する前記洗浄ブラシとともに一体に回転するように構成され、
一方の前記第1プロペラ部の回転方向は、他方の前記第1プロペラ部の回転方向とは反対になっている、
請求項1または2に記載の水中洗浄装置。
【請求項5】
前記第1スラスタおよび前記走行駆動部を制御する制御装置と、
前記制御装置と、地上に設置された遠隔制御装置とを通信可能な通信装置と、
を更に備えた、請求項1または2に記載の水中洗浄装置。
【請求項6】
前記筐体に設けられ、前記第1スラスタとは異なる方向の推力を発生させる第2スラスタを更に備えた、
請求項1または2に記載の水中洗浄装置。
【請求項7】
前記第1スラスタおよび前記走行駆動部を制御する制御装置と、
前記洗浄対象物との距離を検出する第1検出装置と、
を更に備え、
前記制御装置は、前記第1検出装置により検出された前記洗浄対象物との距離に基づいて、前記第1スラスタを制御する、
請求項1または2に記載の水中洗浄装置。
【請求項8】
前記突起は、前記車輪に着脱可能に取り付けられている、
請求項1または2に記載の水中洗浄装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、水中洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
海上養殖用の生簀網または定置網などの魚網には、付着物としての海洋生物が付着し得る。付着した海洋生物を除去するために、魚網を洗浄することが行われている。例えば、魚網を海中から引き上げて漁業者自身が手作業で魚網を洗浄したり、潜水士が海中に潜水して魚網を洗浄したりする。
【0003】
洗浄作業の負担を軽減させるために、海上の母船から洗浄装置をワイヤロープで吊り下げて魚網を洗浄することが知られている。この洗浄装置は、母船上の作業者がワイヤロープを操作することによって鉛直方向に移動しながら魚網を洗浄する。このため、1回の鉛直移動による洗浄が終了すると、作業者によって洗浄装置を横方向に移動させる。そして再び洗浄装置を海中に吊り下げて鉛直方向に移動させて洗浄を行う。このような操作を繰り返すことにより、魚網が全体的に洗浄され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-009818号公報
特開2011-125262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施の形態は、このような点に鑑み、洗浄対象物の洗浄作業負担を軽減することができる水中洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施の形態による水中洗浄装置は、水中に設置された多数の孔を含む洗浄対象物を洗浄して付着物を除去する装置である。水中洗浄装置は、洗浄時に洗浄対象物と対向する対象物対向面を含む筐体と、筐体に設けられ、対象物対向面の法線方向の推力を発生させる第1スラスタと、筐体に回転可能に設けられ、洗浄対象物を洗浄する洗浄ブラシと、筐体に回転可能に設けられた4つの車輪と、車輪を駆動して水中洗浄装置を走行させる走行駆動部と、を備えている。車輪の各々は、車輪の外周面に設けられた、洗浄対象物の孔に挿入可能な複数の突起を含んでいる。
【発明の効果】
【0007】
本実施の形態によれば、洗浄対象物の洗浄作業負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施の形態による水中洗浄装置を示す平面図である。
図2は、図1に示す水中洗浄装置を示す側面図である。
図3は、図2に示す第1スラスタの構成を示す水中洗浄装置の部分断面図である。
図4は、図1に示す水中洗浄装置のスキャン動作の一例を示す図である。
図5は、図1に示す水中洗浄装置のスキャン動作の他の一例を示す図である。
図6は、図1に示す水中洗浄装置の車輪の変形例を示す図である。
図7は、図1に示す水中洗浄装置の車輪の他の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態による水中洗浄装置について説明する。
【0010】
まず、図1~図7を参照して、本実施の形態による水中洗浄装置10について説明する。本実施の形態による水中洗浄装置は、水中に設置された洗浄対象物を洗浄して洗浄対象物に付着した付着物を除去するための装置である。洗浄対象物の例としては、特に限られることはないが、例えば、海上養殖用の生簀網または定置網などの魚網等が挙げられる。洗浄対象物は、多数の孔(図2の孔2を参照)を含んでいる。例えば、魚網の網目が、洗浄対象物の孔に相当する。魚網に付着する付着物の例としては、海藻またはフジツボなどの海洋生物が挙げられる。以下では、魚網1を洗浄して魚網1に付着した付着物Dを除去する水中洗浄装置10の例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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