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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025107729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001102
出願日
2024-01-09
発明の名称
印刷装置、印刷方法及び印刷プログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
,
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250714BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】異常ノズル特定におけるインク消費量を低減し、印刷時間を減少する。
【解決手段】印刷装置100は、記録媒体にインクを吐出する複数のインクジェットヘッド30を有し、記録媒体に画像を印刷する画像形成部20と、インクジェットヘッド30が有する複数のノズルのそれぞれが駆動された後に発生する残留振動波形を取得し、残留振動波形に基づいてノズルの吐出状態を判定する第1判定を行うヘッド制御部42と、第1判定において吐出状態の判定できなかったノズルである第2判定ノズルに対して、インクを吐出させ、吐出結果に基づいて吐出状態を判定する第2判定を行う制御部50と、を備える。
【選択図】 図10
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体にインクを吐出する複数のインクジェットヘッドを有し、前記記録媒体に画像を印刷する画像形成部と、
前記インクジェットヘッドが有する複数のノズルのそれぞれが駆動された後に発生する残留振動波形を取得し、前記残留振動波形に基づいて前記ノズルの吐出状態を判定する第1判定を行うヘッド制御部と、
前記第1判定において前記吐出状態の判定できなかったノズルである第2判定ノズルに対して、インクを吐出させ、吐出結果に基づいて前記吐出状態を判定する第2判定を行う制御部と、を備える
印刷装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ヘッド制御部は、前記第1判定において、前記残留振動波形の周期が、予め設定された前記吐出状態の判定できない周期範囲以内にある場合、または前記残留振動波形の振幅が、予め設定された前記吐出状態の判定できない振幅範囲以内にある場合、前記残留振動波形が測定された前記ノズルの前記吐出状態を判定できないと判断する
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記記録媒体に印刷された画像を読み取る読み取り部を備え、
前記制御部は、前記第2判定ノズルに対応するテストチャートを印刷するように前記画像形成部を制御し、前記吐出結果である、前記読み取り部により読み取られた前記テストチャートの読み取り画像に基づいて、前記第2判定を行う
請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
複数の前記ノズルのそれぞれの吐出液滴を検知する検知部を備え、
前記制御部は、前記吐出結果である、前記第2判定ノズルに対応する前記検知部の検知結果に基づいて、前記第2判定を行う
請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記第1判定及び前記第2判定は、複数の前記記録媒体に対する印刷処理中に実行される
請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記第1判定は、印刷処理中の前記記録媒体のページ間の時間に実行される
請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記記録媒体の非画像領域に、前記テストチャートを印刷するように前記画像形成部を制御する
請求項3に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記テストチャートが1ページの前記記録媒体の非画像領域に収まれない場合、前記制御部は、複数ページの前記記録媒体の非画像領域に、前記テストチャートを印刷するように前記画像形成部を制御する
請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記ヘッド制御部は、前記ノズルの前記残留振動波形の計測動作において、インクを吐出させないように前記ノズルを駆動する
請求項2に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記吐出状態は、前記ノズルの吐出動作が正常である正常状態と、前記ノズルの吐出動作が異常である異常状態とを含む
請求項2に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、印刷方法及び印刷プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット印刷装置では、連続印刷中にラインヘッドのノズルの一部に欠ノズルが発生することがある。欠ノズルからインクが吐出されなくなるため、印刷された画像に白スジが発生する。このような白スジは、隣接ノズルのドットサイズを調整することで目立たなくように補正されることができる。しかし、このような補正方法では、事前に欠ノズル位置を特定する必要がある。例えば、特許文献1には、連続印刷中に、ノズルの状態が変化するため、数ページの印刷毎にテストパターンを出力して、定期的に欠ノズルの位置を特定する技術が開示されている。
【0003】
特許文献1には、振動板の残留振動に基づいてノズルからの液滴の吐出異常を検出することが記載されている。また、異常の判定を受け取ったとき、演算処理部は装置各部を制御してノズルをチェックするためのノズルチェックパターンを印刷することが記載されている。また、各ノズルチェックパターンはヘッドの全てのノズルを使ってインク滴を吐出してインク色毎に形成された複数のパターンを含むことが記載されている。また、ユーザーは印刷されたノズルチェックパターンを目視でノズルの吐出異常の発生の有無を確認することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-135557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように、従来、インクジェットヘッドの全てのノズルがインク滴を吐出してノズルチェックパターンを形成する。形成されたノズルチェックパターンを目視することで、欠ノズルの位置を特定する技術(特許文献1)が開示されている。しかし、特許文献1に記載の技術は、ノズルチェックパターンを印刷する際、正常ノズルからもインク滴を吐出させる。このため、特許文献1に記載の技術では、欠ノズル特定におけるインクの消費量が大きい問題がある。また、特許文献1に記載の技術では、ユーザーが、印刷を停止して、印刷されたノズルチェックパターンを目視で欠ノズルを確認する。このため、特許文献1に記載の技術では、印刷が長時間になる問題がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、本発明の目的は、異常ノズル特定におけるインク消費量を低減し、印刷時間を減少することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の印刷装置は、記録媒体にインクを吐出する複数のインクジェットヘッドを有し、記録媒体に画像を印刷する画像形成部と、インクジェットヘッドが有する複数のノズルのそれぞれが駆動された後に発生する残留振動波形を取得し、残留振動波形に基づいてノズルの吐出状態を判定する第1判定を行うヘッド制御部と、第1判定において吐出状態を判定できなかったノズルである第2判定ノズルに対して、インクを吐出させ、吐出結果に基づいて吐出状態を判定する第2判定を行う制御部と、を備える。
なお、上記の印刷装置は本発明の一態様であり、本発明の一側面を反映した印刷方法及び印刷プログラムについても、上記の印刷装置と同様に構成される。
【発明の効果】
【0008】
上記構成の本発明によれば、異常ノズル特定におけるインク消費量を低減し、印刷時間を減少することができる。
上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る印刷装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る印刷装置のインクジェットヘッドのノズル底面の構成を示す図である。
従来技術において、異常ノズル特定用のテストパターンを示す図である。
白スジが含まれるテストチャートの拡大図である。
本発明の一実施形態に係る印刷装置における残留振動計測回路の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る印刷装置において、ノズルの残留振動波形に基づくノズル吐出状態の判定を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る印刷装置において、残留振動波形の周期に基づくノズルの特定を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る印刷装置において、残留振動波形の振幅に基づくノズルの特定を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る印刷装置において、印刷されたノズル特定用のテストチャートのイメージを示す図である。
本発明の一実施形態に係る印刷装置における印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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