TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109072
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002777
出願日
2024-01-11
発明の名称
推定装置、推定方法及びプログラム
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G01R
31/12 20200101AFI20250716BHJP(測定;試験)
要約
【課題】より精度高く部分放電の原因を推定する。
【解決手段】部分放電信号の変動に基づき、部分放電の原因の推定結果を補正するか否かを判定する変動判定部と、前記推定結果を補正すると判定された場合に、前記推定結果を補正する推定結果補正部と、を備える推定装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
機器において計測された部分放電信号の変動に基づき、前記部分放電信号の発生させる部分放電の原因の推定結果を補正するか否かを判定する変動判定部と、
前記推定結果を補正すると判定された場合に、前記推定結果を補正する推定結果補正部と、
を備える推定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記機器において計測された部分放電信号を取得する計測データ取得部と、
前記計測データ取得部により取得された部分放電信号に基づき、部分放電の原因を推定する推定部と、
を備え、
前記推定部は、前記推定部が推定に用いる部分放電信号の計測時間よりも長い時間計測された部分放電信号に基づき、前記推定部による推定結果を補正するか否かを判定する、
請求項1に記載の推定装置。
【請求項3】
前記変動判定部は、前記部分放電信号の変動の特徴量に基づき、前記推定結果を補正するか否かを判定する、
請求項1又は2に記載の推定装置。
【請求項4】
前記特徴量は、放電強度、放電位相、放電数の変化のうち少なくとも1つを含む情報である、
請求項3に記載の推定装置。
【請求項5】
前記変動判定部は、前記部分放電信号の変動が所定の変動よりも大きい場合に、部分放電の原因の推定結果を補正すると判定し、
前記推定結果補正部は、部分放電の原因の推定結果を補正すると判定されたとき、部分放電の原因が金属異物である確率を他の原因である確率よりも小さい値とする、
請求項4に記載の推定装置。
【請求項6】
前記変動判定部は、前記部分放電信号の強度の時間に対する変化率が所定値以上である場合に、部分放電の原因の推定結果を補正すると判定し、
前記推定結果補正部は、部分放電の原因の推定結果を補正すると判定されたとき、部分放電の原因が金属異物である確率を減少させる、
請求項5に記載の推定装置。
【請求項7】
前記補正のルールは、部分放電信号と部分放電の原因とが紐づけられた教師データに基づき生成される、
請求項1に記載の推定装置。
【請求項8】
最新の部分放電信号の特徴量に基づき、過去の部分放電信号を抽出する信号抽出部をさらに備え、
前記変動判定部は、抽出された部分放電信号の変動に基づき、推定された部分放電の原因の推定結果を補正するか否かを判定する、
請求項1に記載の推定装置。
【請求項9】
前記信号抽出部は、クラスタリングにより過去の部分放電信号を抽出する、
請求項8に記載の推定装置。
【請求項10】
部分放電信号の変動に基づき、部分放電の原因の推定結果を補正するか否かを判定する変動判定ステップと、
前記推定結果を補正すると判定された場合に、前記推定結果を補正する推定結果補正ステップと、
を有する推定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、推定装置、推定方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電力機器の経年劣化によって、電力機器の表面や内部の絶縁体の絶縁性能が低下する。絶縁性能の低下が生じた箇所からは、部分放電が発生することが知られている。絶縁性能の低下が進行すると、電力機器に絶縁破壊が起こる可能性があるため、部分放電によって発生する波動(電磁波、音、振動など)をセンサで計測し、絶縁体の劣化状況を把握する取り組みがなされている。部分放電は時間経過とともに変動する特徴があるため、過去の部分放電データも用いて診断する方法が提案されている。
【0003】
しかしながら、上記方法は診断において過去の情報を機械的に用いるものであり、過去の情報が診断の精度向上に役立っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7280209号
特許第7282000号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、より精度高く部分放電の原因を推定することができる推定装置、推定方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の推定装置は、変動判定部と、推定結果補正部とを持つ。変動判定部は、部分放電信号の変動に基づき、部分放電の原因の推定結果を補正するか否かを判定する。推定結果補正部は、前記推定結果を補正すると判定された場合に、前記推定結果を補正する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る推定モデル生成システムの構成を示す図。
第1の実施形態に係る教師データの一例を示す図。
第1の実施形態に係る推定モデル生成装置の動作を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る推定システムの構成を示す図。
第1の実施形態に係る出力部による出力の表示例を示す図。
第1の実施形態に係る推定装置の動作を示すフローチャート。
第2の実施形態に係る推定モデル生成装置の構成を示す図。
第3の実施形態に係る推定装置の構成を示す図。
第3の実施形態に係る抽出される部分放電信号の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
以下、実施形態の推定装置、推定方法及びプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る推定モデル生成システム1の構成を示す図である。
推定モデル生成システム1は、機器の部分放電信号に基づき、当該機器の部分放電の原因を推定する推定モデルを生成する。
推定モデル生成システム1は、部分放電センサ10、教師データ生成装置11、推定モデル生成装置12を備える。
【0009】
部分放電センサ10は、機器Tに設けられる。部分放電センサ10は、機器Tの部分放電によって発生する信号を計測する。部分放電センサ10の例としては、部分放電に伴って筐体を通る過渡接地電圧を計測するTEVセンサ、部分放電による振動を検出する振動センサ、部分放電による音波を検出するマイクなどが挙げられる。
【0010】
教師データ生成装置11は、推定モデルを生成するための教師データを生成する。教師データ生成装置11は、データ取得部111、記憶部112、教師データ出力部113を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
センサ
2か月前
株式会社東芝
判定装置
28日前
株式会社東芝
燃料電池
4日前
株式会社東芝
制御装置
1か月前
株式会社東芝
遮断装置
26日前
株式会社東芝
搬送装置
27日前
株式会社東芝
電子機器
27日前
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
配線治具
19日前
株式会社東芝
回転電機
3か月前
株式会社東芝
回転電機
3か月前
株式会社東芝
回転電機
3か月前
株式会社東芝
発振回路
3か月前
株式会社東芝
立て看板
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
真空バルブ
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
電磁流量計
21日前
株式会社東芝
半導体装置
4日前
株式会社東芝
真空バルブ
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
主幹制御器
12日前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
3か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る