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公開番号2025109152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024012308
出願日2024-01-11
発明の名称地震の揺れ回避装置
出願人個人
代理人
主分類F16F 15/02 20060101AFI20250716BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】 地震はその大小に関わらず様々なところで大きな影響を与え、多方面において被害が出ている。
本装置は、被害を軽減する一助を提供するものである。
【解決手段】 本体装置によるときは、A、B、Cそれに11を三層に組み合わせて、地震の揺れを回転運動に変換して吸収するのが特徴である。
特許請求の範囲【請求項1】
スライドプレートA、プレートB、ベースアンカーCがあって、Aは、平面体で中央部に円空2があり、都合の良い位置に複数の穴3がある。 Bは、中央部を円柱状の凸部6として、都合の良い位置に複数の円空5を設け、6を除いては表裏面は平で、地面には直接関わりを持たない。 Cは地面(床)に固定する縁があり、中央部に複数の凹み12があって、これに回転体11を配して、都合の良い位置にネジ穴8を設け、この8はAの3と同じ位置で、これにメーンボルト10を設置して、A、B、C及び11を三層に組み合わせて一体として、6はAから頭が出る状態となり、2は6に対して、また、5も10に対して大きい円空域を有して、これを揺れを逃がす回避範囲とした回転体の回転による三層構造の地震回避装置

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は構造物に対する地震動の影響を回避させるものである
続きを表示(約 2,500 文字)【0002】
従来の免震構造は、特殊な素材を重層にして免震を図っているものや、アブソバーで揺れを吸収しているもの、或いは、ダンパーと称するものがある。
【先行技術文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地震動による被害は、地上にある全ての構造物や、その内部にある家具や商品棚の商品の散乱など多方面に及んでいる。
本発明は、地震の揺れに逆らうことなく、これを逃がして被害の軽減を図るとしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、地面と構造物との間に球状の回転体を設けて、その回転体の回転により地震による揺れを逃がすとしたものである。
【発明の効果】
【0006】
地面と構造物との間に回転体を設けて、地震による揺れを回転運動に変換して吸収し、それにより地震の影響を最小限に回避させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
スライドプレートAの平面図 1
平面図1のA―A断面図
プレートBの平面図 2
平面図2のB―B断面図
ベースアンカ―Cの平面図 3
平面図3のC―C断面図
図2、図4、図6の断面図を組み合わせて、平常時の状態を拡大図で表記した。
図7の、地震における横揺れと、それに伴う回転体の動きを矢印で表記した拡大図。(矢印は地震の動きと方向にを示す。)
スライドプレートAとプレートBを重ね合わせた平常時の平面図(プレートBの4は隠れているが、6を表記し10と3は重複しているので符号3を表記した)
地震による図9の横揺れを表記した平面図(隠れていた4が見えて、1と2と3が移動している。(この時、11は回転して図8のようになる。)(動いた部分を斜線表記し、矢印でその方向を記した)(隠れている所は点線表示した。)
複数の本体装置を設置して、その上部に建物の土台を配置した参考図。(縁13と15は重なっているので符号だけを表記した。単体でも使用可能である)
球状の回転体11(拡大図)
メーンボルト10周辺部の組立略図(拡大図)(穴3とネジ穴8はネジ16と17に重複しているので表記しなっかた。)
【発明を実施する為の形態】
【0008】
本発明を実施する為の形態について説明する。
図1は、四角形のスライドプレートAである。その中央部は丸く切り取って円空2とし、都合の良い位置に複数の穴3があり、表裏面は平で、図2は図1の断面図である。
図3はプレートBである。このプレートBに外圧を加えてならず、その中央部に円柱状の凸部6があり、この6に構造物が載り、都合の良い位置に複数の円空5を設けて、6を除いては表裏面は平で、図4は図3の断面図である。
図5は、ベースアンカ―Cで、地面(床)に固定とし、中央部の上面に複数の凹み12があり、これに11を配し、また、都合の良い位置に複数のネジ穴8があって、この8はAの3と同じ位置で、これにメーンボルト10を設置して、10の端部の一方はAの3に
他方の端部もCの8に取り付けて、これによりAとCは10を介して常に一体となる。
また16の所は少し細く段差にして、太い部分は18を締めたときのスットパ―の役目を果たし、また、Cには縁13があり、同じサイズの別の縁15を地面に固定とし、縁同士がアンカーボルト14で一体とする。
AとBについて、Aの2はBの6より丸くて大きく、Bの5も10に対して丸くて大きい円空域を有するが、この2と5の円空域は地震の揺れを逃がすスペースとして設けて、Aと10の動きが、この円空域内の動きであればBと6への衝突を回避することが出来て、地面が揺れても構造物は揺れないとしたものであるが、この揺れが、回避範囲を超える様な大きな揺れの場合はこの限りではなく、揺れの回避は、円空域の大きさで決まり、Aは6に、そして、10はBに衝突してはならないのである。
組み立てに当たっては、最下段のCに10を取り付け、12に球状の回転体11を設けて11と12の間には「ゆとり」があり、自在に動くことが出来て、Bは、その上に乗り、Aは、Bの上に重ねる事とし、Bの6はAの2から頭が出る状態で18を締め付けると、AとBとCそれに11は一体となる。
地震が発生すると、図8に示す通り、強い力で地面と一体のC、10、Aが動き、同時にその動きに反応して11は12の中で自然発生的に「回転運動」となり、Bの底部では、その回転運動は空転状態となって、Bには伝わらず、構造物を支えるB及び6への影響を回避し、結果的には他方への伝播を防ぐ事ができるのである。
本装置は、技術的には単純な構造であるが、その効果については大きな安全と安心が期待できる。
(記載中のA、B、Cとあるのは、スライドプレートA,プレート,Bベースアンカ―Cのことで、その他のものも符号で表記した。
【符号の説明】
【0009】
1―スライドプレートA 2―円空 3―穴
4―プレートB 5―円空 6―凸部
7―ベースアンカ―C 8―ネジ穴 9―切断線
10―メーンボルト 11―回転体 12―凹み
13―縁 14―アンカーボルト 15―縁
16―ネジ部 17―ネジ部 18―ナット
19―土台の取合い部 23―土台

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