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公開番号
2025111225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005523
出願日
2024-01-17
発明の名称
液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置
出願人
エスアイアイ・プリンテック株式会社
代理人
弁理士法人つばさ国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250723BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】信頼性を向上させることが可能な液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置を提供する。
【解決手段】本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドは、液体を噴射する1または複数のノズルを有する噴射部と、外部のヘッド制御部から供給される入力データに基づいて、ノズルから液体を噴射させるための駆動信号を生成し、その駆動信号を噴射部に対して出力する、1または複数の駆動回路部と、を備えている。この駆動回路部は、入力データに基づいて駆動信号を生成する信号生成部と、駆動信号の生成に関する異常状態の発生の有無を検出する検出部と、この検出部によって異常状態の発生が検出された場合に、その異常状態を示す情報が格納される格納部と、を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を噴射する1または複数のノズルを有する噴射部と、
外部のヘッド制御部から供給される入力データに基づいて、前記ノズルから前記液体を噴射させるための駆動信号を生成し、前記駆動信号を前記噴射部に対して出力する、1または複数の駆動回路部と
を備え、
前記駆動回路部は、
前記入力データに基づいて前記駆動信号を生成する信号生成部と、
前記駆動信号の生成に関する異常状態の発生の有無を検出する検出部と、
前記検出部によって前記異常状態の発生が検出された場合に、前記異常状態を示す情報が格納される格納部と
を有する液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記格納部に格納されている前記異常状態を示す情報が、前記ヘッド制御部によって読み出し可能に構成されている
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記駆動回路部は、所定の通知を行う通知部を、更に有しており、
前記通知部は、前記格納部に格納されている前記異常状態を示す情報を、前記ヘッド制御部へと通知する
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記異常状態が、前記駆動信号の生成期間内において前記ヘッド制御部から前記入力データを受信した状態である
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記信号生成部は、
前記検出部によって、前記駆動信号の生成期間内において前記ヘッド制御部から前記入力データを受信した状態の発生が、検出された場合には、
現在の前記駆動信号の生成期間が終了した後に、当該駆動信号の生成期間内に受信した前記入力データに基づいて、次の前記駆動信号の生成を行う
請求項4に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記駆動回路部は、所定の通知を行う通知部を、更に有しており、
前記通知部は、現在の前記駆動信号の生成期間内に受信した前記入力データを基にして、次の前記駆動信号の生成が行われた場合には、前記ヘッド制御部に対してその旨の通知を行う
請求項5に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記信号生成部において、現在の前記駆動信号の生成期間内に受信した前記入力データを基にして、次の前記駆動信号の生成が行われた場合には、その旨を示すエラー状態の情報が、前記ヘッド制御部によって読み出し可能に構成されている
請求項5に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドと、
前記ヘッド制御部と
を備えた液体噴射記録装置。
【請求項9】
前記ヘッド制御部は、
前記格納部に格納されている前記異常状態を示す情報を取得した場合には、
前記異常状態を回復させるための所定の回復処理を実行する
請求項8に記載の液体噴射記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
液体噴射ヘッドを備えた液体噴射記録装置が様々な分野に利用されており、液体噴射ヘッドとしては、各種方式のものが開発されている。また、例えば特許文献1には、液体噴射ヘッドにおけるデータ転送の手法が、提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-26077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような液体噴射ヘッドでは一般に、信頼性を向上させることが求められている。信頼性を向上させることが可能な、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドは、液体を噴射する1または複数のノズルを有する噴射部と、外部のヘッド制御部から供給される入力データに基づいて、ノズルから液体を噴射させるための駆動信号を生成し、その駆動信号を噴射部に対して出力する、1または複数の駆動回路部と、を備えたものである。この駆動回路部は、入力データに基づいて駆動信号を生成する信号生成部と、駆動信号の生成に関する異常状態の発生の有無を検出する検出部と、この検出部によって異常状態の発生が検出された場合に、その異常状態を示す情報が格納される格納部と、を有している。
【0006】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射記録装置は、上記本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドと、上記ヘッド制御部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置によれば、信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射装置の概略構成例を表すブロック図である。
図1に示した液体噴射ヘッドにおける各駆動回路部の構成例を表すブロック図である。
図2に示した各駆動回路部における動作例を模式的に表すタイミング図である。
図3に示した動作例の一部分を拡大して模式的に表すタイミング図である。
図1に示した液体噴射ヘッド全体での動作例を模式的に表すタイミング図である。
通常時に係る動作例と比較例1に係る異常時での動作例とをそれぞれ模式的に表すタイミング図である。
比較例2,3に係る異常時での動作例を模式的に表すタイミング図である。
実施例1,2に係る異常時での動作例を模式的に表すタイミング図である。
実施例3に係る異常時での動作例を模式的に表すタイミング図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(単一のシリアルデータ信号を用いてデータ転送を行う場合の例)
2.変形例(その他のデータ転送の場合の例など)
【0010】
<1.実施の形態>
[プリンタ3の構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係る液体噴射記録装置としてのプリンタ3の概略構成例を、ブロック図で表したものである。また、図2は、図1に示した液体噴射ヘッドとしてのインクジェットヘッド1における、各駆動回路部(後述する駆動回路部12a,12b,12c)の構成例を、ブロック図で表したものである。なお、これらの図1,図2において、信号の配線上に示した「/N」(N:2以上の整数)は、配線の本数を示している。また、本明細書の説明に用いられる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(【0011】以降は省略されています)
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