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公開番号
2025112918
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007456
出願日
2024-01-22
発明の名称
液体容器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250725BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体容器の主要部が再利用可能に構成され、蓋部材が再生材を含む材料で構成されていることにより、環境負荷の低減に貢献できる技術を提供する。
【解決手段】プリンターに液体を供給する液体容器は、開口を有し、液体を収容可能な主要部と、主要部に着脱可能に取り付けられ、開口を開閉可能に閉じる蓋部材と、を備え、蓋部材は再生材を含む材料で構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プリンターに液体を供給する液体容器であって、
開口を有し、液体を収容可能な主要部と、
前記主要部に着脱可能に取り付けられ、前記開口を開閉可能に閉じる蓋部材と、
を備え、
前記蓋部材は再生材を含む材料で構成された、
液体容器。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体容器であって、
前記開口は、前記プリンターに液体を供給するための第1開口と、前記第1開口とは異なる位置に配設された第2開口とを含む、液体容器。
【請求項3】
請求項2に記載の液体容器であって、
前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積よりも大きい、液体容器。
【請求項4】
請求項1に記載の液体容器であって、
前記開口は、前記プリンターに液体を供給するための第1開口であり、
前記蓋部材は、液体出口部を画定する壁部を有する出口部材と、前記出口部材の前記液体出口部を覆う第1蓋部材とを含み、
前記液体出口部は、前記第1開口から流通する前記液体を前記プリンターに供給するための液体出口であり、
前記出口部材および前記第1蓋部材は、同程度の物性を有する前記材料を用いて形成されている、液体容器。
【請求項5】
請求項4に記載の液体容器であって、
前記液体出口部の周辺に配設された液体種類識別構造を含み、
前記液体種類識別構造は、前記出口部材と別体として構成される、液体容器。
【請求項6】
請求項1に記載の液体容器であって、
前記開口は、前記プリンターに液体を供給するための第1開口と、前記第1開口とは異なる位置に配設された第2開口とを含み、
前記蓋部材は、液体出口部を画定する壁部を有する出口部材と、前記出口部材の前記液体出口部を覆う第1蓋部材と、前記第2開口を開閉可能に閉じる第2蓋部材とを含み、
前記液体出口部は、前記第1開口から流通する前記液体を前記プリンターに供給するための液体出口であり、
前記出口部材、前記第1蓋部材および前記第2蓋部材は、同程度の物性を有する前記材料を用いて形成されている、液体容器。
【請求項7】
請求項1に記載の液体容器であって、
前記主要部を構成する材料は、前記蓋部材を構成する材料よりも強度が高い、液体容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体容器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクを収容可能な主要部を有する液体容器が知られている。特許文献1における液体容器の主要部は、2つの開口を有しており、一方の開口にはインク出口を有するスパウトと、インク出口を覆うキャップが取り付けられている。他方の開口はフィルムで封止され、さらにカバー部材で覆われている。特許文献2における液体容器の主要部は、再利用可能な金属により構成されている。また、特許文献2の液体容器において、主要部の開口には、インク出口を有するスパウトと、インク出口を覆うキャップが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7247606号明細書
特開2022―129862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1における液体容器は、運搬の際にスパウトおよびキャップが損傷や破損を受けやすいため、再利用され難く、環境負荷につながるという問題が生じ得る。特許文献2における液体容器は、スパウトまたはキャップが複雑な形状を有する場合、主要部を金属で形成することが困難であるという問題が生じ得る。このため、環境負荷の低減に貢献できる液体容器を提供することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、プリンターに液体を供給する液体容器が提供される。この液体容器は、開口を有し、液体を収容可能な主要部と、前記主要部に着脱可能に取り付けられ、前記開口を開閉可能に閉じる蓋部材と、を備え、前記蓋部材は再生材を含む材料で構成されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態におけるプリンターの斜視図。
液体容器を用いてインクタンクにインクを供給する状態を示す斜視図。
第1実施形態における液体容器の断面図。
液体容器の先端側を拡大した図。
液体容器の後端側を拡大した図。
第1実施形態における液体容器の分解斜視図。
出口弁ユニットの斜視図。
流路部材が出口弁ユニット内に挿入された状態を示す斜視図。
第2実施形態における液体容器の構成を示す図。
第3実施形態における液体容器の構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態におけるプリンターの斜視図である。プリンター100は、インクを印刷媒体上に吐出して印刷を行うインクジェットプリンターである。図1には、互いに直交するXYZ軸が描かれている。X軸はプリンター100の幅方向に対応し、Y軸はプリンター100の奥行き方向に対応し、Z軸はプリンター100の高さ方向に対応する。プリンター100は、X軸方向とY軸方向とによって規定される水平な設置面に設置されている。なお、「X軸方向」とは、+X方向と-X方向とを合わせた概念を意味する。同様に、「Y軸方向」とは、+Y方向と-Y方向とを合わせた概念を意味し、「Z軸方向」とは、+Z方向と-Z方向とを合わせた概念を意味する。
【0009】
プリンター100は、筐体110を有する。筐体110の内部には、X軸方向である主走査方向に移動可能な図示しないキャリッジが設けられている。キャリッジには、インクを印刷媒体に吐出する印刷ヘッドが設置されている。筐体110の前面の一端には、複数のインクタンク700S,700Lを収容するインクタンク収容ユニット160が設けられている。インクタンク収容ユニット160は、その上部に開閉可能な蓋162を有している。なお、インクタンク700Sは小容量のタンクであり、インクタンク700Lは大容量のタンクである。ただし、以下の説明では、両者を区別せずに単に「インクタンク700」と呼ぶ。各インクタンク700は、図示しないチューブによってキャリッジの印刷ヘッドに接続されている。すなわち、インクタンク700は、プリンター100のキャリッジ状に載置されていない定置型のインクタンクである。また、各インクタンク700は、インク残量が低下した場合に液体容器からインクが補充されるインク補給タイプのインクタンクである。なお、本実施形態では、インクタンク700は、定置型のインクタンクであるが、プリンター100のキャリッジ上に搭載されるものであってもよい。
【0010】
図2は、液体容器200を用いてインクタンク700にインクを供給する状態を示す斜視図である。各インクタンク700の前面は、透明部材で形成されており、各インクタンク700のインク残量が外部から目視可能である。インク残量が少なくなった場合には、蓋162が開けられて、インクタンク700の流路部材710からインクを補給することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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