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公開番号2025113630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007889
出願日2024-01-23
発明の名称画像形成システム、情報処理方法
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250728BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷サーバーに保持された印刷ジョブのうち、画像形成装置にログインしたユーザーに対応する印刷ジョブを識別可能な画像形成システム、及び情報処理方法を提供すること。
【解決手段】画像形成システム100は、印刷サーバー2に保持された印刷サーバー2の第1ユーザーに関連付けられた印刷ジョブを実行する画像形成装置3と、画像形成装置3の第2ユーザーを画像形成装置3にログインさせるログイン処理部と、第2ユーザーによる画像形成装置3へのログイン中に第1ユーザーのアカウント情報を入力する入力操作を受け付ける受付処理部と、入力操作によって入力されたアカウント情報に対応する第1ユーザーと画像形成装置3にログイン中の第2ユーザーとを関連付ける関連付け処理部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
印刷サーバーに保持された前記印刷サーバーの第１ユーザーに関連付けられた印刷ジョブを実行する画像形成装置と、
前記画像形成装置の第２ユーザーを前記画像形成装置にログインさせるログイン処理部と、
前記第２ユーザーによる前記画像形成装置へのログイン中に前記第１ユーザーのアカウント情報を入力する入力操作を受け付ける受付処理部と、
前記入力操作によって入力された前記アカウント情報に対応する前記第１ユーザーと前記画像形成装置にログイン中の前記第２ユーザーとを関連付ける関連付け処理部と、
を備える画像形成システム。
続きを表示（約 990 文字）【請求項２】
前記アカウント情報は、前記第１ユーザーの識別情報及びパスワードを含み、
前記画像形成システムは、
前記入力操作によって入力された前記アカウント情報に基づいて前記第１ユーザーを認証する認証処理部を備え、
前記関連付け処理部は、前記認証処理部によって前記第１ユーザーが認証された場合に、前記第１ユーザーと前記第２ユーザーとを関連付ける、
請求項１に記載の画像形成システム。
【請求項３】
前記第２ユーザーがログイン中の前記画像形成装置において前記印刷サーバーに保持されている前記印刷ジョブの表示を指示する表示操作が受け付けられた場合に、前記画像形成装置にログイン中の前記第２ユーザーが前記第１ユーザーに関連付けられているか否かを判定する判定処理部と、
前記判定処理部によって前記第２ユーザーが前記第１ユーザーに関連付けられていると判定された場合に、前記印刷サーバーに保持されている前記印刷ジョブのうち前記画像形成装置にログイン中の前記第２ユーザーに関連付けられた前記第１ユーザーに対応する特定印刷ジョブを実行対象候補として表示部に表示させる表示処理部と、
を備える請求項１又は２に記載の画像形成システム。
【請求項４】
前記表示処理部は、前記判定処理部によって前記第２ユーザーが前記第１ユーザーに関連付けられていないと判定された場合に、前記印刷サーバーに保持されている前記印刷ジョブを前記表示部に表示させない、
請求項３に記載の画像形成システム。
【請求項５】
印刷サーバーに保持された前記印刷サーバーの第１ユーザーに関連付けられた印刷ジョブを実行する画像形成装置を含む画像形成システムで実行される情報処理方法であって、
前記画像形成装置の第２ユーザーを前記画像形成装置にログインさせるログインステップと、
前記第２ユーザーによる前記画像形成装置へのログイン中に前記第１ユーザーのアカウント情報を入力する入力操作を受け付ける受付ステップと、
前記入力操作によって入力された前記アカウント情報に対応する前記第１ユーザーと前記画像形成装置にログイン中の前記第２ユーザーとを関連付ける関連付けステップと、
を含む情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成システム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
印刷サーバーに保持された印刷ジョブのうち、自装置にログインしたユーザーの前記印刷ジョブを実行対象候補として表示部に表示させることが可能な画像形成装置が関連技術として知られている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－６６２３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、前記印刷ジョブに関連付けられた前記印刷サーバーのユーザーの識別情報と前記画像形成装置のユーザーの識別情報とが異なる場合に、前記印刷サーバーに保持された前記印刷ジョブのうち、前記画像形成装置にログインしたユーザーに対応する前記印刷ジョブを識別することができない。
【０００５】
本発明の目的は、印刷サーバーに保持された印刷ジョブのうち、画像形成装置にログインしたユーザーに対応する印刷ジョブを識別可能な画像形成システム、及び情報処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一の局面に係る画像形成システムは、画像形成装置と、ログイン処理部と、受付処理部と、関連付け処理部とを備える。前記画像形成装置は、印刷サーバーに保持された前記印刷サーバーの第１ユーザーに関連付けられた印刷ジョブを実行する。前記ログイン処理部は、前記画像形成装置の第２ユーザーを前記画像形成装置にログインさせる。前記受付処理部は、前記第２ユーザーによる前記画像形成装置へのログイン中に前記第１ユーザーのアカウント情報を入力する入力操作を受け付ける。前記関連付け処理部は、前記入力操作によって入力された前記アカウント情報に対応する前記第１ユーザーと前記画像形成装置にログイン中の前記第２ユーザーとを関連付ける。
【０００７】
本発明の他の局面に係る情報処理方法は、印刷サーバーに保持された前記印刷サーバーの第１ユーザーに関連付けられた印刷ジョブを実行する画像形成装置を含む画像形成システムで実行され、ログインステップと、受付ステップと、関連付けステップとを含む。前記ログインステップでは、前記画像形成装置の第２ユーザーが前記画像形成装置にログインされる。前記受付ステップでは、前記第２ユーザーによる前記画像形成装置へのログイン中に前記第１ユーザーのアカウント情報を入力する入力操作が受け付けられる。前記関連付けステップでは、前記入力操作によって入力された前記アカウント情報に対応する前記第１ユーザーと前記画像形成装置にログイン中の前記第２ユーザーとが関連付けられる。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、印刷サーバーに保持された印刷ジョブのうち、画像形成装置にログインしたユーザーに対応する印刷ジョブを識別することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。
図２は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図３は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの印刷サーバーの構成を示すブロック図である。
図４は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図５は、本発明の実施形態に係る画像形成システムで実行される関連付け処理の一例を示すフローチャートである。
図６は、本発明の実施形態に係る画像形成システムで実行される印刷ジョブ実行処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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