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公開番号
2025114487
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024228171
出願日
2024-12-25
発明の名称
ストレッチャー上の発射体を位置決めし、その位置に保持するためのアセンブリ、およびそのようなアセンブリを含む装填補助装置
出願人
ケーエヌディーエス・フランス
,
KNDS FRANCE
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F41A
9/38 20060101AFI20250729BHJP(武器)
要約
【課題】ストレッチャー内での砲弾の位置決めおよび位置保持を改善し、砲弾の打ち出し時に砲弾と武器チャンバーとの完璧な位置合わせを確実にする。
【解決手段】ストレッチャー(3)内の発射体(2)を位置決めし、その位置に保持するためのアセンブリ(5)と、そのようなアセンブリを含む装填補助装置(1)に関する。アセンブリは、ストレッチャーに発射体を配置できる上昇位置と、少なくとも1つのアーム(8)がストレッチャーに受けられた発射体と協働して、その発射体をストレッチャーの長手方向軸(X0)に確実に位置合わせする下降位置との間で枢動可能に取り付けられた少なくとも1つのアームを含む。少なくとも1つのアームは、ストレッチャーの駆動手段(4)と協働するように意図され、駆動手段の動きを少なくとも1つのアームに伝達することができる作動機構によって、上昇位置から下降位置へと枢動する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
砲弾のような発射体(2)を、長手方向軸(X0)を有するストレッチャー(3)に位置決めし、その位置に保持するための位置決めおよび位置保持アセンブリ(5)であって、ストレッチャー(3)は、可動な駆動手段(4)を使用して、発射体(2)の配置位置と呼ばれる第1の位置と、発射体(2)の打ち出し位置と呼ばれる第2の位置との間で、可動であり、この位置決めおよび位置保持アセンブリ(5)は、
支持面(80)を含む少なくとも1つの可動アーム(8)であって、少なくとも1つのアーム(8)は、少なくとも1つのアーム(8)の長手方向に対して直交する枢軸(A0)を中心に枢動可能で、使用時には、ストレッチャー(3)の長手方向軸(X0)と平行であり、ストレッチャー(3)に発射体(2)を配置できる上昇位置と、支持面(80)がストレッチャー(3)に受け入れられた発射体(2)と協働し、ストレッチャー(3)の長手方向軸(X0)と発射体(2)の位置合わせを確実にする下降位置との間で枢動可能に取り付けられることを意図しており、
駆動手段(4)と協働することを意図しており、配置位置から打ち出し位置へのストレッチャー(3)の変位中の駆動手段(4)の動きを、少なくとも1つのアーム(8)の上上昇位置から下降位置への枢動に変換するように配置された枢動作動機構(9)、および、
ストレッチャー(3)が打ち出し位置に一旦配置された場合に、少なくとも1つのアーム(8)をその上昇位置に戻す弾性復帰手段(10)、
を含むアセンブリ(5)。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
使用時に枢軸(A0)と同軸となる長手方向軸を有する作動ロッド(11)により互いに連結された一対のアーム(8)を含み、作動ロッド(11)は枢動作動機構に固定され、枢軸(A0)を中心に回転可能であり、2つのアーム(8)は作動ロッド(11)に沿って互いに間隔をあけて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ(5)。
【請求項3】
作動ロッド(11)は、トーションバーであることを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ(5)。
【請求項4】
弾性復帰手段(10)は、特に枢軸(A0)と同軸上または枢軸(A0)に平行に取り付けられた螺旋トーションばねのような復帰ばね(10)によって形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のアセンブリ(5)。
【請求項5】
枢動作動機構(9)は、
駆動手段(4)と協働するように意図され、枢軸(A0)に直交するスライド軸(X1)に沿ってスライド可能に取り付けられたプッシャー(50)と、
プッシャー(50)に結合され、プッシャー(50)のスライド軸(X1)に直交し、少なくとも1つのアーム(8)の枢軸(A0)に平行な軸を中心に枢動可能に取り付けられたロッカー(51)と、
ロッカー(51)と作動部材(12)との間に、軸が平行な2つの枢軸接続部により連結されたコピーバック連結ロッド(52)と、を含み、
作動部材(12)は、少なくとも1つのアーム(8)の枢軸(A0)を中心に枢動可能に取り付けられ、少なくとも1つのアーム(8)に、必要に応じて作動ロッド(11)に回転可能に固定されており、枢動作動機構は、駆動手段(4)の動作の下で、プッシャー(50)が移動することにより、ロッカー(51)が枢動し、これにより、コピーバック連結ロッド(52)を変位させ、作動部材(12)ひいては少なくとも1つのアーム(8)を枢軸(A0)を中心に枢動するように枢動させることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のアセンブリ(5)。
【請求項6】
枢動作動機構(9)は、少なくとも1つのアーム(8)の枢動角度が約90度となるように構成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のアセンブリ(5)。
【請求項7】
砲弾などの発射体(2)を武器のチャンバーに装填するための装填補助装置(1)であって、発射体(2)を受け入れるためのストレッチャー(3)と、発射体(2)の配置位置と呼ばれる第1の位置と、発射体(2)の打ち出し位置と呼ばれる第2の位置との間でストレッチャー(3)を移動させるストレッチャー(3)の駆動手段(4)とを含み、
さらに、ストレッチャー(3)に固定され、ストレッチャー(3)の長手方向軸(X0)に平行な少なくとも1つのアーム(8)の枢軸(A0)をストレッチャー(3)の側面に配置した請求項1~6のいずれか1項に記載の位置決めおよび位置保持アセンブリ(5)を含むことを特徴とする装置(1)。
【請求項8】
駆動手段(4)は、武器とストレッチャー(3)との間で、少なくとも1つのアーム(8)の枢軸(A0)に直交する関節シャフトを中心に連結されることを意図した1組の連結ロッドを含み、1組の連結ロッドのうちの1つ(40)は、連結ロッド(40)の回転運動を受け入れるための受け入れ手段(42)を含み、少なくとも1つのアーム(8)の枢動作動機構(9)と協働可能であることを特徴とする請求項7に記載の装置(1)。
【請求項9】
受け入れ手段(42)は、連結ロッド(40)上に形成されたカムトラックであることを特徴とする請求項8に記載の装置(1)。
【請求項10】
受け入れ手段(42)は、1組の連結ロッドの後部連結ロッド(40)上に形成され、枢動作動機構は、ストレッチャー(3)の発射体(2)配置ゾーンの後端部近傍に配置されることを特徴とする請求項8または9に記載の装置(1)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の技術分野は、大口径の武器のチャンバーに発射体を装填するための装置であり、より詳細には、発射体を受け入れることを目的とし、武器のチャンバーに近づくために移動でき、発射体の打ち出し(ramming)に役立つストレッチャーを含む装置である。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
大口径の武器に弾薬を装填するには、発射体を受けるためのストレッチャーを使用することはよく知られている。
【0003】
例えば、フランス特許FR3114384は、武器チャンバーに砲弾を装填するための装置について記載しており、この装置は、一連の連結ロッドによって武器に接続されたストレッチャー支持体にスライド可能に取り付けられたストレッチャーを備え、連結ロッドが武器に対して旋回することでストレッチャーが変位する。
【0004】
フランス特許FR3043190は、このようなストレッチャーをより詳細に説明しており、このストレッチャーは、ストレッチャーに受け入れられた砲弾の底面に当接し、その砲弾に打ち出すための推力を加えることを目的としたランマーを備えている。
【0005】
また、フランス特許FR2721387には、回転により、より詳細には螺旋状ピストンを備えた回転シリンダにより、薬室の軸線内に導入される砲弾を受けるストレッチャーが記載されている。このストレッチャーには、ストレッチャーの回転中に砲弾の排出を防止する排出防止装置が備えられているという利点がある。
【0006】
フランス特許FR2796713は、さらに、ストレッチャーの変位中に砲弾の排出を防止する装置を備えたストレッチャーを開示している。さらに具体的には、この特許は、砲弾がストレッチャー上にセットされると自動的に砲弾をロックするロック手段を支持するチェーンランマーを搭載したストレッチャーについて開示している。ロック手段は偏心カムの形状をしており、砲弾をストレッチャー上にセットすることは可能だが、オーバーセンターロックにより砲弾が半径方向に引き出されることを防止する。
【0007】
特許FR2721387の排出防止装置、および特許FR2796713のロック手段は、ストレッチャーの移動中に砲弾が飛び出すのを防ぐ効果はあるものの、砲弾をストレッチャー内に位置決めし、その位置に保持する、より詳細には砲弾をストレッチャーの長手方向軸と一直線に揃えることはできない。
【0008】
しかし、砲弾を砲身の長手方向軸に、ひいては砲弾を配置する砲身の長手方向軸に一致させることは、砲弾が武器チャンバーに正しく配置されることを確実にするために必要である。実際、砲弾がストレッチャーの長手方向軸に完全に一致していない場合、武器チャンバーに砲弾が誤って配置される危険性があり、安全上の問題が生じる。例えば、砲弾が薬室内に斜めに配置された場合、砲弾は減速して定心斜面のレベルに到達し、定心斜面に適切に引っかからず、その結果、外れる可能性がある。
【発明の概要】
【0009】
そこで、本発明は、ストレッチャーの変位中の砲弾の排出を防止するだけでなく、ストレッチャー内での砲弾の位置決めおよび位置保持を改善し、ひいては砲弾の打ち出し時に砲弾と武器チャンバーとの完璧な位置合わせを確実にするための解決策を提供することを目的とする。
【0010】
本発明にかかる解決策は、発射体がストレッチャーに配置されることを可能にする上昇位置と、発射体がストレッチャー内に正確に配置され、発射体がストレッチャーの前面に向かって押し出される前に正しい位置に維持されること、特に、ストレッチャーの底部に配置し、ストレッチャーの長手方向軸と一直線に保つことを可能にする下降位置との間で移動可能な少なくとも1つのアームの配置に基づいている。
(【0011】以降は省略されています)
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