TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025114952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009206
出願日2024-01-25
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250730BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 遊技性を向上する。
【解決手段】 パチンコ機1では、特図2遊技情報に基づく始動判定において、「時短」が判定される確率が、「時短」以外の結果が判定される確率より高くなっている。その上で、「大当り図柄2」が判定された場合に、確変回数として第1所定回数を設定して確変制御を開始するとともに、時短回数として第2所定回数を設定して時短制御を開始することが可能であり、この際、第1所定回数が、第2所定回数に所定数を加算した回数となっている。これによって、「大当り図柄2」に当選した場合に、確変制御の実行中において、特図2残保留が消化されることで、特図2残保留に基づく始動判定により「時短」に当選した場合であっても、時短制御1が開始されず、特図2残保留に基づく始動判定の消化に伴い、「通常状態」を生起させることが可能となる。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1条件の成立に伴い第1遊技情報を取得し、第2条件の成立に伴い第2遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、
所定数を上限として前記第2遊技情報を記憶することが可能な記憶手段と、
前記第1遊技情報又は前記第2遊技情報に基づいて遊技判定を実行する遊技判定手段と、
前記遊技判定により特定結果が判定された場合に、当選種別に応じた特定遊技状態を生起させる特定遊技状態制御手段と、
時短制御を実行することが可能な時短制御手段と、
前記遊技判定により前記特定結果が判定される確率が向上する確変制御を実行することが可能な確変制御手段と、を備え、
前記時短制御として、第1時短制御と、前記第1時短制御と比較して前記第2条件の成立が容易となる第2時短制御と、が含まれ、
前記第1遊技情報に基づく前記遊技判定により所定結果が判定され、基準時の遊技状態が通常状態である場合、前記特定遊技状態が生起されることなく、前記時短制御が開始され、前記基準時の遊技状態が前記通常状態でない場合、前記時短制御が開始されず、
前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定により前記所定結果が判定され、前記基準時の遊技状態が前記通常状態である場合、前記特定遊技状態が生起されることなく、前記第1時短制御が開始され、前記基準時の遊技状態が前記通常状態でない場合、前記第1時短制御が開始されず、
前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定では、前記所定結果が判定される確率が、前記所定結果以外の結果が判定される確率より高く、
前記時短制御中に実行された前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定の回数が時短回数に達したことに伴い、当該時短制御を終了することが可能であり、
前記確変制御中に実行された前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定の回数が確変回数に達したことに伴い、当該確変制御を終了することが可能であり、
前記当選種別として、特定当選種別が含まれ、
前記特定当選種別が判定された場合に、前記確変回数として第1所定回数を設定して前記確変制御を開始するとともに、前記時短回数として第2所定回数を設定して前記時短制御を開始することが可能であり、
前記第1所定回数は、前記第2所定回数に前記所定数を加算した回数であることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、時短制御を実行することが可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 4,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、時短制御を実行することが可能な遊技機が知られている(特許文献1参照)。
この遊技機では、時短制御の停止中に時短契機図柄に当選した場合に、時短制御が開始される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-25952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の遊技機では、遊技性を向上することが困難となっている。
本発明の課題は、遊技性を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、第一の発明に係る遊技機は、第1条件の成立に伴い第1遊技情報を取得し、第2条件の成立に伴い第2遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、所定数を上限として前記第2遊技情報を記憶することが可能な記憶手段と、前記第1遊技情報又は前記第2遊技情報に基づいて遊技判定を実行する遊技判定手段と、前記遊技判定により特定結果が判定された場合に、当選種別に応じた特定遊技状態を生起させる特定遊技状態制御手段と、時短制御を実行することが可能な時短制御手段と、前記遊技判定により前記特定結果が判定される確率が向上する確変制御を実行することが可能な確変制御手段と、を備え、前記時短制御として、第1時短制御と、前記第1時短制御と比較して前記第2条件の成立が容易となる第2時短制御と、が含まれ、前記第1遊技情報に基づく前記遊技判定により所定結果が判定され、基準時の遊技状態が通常状態である場合、前記特定遊技状態が生起されることなく、前記時短制御が開始され、前記基準時の遊技状態が前記通常状態でない場合、前記時短制御が開始されず、前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定により前記所定結果が判定され、前記基準時の遊技状態が前記通常状態である場合、前記特定遊技状態が生起されることなく、前記第1時短制御が開始され、前記基準時の遊技状態が前記通常状態でない場合、前記第1時短制御が開始されず、前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定では、前記所定結果が判定される確率が、前記所定結果以外の結果が判定される確率より高く、前記時短制御中に実行された前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定の回数が時短回数に達したことに伴い、当該時短制御を終了することが可能であり、前記確変制御中に実行された前記第2遊技情報に基づく前記遊技判定の回数が確変回数に達したことに伴い、当該確変制御を終了することが可能であり、前記当選種別として、特定当選種別が含まれ、前記特定当選種別が判定された場合に、前記確変回数として第1所定回数を設定して前記確変制御を開始するとともに、前記時短回数として第2所定回数を設定して前記時短制御を開始することが可能であり、前記第1所定回数は、前記第2所定回数に前記所定数を加算した回数であることを特徴とする。
第一の発明に係る遊技機では、第1遊技情報に基づく遊技判定により所定結果が判定されたときに、基準時の遊技状態が通常状態である場合、特定遊技状態が生起されることなく、時短制御が開始され、基準時の遊技状態が通常状態でない場合、時短制御が開始されない。これによって、所定結果が判定された場合に時短制御を開始することが可能となる分、通常状態について、第1時短制御の実行中よりも有利な遊技状態とすることが可能となる。
特に、第一の発明に係る遊技機では、第2遊技情報に基づく遊技判定において、所定結果が判定される確率が、所定結果以外の結果が判定される確率より高くなっている。その上で、特定当選種別が判定された場合に、確変回数として第1所定回数を設定して確変制御を開始するとともに、時短回数として第2所定回数を設定して時短制御を開始することが可能であり、この際、第1所定回数が、第2所定回数に所定数を加算した回数となっている。これによって、特定当選種別に当選した場合に、時短制御の終了後において、確変制御の生起中に、記憶手段に記憶されている第2遊技情報(以下、「特図2残保留」とする)に基づく遊技判定を消化することが可能となる。したがって、確変制御の実行中において、特図2残保留に基づく遊技判定が消化されることで、特図2残保留に基づく遊技判定により所定結果に当選した場合であっても、第1時短制御が開始されることがなく、特図2残保留に基づく遊技判定の消化に伴い、第1時短制御の実行中と比較して有利な通常状態を生起させることが可能となる。よって、遊技性を向上することが可能となる。
ここで、第1条件の成立としては、後述する第1始動口51への遊技球の入球が該当する。第1遊技情報としては、後述する特図1遊技情報が該当する。第2条件の成立としては、後述する第2始動口52への遊技球の入球が該当する。第2遊技情報としては、後述する特図2遊技情報が該当する。遊技情報取得手段としては、後述する主制御基板200(ステップS9-3)が該当する。所定数としては、後述する特図2保留数の上限値(「4」)が該当する。記憶手段としては、後述する特図2遊技情報記憶領域が該当する。遊技判定としては、後述する始動判定が該当する。遊技判定手段としては、後述する主制御基板200(ステップS11-7,S11-8,S11-11)が該当する。特定結果としては、後述する「大当り」が該当する。当選種別としては、後述する「大当り図柄」の種別が該当する。特定遊技状態としては、後述する大当り遊技状態が該当する。特定遊技状態制御手段としては、後述する主制御基板200(ステップS13-4)が該当する。時短制御としては、後述する時短制御が該当する。時短制御手段としては、後述する主制御基板200(ステップS43-2)が該当する。確変制御としては、後述する確変制御(特図高確率状態が設定される制御)が該当する。確変制御手段としては、後述する主制御基板200(ステップS43-2)が該当する。第1時短制御としては、後述する時短制御1が該当する。第2時短制御としては、後述する時短制御2が該当する。所定結果としては、後述する「時短」が該当する。基準時としては、後述するC時短判定基準時が該当する。通常状態としては、後述する「通常状態」が該当する。時短回数としては、後述する第1時短回数が該当する。確変回数としては、後述する確変回数が該当する。特定当選種別としては、後述する「大当り図柄2」が該当する。第1所定回数としては、後述する120[回]が該当する。第2所定回数としては、後述する116[回]が該当する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、遊技性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。
遊技盤の正面を示し、特に説明に必要な部分を模式的に示した図である。
パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図である。
各種抽選の当選確率を示す図である。
普通図柄抽選の当選種別を示す図である。
特別図柄抽選の当選種別を示す図である。
遊技状態の遷移を示す図である。
CPU初期化処理を示すフローチャートである。
メインループ処理を示すフローチャートである。
電源遮断時退避処理を示すフローチャートである。
タイマ割込み処理を示すフローチャートである。
ダイナミックポート出力処理を示すフローチャートである。
性能表示装置出力処理を示すフローチャートである。
設定関連処理を示すフローチャートである。
スイッチ管理処理を示すフローチャートである。
普図始動球検出処理を示すフローチャートである。
特図1始動球検出処理を示すフローチャートである。
特図2始動球検出処理を示すフローチャートである。
特別図柄乱数取得処理を示すフローチャートである。
特別遊技管理処理を示すフローチャートである。
特図変動待ち処理を示すフローチャートである。
特図変動中処理を示すフローチャートである。
第1回数切り管理処理を示すフローチャートである。
第2回数切り管理処理を示すフローチャートである。
第3回数切り管理処理を示すフローチャートである。
確変管理処理を示すフローチャートである。
特図停止中処理を示すフローチャートである。
大入賞口開放前処理を示すフローチャートである。
大入賞口開放制御処理を示すフローチャートである。
大入賞口閉鎖有効処理を示すフローチャートである。
大入賞口開放終了ウェイト処理を示すフローチャートである。
特別電役開閉切替処理を示すフローチャートである。
普通遊技管理処理を示すフローチャートである。
普図変動待ち処理を示すフローチャートである。
普図変動中処理を示すフローチャートである。
普図停止中処理を示すフローチャートである。
普通電動役物開放前処理を示すフローチャートである。
普通電役開閉切替処理を示すフローチャートである。
普通電動役物開放制御処理を示すフローチャートである。
普通電動役物閉鎖有効処理を示すフローチャートである。
普通電動役物開放終了ウェイト処理を示すフローチャートである。
性能表示装置制御処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、本発明に係る遊技機を、パチンコ機1に適用している。
【0009】
(パチンコ機1の全体構成)
まず、パチンコ機1の全体構成を説明する。
図1は、パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。
パチンコ機1は、外枠ユニット2と、内枠ユニット3と、前枠ユニット4と、遊技盤ユニット10と、を含んで構成されている。
【0010】
外枠ユニット2、内枠ユニット3及び前枠ユニット4は、ヒンジ機構を介して、互いに固定されている。これによって、内枠ユニット3は、外枠ユニット2に対して開閉することが可能となっている。また、前枠ユニット4は、内枠ユニット3及び外枠ユニット2のそれぞれに対して開閉することが可能となっている。
外枠ユニット2は、矩形の枠体(外枠)を含んで構成されている。そして、外枠ユニット2が備える外枠は、遊技場の島設備に対して固定される。
内枠ユニット3は、矩形の枠体(内枠)を含んで構成されている。内枠ユニット3は、外枠ユニット2の内側に配置される。
前枠ユニット4は、矩形の扉状に形成されている。扉ユニット4は、略中央部に配設された透明板4aと、透明板4aの周囲に配設された装飾部4bと、透明板4aの下側に配設された受皿ユニット5と、受皿ユニット5の側方に配設された発射ハンドル6と、を有している。
透明板4aは、樹脂、ガラス等の透明な材料により平板状に形成されている。装飾部4bは、透明又は半透明の樹脂材料により形成され、前方に向かって膨出する形状を有している。装飾部4bの上側の各角部には、その内部にスピーカ22(図3参照)が配設された音抜部4cが設けられている。各音抜部4cには、スピーカ22が出力する音声を通過させる複数の音抜孔が設けられている。また、装飾部4bには、枠ランプ20(図3参照)が配設されている。枠ランプ20は、ダイナミック点灯制御により駆動される複数の発光素子(LED)を含んで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社平和
遊技機
今日
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
1日前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
3か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
9日前
株式会社平和
遊技機
1日前
株式会社平和
遊技機
1日前
株式会社平和
遊技機
1日前
株式会社平和
遊技機
1日前
株式会社平和
遊技機
1日前
株式会社平和
遊技機
3日前
続きを見る