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公開番号2025115555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010066
出願日2024-01-26
発明の名称揺動制御回路およびインクジェットヘッド
出願人理想テクノロジーズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250731BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】プリカーサ制御と印刷制御とを自己完結的に行う揺動制御回路を提供する。
【解決手段】実施形態に係る揺動制御回路は、印刷データを受信して出力する印刷データ制御器と、プリカーサデータを生成して出力するプリカーサ制御器と、印刷またはプリカーサ駆動の終了から休止時間をカウントするインターバル制御器と、これら制御器を調停制御する調停制御器とを有する。印刷データ制御器は、印刷の開始と終了を調停制御器に通知する。プリカーサ制御器は、プリカーサ駆動の開始と終了を調停制御器に通知する。調停制御器は、印刷またはプリカーサ駆動の終了の通知を受けて、インターバル制御器に休止時間のカウントの開始を指示する。インターバル制御器は、休止時間がインターバル設定値に達するタイミングで、カウント終了を調停制御器に通知する。調停制御器は、カウント終了の通知を受けて、プリカーサ制御器にプリカーサデータの出力を指示する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
インクジェットヘッドの揺動制御回路であって、
外部から印刷データを受信して出力する印刷データ制御器と、
プリカーサデータを生成して出力するプリカーサ制御器と、
印刷またはプリカーサ駆動の終了から休止時間をカウントするインターバル制御器と、
前記印刷データ制御器と前記プリカーサ制御器と前記インターバル制御器を調停制御する調停制御器とを有し、
前記印刷データ制御器は、印刷の開始と終了を前記調停制御器に通知し、
前記プリカーサ制御器は、プリカーサ駆動の開始と終了を前記調停制御器に通知し、
前記調停制御器は、印刷の終了とプリカーサ駆動の終了のいずれかの通知を受けて、前記インターバル制御器に休止時間のカウントの開始を指示し、
前記インターバル制御器は、休止時間がインターバル設定値に達するタイミングで、カウント終了を前記調停制御器に通知し、
前記調停制御器は、カウント終了の通知を受けて、前記プリカーサ制御器にプリカーサデータの出力を指示する、
揺動制御回路。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記印刷データ制御器から入力される印刷データと前記プリカーサ制御器から入力されるプリカーサデータのいずれか一方をヘッド駆動データとして選択して出力する切替器を有し、
前記調停制御器は、プリカーサデータよりも印刷データを優先して出力するように前記切替器を制御する、
請求項1に記載の揺動制御回路。
【請求項3】
前記調停制御器は、休止時間のカウント中に印刷の開始の通知を受けたとき、
前記インターバル制御器に休止時間のカウントの中止を指示し、
前記切替器に印刷データの出力を指示する、
請求項2に記載の揺動制御回路。
【請求項4】
前記調停制御器は、プリカーサ駆動中に印刷の開始の通知を受けたとき、
前記切替器に印刷データの出力を指示する、
請求項2に記載の揺動制御回路。
【請求項5】
インクを収容する圧力室と、
前記圧力室に連通するノズルと、
前記圧力室を拡張・収縮させて前記ノズルからインクを吐出させるアクチュエータと、
前記アクチュエータを駆動するヘッド駆動回路と、
請求項1から4までのいずれかひとつに記載の揺動制御回路とを有する、
インクジェットヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、揺動制御回路およびインクジェットヘッドに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、インクジェットヘッドは、インクを収容する圧力室と、圧力室を拡張・収縮させるアクチュエータと、アクチュエータを駆動するヘッド駆動回路とを有する。ヘッド駆動回路は、アクチュエータによって圧力室を拡張・収縮させることにより、圧力室に連通するノズルからインクを吐出させる。
【0003】
インクジェットヘッドの駆動制御においては、インクの固着防止や吐出性能維持のため、駆動休止中でも一定時間のインターバル間隔でインクを吐出させない程度の駆動であるインクの揺動制御(プリカーサ制御)が必要となることが一般的に知られている。
【0004】
これまで、このプリカーサ制御のために、インクを吐出させないにも関わらず、インクジェットヘッドの特性都合により規定されるタイミングで印刷制御装置からプリカーサデータを転送する制御を行っている。
【0005】
一方、印刷が行われる場合はプリカーサ制御を行う必要はない。このため、印刷制御装置は、インクジェットヘッドの休止状態、インターバルを管理した上で、印刷データとプリカーサデータを調整した上で転送する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-050492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
プリカーサ制御は、インクジェットヘッド固有の都合のため、印刷制御装置にとっては、冗長制御ともいえ好ましくない。更に印刷制御との調整や休止時間の管理等、複雑な制御リソースやアルゴリズムが要求される。このため、本来の制御とは異なり、問題の発生するおそれがある。また、制御リソース増によるコスト面上も好ましくない。
【0008】
このため、インクジェットヘッド側においてプリカーサ制御と印刷制御を自己完結的に行う揺動制御が望まれる。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、プリカーサ制御と印刷制御をインクジェットヘッド側において自己完結的に行う技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態に係る揺動制御回路は、外部から印刷データを受信して出力する印刷データ制御器と、プリカーサデータを生成して出力するプリカーサ制御器と、印刷またはプリカーサ駆動の終了から休止時間をカウントするインターバル制御器と、印刷データ制御器とプリカーサ制御器とインターバル制御器を調停制御する調停制御器とを有する。印刷データ制御器は、印刷の開始と終了を調停制御器に通知する。プリカーサ制御器は、プリカーサ駆動の開始と終了を調停制御器に通知する。調停制御器は、印刷の終了とプリカーサ駆動の終了のいずれかの通知を受けて、インターバル制御器に休止時間のカウントの開始を指示する。インターバル制御器は、休止時間がインターバル設定値に達するタイミングで、カウント終了を調停制御器に通知する。調停制御器は、カウント終了の通知を受けて、プリカーサ制御器にプリカーサデータの出力を指示する。
(【0011】以降は省略されています)

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