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公開番号2025119759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014739
出願日2024-02-02
発明の名称浴槽及び浴室
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類A47K 3/06 20060101AFI20250807BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】入浴姿勢の自由度を向上させることができる浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽10は、湯水を溜める浴槽本体30を備える。浴槽本体30は、下部に膨出部36を有する第1側壁部(側壁部30D)を有している。膨出部36は、上端36Aよりも下方が外方向に広がっている。浴槽10において、浴槽本体30は、第1側壁部に対向し、上方に向けて外方向に広がる第2側壁部(側壁部30C)を備えることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
湯水を溜める浴槽本体を備えた浴槽であって、
前記浴槽本体は、下部に膨出部を有する第１側壁部を有しており、
前記膨出部は、上端よりも下方が外方向に広がっている、浴槽。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
前記浴槽本体は、前記第１側壁部に対向し、上方に向けて外方向に広がる第２側壁部を備えている、請求項１に記載の浴槽。
【請求項３】
前記浴槽本体は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製である、請求項１及び請求項２のいずれか一項に記載の浴槽。
【請求項４】
請求項３に記載の浴槽を吊り下げる吊り下げ部を備えている、浴室。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、浴槽及び浴室に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は従来の浴槽を開示している。この浴槽は、湯水を溜める浴槽本体を備えている。浴槽本体は、底部分をその長辺方向の中央側が両端側よりも低くなる側面視略円弧状に形成している。このような構成により、この浴槽は、入浴者がハンモックで寝るような快適な仰臥姿勢で入浴できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－２６０１８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の浴槽は、仰臥姿勢以外の姿勢で入浴することは特に考慮されていない。この場合、特許文献１の浴槽は、快適に入浴しようとすると、入浴姿勢が限定されてしまうことが懸念される。
【０００５】
そこで、本開示は、入浴姿勢の自由度を向上させることができる浴槽を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る浴槽は、湯水を溜める浴槽本体を備えた浴槽であって、前記浴槽本体は、下部に膨出部を有する第１側壁部を有しており、前記膨出部は、上端よりも下方が外方向に広がっている。
【０００７】
本開示に係る浴室は、浴槽を吊り下げる吊り下げ部を備えている。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態１に係る浴槽が設置された浴室を概略的に示す図である。
実施形態１に係る浴槽を示す斜視図である。
実施形態１に係る浴槽の作用を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の実施形態を、矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも、発明を実施するための形態に含まれる。
【００１０】
本開示に係る浴槽は、
［１］湯水を溜める浴槽本体を備えた浴槽であって、前記浴槽本体は、下部に膨出部を有する第１側壁部を有しており、前記膨出部は、上端よりも下方が外方向に広がっている。
［２］上記［１］の浴槽において、前記浴槽本体は、前記第１側壁部に対向し、上方に向けて外方向に広がる第２側壁部を備えている。
［３］上記［１］及び［２］のいずれかの浴槽において、前記浴槽本体は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製である。
［４］本開示に係る浴室は、上記［３］の浴槽を吊り下げる吊り下げ部を備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

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