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公開番号2025120100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024128837
出願日2024-08-05
発明の名称浴槽及び浴室
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類A47K 3/06 20060101AFI20250807BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】浴槽本体に溜めた湯水を容易に排水することができる浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽10は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体20を備えており、浴槽本体20は、溜めた湯水を排水する浴槽排水口30を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体を備えており、
前記浴槽本体は、溜めた前記湯水を排水する浴槽排水口を有している浴槽。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
浴室に前記浴槽本体を吊り下げて湯水を溜めて使用する使用状態において、前記浴槽排水口は、前記浴室の床から上方に離れて位置する請求項1に記載の浴槽。
【請求項3】
前記浴槽排水口の開口径は40mmよりも小さい請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の浴槽。
【請求項4】
前記浴槽排水口は、前記浴槽本体の内側から開閉操作する排水栓を具備している請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の浴槽。
【請求項5】
前記浴槽本体は、前記浴槽排水口を構成する貫通孔が形成されており、
前記貫通孔の外縁部を補強する補強部材を有している請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の浴槽。
【請求項6】
床を備えており、
前記床は、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の浴槽を吊り下げて湯水を溜めて使用する使用状態において、前記浴槽排水口が位置する側に設けられた浴室排水口を有している浴室。
【請求項7】
出入口を備えており、
前記浴室排水口は、前記出入口に対向する壁側に設けられている請求項6に記載の浴室。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は浴槽及び浴室に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は従来の浴槽を開示している。この浴槽は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-260180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の浴槽は、浴室本体に溜めた湯水を排水するための構成を有していない。
【0005】
本開示は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、浴槽本体に溜めた湯水を容易に排水することができる浴槽及び浴室を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の浴槽は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体を備えており、前記浴槽本体は、溜めた前記湯水を排水する浴槽排水口を有している。
【0007】
本開示の浴室は、上記浴槽を吊り下げて湯水を溜めて使用する使用状態において、前記浴槽排水口が設けられている側の床に浴室排水口を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1及び2の浴槽を取り付けた浴室を示す斜視図である。
実施形態1及び2の浴槽を取り付けた浴室を示す平面図である。
実施形態1及び2の浴槽排水口を形成した浴槽を示す斜視図である。
実施形態1の浴槽本体に設けられた排水栓の閉じた状態を示す斜視図である。
実施形態1の浴槽本体に設けられた排水栓の開いた状態を示す斜視図である。
実施形態1の排水栓の分解斜視図である。
実施形態2の浴槽本体に設けられた補強部材を示す斜視図である。
実施形態2の補強部材に固定部材を重ねた斜視図である。
実施形態2の排水口部材の分解断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の実施形態について矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも発明を実施するための形態に含まれる。
[1]本開示の浴槽は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体を備えており、前記浴槽本体は、溜めた前記湯水を排水する浴槽排水口を有している。この浴槽は、浴槽本体に排水口を有することによって、浴槽本体に溜めた湯水を容易に排水することができる。
[2]上記[1]に記載の浴槽において、浴室に前記浴槽本体を吊り下げて湯水を溜めて使用する使用状態において、前記浴槽排水口は、前記浴室の床から上方に離れて位置する。この浴槽は、浴槽排水口が浴室の床から上方に離れて位置するため、浴槽排水口が床に接触することによって、排水の勢いが弱くなったり、排水できなくなったりすることがなく、良好に排水することができる。
[3]上記[1]及び[2]のいずれかに記載の浴槽において、前記浴槽排水口の開口径は40mmよりも小さい。この浴槽は、浴槽排水口の開口径が40mmよりも小さいため、浴槽排水口の排水流量が浴室排水口の排水流量を上回らず、浴槽排水口から排水され浴室の浴室排水口に流れ込む湯水が浴室の床に広がり難い。
[4]上記[1]から[3]までのいずれかに記載の浴槽において、前記浴槽排水口は、前記浴槽本体の内側から開閉操作する排水栓を具備している。この浴槽は、浴槽本体の内側から排水栓の開閉操作をすることができるため、浴槽本体に溜めた湯水を排水する際に容易に排水栓を開けることができる。特に、この浴槽は、浴槽本体を浴室の壁の近傍に吊り下げた際、浴室の壁と浴槽との隙間が小さくて浴室の壁と浴槽との間から入浴者等の手が届かない位置に浴槽排水口が設けられていても、浴槽本体の内側から排水栓の開閉操作をすることができるため、容易に排水栓を開閉することができる。
【0010】
[5]上記[1]から[4]までのいずれかに記載の浴槽において、前記浴槽本体は、前記浴槽排水口を構成する貫通孔が形成されており、前記貫通孔の外縁部を補強する補強部材を有している。この浴槽は、補強部材によって貫通孔の変形が抑えられる。このため、この浴槽は、通水部材を貫通孔に取り付けた際、通水部材が浴槽本体から外れにくい。
[6]上記[1]から[5]までのいずれかに記載の浴槽において、前記浴槽排水口は、前記浴槽本体に形成された貫通孔と、前記貫通孔に挿入した通水部本体を有する通水部材とを備えており、前記貫通孔の内径は、前記通水本体の外径よりも小さい。この浴槽は、貫通孔と通水部材との隙間を小さくすることができるため、貫通孔に取り付けられた通水部材が浴槽本体から外れにくい。
[7]本開示の浴室は、床を備えており、前記床は、上記[1]から[6]のいずれかに記載の浴槽を吊り下げて湯水を溜めて使用する使用状態において、前記浴槽排水口が位置する側に設けられた浴室排水口を有している。この浴室は、浴室排水口を浴槽の浴槽排水口の近くの床に設けることができるため、浴槽排水口から排水された湯水が浴室の床に広がる前に浴室排水口に流すことができる。
[8]上記[7]に記載の浴室は、出入り口を備えており、前記浴室排水口は、前記出入口に対向する壁側に設けられている。浴槽排水口から排水された湯水は、出入口と対向する壁側に形成された浴室排水口に流れ込むため、浴槽排水口から湯水を排水する際、出入口に向けて水跳ねしたり、浴室内の人にかかったりしない。この浴室は、出入口と対向する壁側に浴室排水口を設けているため、見栄えがよい。
(【0011】以降は省略されています)

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