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公開番号2025121015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016153
出願日2024-02-06
発明の名称ディスポーザ
出願人株式会社フロム工業
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B02C 18/00 20060101AFI20250812BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】厨芥の細粒化が抑制されるディスポーザを提供する。
【解決手段】ディスポーザ1は、上部ケーシング3及び下部ケーシング4と、回転円板8と、回転円板8の周囲を取り囲む固定歯9と、回転円板8を回転駆動する回転電動機5と、回転円板8の上面に設置されて、回転円板8の上に落下した厨芥の側面を叩くスウィングハンマー10と、を備える。そして、ディスポーザ1は、回転円板8の外縁と固定歯9の内面との間に間隙を備えるとともに、スウィングハンマー10は、スウィングハンマー10の一部が回転円板8の外縁を越えて、回転円板8と固定歯9の間に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ケーシングと、
前記ケーシングの内部に配置された回転円板と、
前記ケーシングの内部に固定されて前記回転円板の周囲を取り囲む固定歯と、
前記ケーシングの下方に配置されて、前記回転円板を回転駆動する回転電動機と、
前記回転円板の上面に設置されて、外部から前記ケーシングの内部に投入されて、前記回転円板の上に落下した厨芥の側面を叩くハンマーと、備えて、
前記厨芥を粉砕して、前記ケーシングの外部に排出するディスポーザにおいて、
前記回転円板の外縁と前記固定歯の内面との間に間隙を備えるとともに、
前記ハンマーは、少なくとも前記ディスポーザの運転時において、前記ハンマーの一部が前記回転円板の外縁を越えて、前記回転円板と前記固定歯の間に位置するように構成されている、
ディスポーザ。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記固定歯は、前記固定歯の内面から前記回転円板に向かって突出する突出部を備えて、
前記回転円板の外縁と前記突出部との間に間隙を備えるとともに、
前記ハンマーは、少なくとも前記ディスポーザの運転時において、前記ハンマーの一部が前記回転円板の外縁を越えて、前記回転円板と前記突出部の間に位置するように構成されている、
請求項1に記載のディスポーザ。
【請求項3】
前記回転円板には、2個の前記ハンマーが前記回転円板の回転軸に対して対称に配置され、
前記固定歯には、奇数個の前記突出部が配置されている、
請求項2に記載のディスポーザ。
【請求項4】
前記固定歯には、3個以上11個以下の前記突出部が配置されている、
請求項3に記載のディスポーザ。
【請求項5】
前記ハンマーは、前記回転円板に固定されている、
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のディスポーザ。
【請求項6】
前記ハンマーは、前記回転円板に対して揺動自在に軸支されたスウィングハンマーであって、
前記回転円板が回転駆動される際に前記スウィングハンマーに作用する遠心力によって、前記スウィングハンマーの自由端が前記固定歯に向かって振り出されて、当該自由端が前記回転円板の外縁を越えて、前記回転円板と前記固定歯の間に位置するように構成されている、
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のディスポーザ。
【請求項7】
前記回転円板の回転速度を制御する制御手段を備えるとともに、
前記制御手段は、前記ディスポーザの運転開始から一定の時間が経過するまでの間、前記回転円板を低速度で回転させ、その後、前記回転円板を高速度で回転させるように構成されている、
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のディスポーザ。
【請求項8】
前記制御手段は、前記ディスポーザの運転開始から一定の時間が経過するまでの間、前記回転円板を低速度で回転させ、その後、更に一定の時間が経過するまでの間、前記回転円板を中間速度で回転させ、その後、前記回転円板を高速度で回転させるように構成されている、
請求項7に記載のディスポーザ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、厨芥を粉砕してスラリーを生成するディスポーザに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ディスポーザは、厨房等で発生する厨芥を粉砕して水と混合して、スラリーを生成する装置である。ディスポーザを厨房等に設置すれば、厨芥が発生する度に、厨芥を下水道に速やかに排出することができるので、厨房等を清潔に保つことができる。しかしながら、日本の一部の自治体においては、ディスポーザで生成されるスラリーを公共下水道に直接放流すると、下水道管が詰まって悪臭が発生する可能性がある等の理由で、スラリーを公共下水道に直接放流することを認めていない。かかる自治体においては、ディスポーザから排出されるスラリーを含む排水から、固形物を分離除去して、その後に、下水道に流す排水処理装置の設置が求められている。
【0003】
そこで、例えば、特許文献1に記載されているような、ディスポーザと固液分離装置と乾燥装置とを連結して構成される生ゴミ処理システムが提案されている。特許文献1に記載の生ゴミ処理システムによれば、ディスポーザで生成されるスラリーから所定の最小粒径を超える固形物を、固液分離装置を使って分離することができる。固液分離装置において、スラリーから分離された最小粒径を超える固形物は、乾燥装置において乾燥され、その後、適宜、処分される。そのため、特許文献1に記載の生ゴミ処理システムによれば、下水道に排出される排水に含まれる、厨芥に由来する固形物の量を減少させて、排水の水質を改善することができる。
【0004】
一方、本来、ディスポーザにおいては、厨芥を細かく粉砕して、スラリーに含まれる固形物の平均粒径を小さくすることが求められる。固形物の平均粒径を小さくすれば、スラリーの流動性が向上し、下水道管の詰まりの発生が抑制されるからである。
【0005】
例えば、特許文献2に記載のディスポーザは、粉砕室の内部に配置された回転板と、回転板に設けられたハンマーと、回転板の周囲を離間して囲むように設けられて、ハンマーと協働して厨芥を粉砕する環状の固定歯と、を備えている。そして、固定歯の内面、つまりハンマーと対向する面には多数の歯部が比較的に狭い間隔で配置されている。そのため、特許文献2に記載のディスポーザに投入された厨芥は、複数個の歯部と絡みあった状態で固定歯の特定の部位に留まって、ハンマーによる打撃を繰り返し受ける。その結果、厨芥は摺り潰されて、微細に粉砕される。そのため、特許文献2に記載のディスポーザによれば、流動性の高いスラリーが生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-166978号公報
特開2020-131075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述したように、従来のディスポーザにおいては、厨芥を細かく粉砕して、スラリーに含まれる固形物の平均粒径を小さくして、スラリーの流動性を向上させる工夫がされている。しかしながら、かかる工夫がされたディスポーザが、特許文献1に記載の生ゴミ処理システムに組み込まれると、固液分離装置を通過する厨芥由来の固形物の量が増えるので、排水の水質が低下すると言う問題がある。つまり、生ゴミ処理システムの目的と矛盾する現象が生じる。そのため、特許文献1に記載の生ゴミ処理システムにおいては、むしろ、厨芥の細粒化が抑制されるディスポーザが求められる。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、厨芥の細粒化が抑制されるディスポーザを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明に係るディスポーザは、ケーシングと、ケーシングの内部に配置された回転円板と、ケーシングの内部に固定されて回転円板の周囲を取り囲む固定歯と、ケーシングの下方に配置されて、回転円板を回転駆動する回転電動機と、回転円板の上面に設置されて、外部からケーシングの内部に投入されて、回転円板の上に落下した厨芥の側面を叩くハンマーと、備えて、厨芥を粉砕して、ケーシングの外部に排出する。そして、本発明に係るディスポーザは、回転円板の外縁と固定歯の内面との間に間隙を備えるとともに、ハンマーは、少なくともディスポーザの運転時において、ハンマーの一部が回転円板の外縁を越えて、回転円板と固定歯の間に位置するように構成されている。
【0010】
本発明に係るディスポーザが備える固定歯は、固定歯の内面から回転円板に向かって突出する突出部を備えて、回転円板の外縁と突出部との間に間隙を備える。そして、本発明に係るディスポーザが備えるハンマーは、少なくともディスポーザの運転時において、ハンマーの一部が回転円板の外縁を越えて、回転円板と突出部の間に位置するように構成されるようにしても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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