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公開番号2025130325
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027431
出願日2024-02-27
発明の名称展示台
出願人レンゴー株式会社
代理人個人,個人
主分類A47F 5/11 20060101AFI20250901BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】折り畳み易さを維持しつつ、組立作業を短時間で簡単に行うことができる展示台を提供する。
【解決手段】
展示台1は、一対の第1側壁10,11と一対の第2側壁12とで形成される筒体2と、筒体2の内部で一対の第1側壁10,11の間に架設される補強体3と、を備え、前方の第1側壁10には、補強体3を上方に避けた位置で左右方向に伸長する第1折曲部が形成され、後方の第1側壁11には、左右方向に伸長する切断部37が形成され、各第2側壁12には、上下方向に伸長するヒンジ部H1と、前後方向に伸長する第2折曲部と、が形成され、筒体2は、補強体3を屈曲させながら第2側壁12をヒンジ部H1に沿って内側に折り込んで二重にした後、後方の第1側壁11を切断部37で上下方向に分離し、前方の第1側壁10を第1折曲部に沿って前方へ折り返し、かつ第2側壁12を第2折曲部に沿って前方へ折り返した折畳形態F3になる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に対向して配置される一対の第1側壁(10,11)と第2方向に対向して配置される一対の第2側壁(12)とによって筒状に形成される筒体(2)と、
前記筒体の軸方向の寸法よりも短く形成され、一対の前記第1側壁の内面に両端部を固定し、前記筒体の内部で一対の前記第1側壁の間に架設され、物品を載置するための棚部(4)を支持する補強体(3)と、を備え、
前記第1方向の一方の前記第1側壁には、前記補強体を前記軸方向の一方に避けた位置で前記第2方向に伸長する第1折曲部(20)が形成され、
前記第1方向の他方の前記第1側壁には、前記第1折曲部に対応する位置で前記第2方向に伸長する切断部(37)が形成され、
各々の前記第2側壁には、前記第1方向の中央領域で前記軸方向に伸長するヒンジ部(H1)と、前記第1折曲部と前記切断部とを結ぶように前記第1方向に伸長する第2折曲部(21)と、が形成され、
前記筒体は、
前記筒状に保持された展開形態(F4)と、
前記補強体を屈曲させながら一対の前記第2側壁を前記ヒンジ部に沿って内側に折り込んで二重にした後、前記第1方向の他方の前記第1側壁を前記切断部で前記軸方向に分離し、前記第1方向の一方の前記第1側壁を前記第1折曲部に沿って前記第1方向の一方へ折り返し、かつ二重にした各々の前記第2側壁を前記第2折曲部に沿って前記第1方向の一方へ折り返した折畳形態(F3)と、の間で変形可能であることを特徴とする展示台。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
各々の前記第2側壁は、前記ヒンジ部によって、前記第1方向の一方の第2内側壁(13)と、前記第1方向の他方の第2外側壁(14)とに区画され、
前記第2折曲部は、前記第2内側壁に形成される第2内側折曲部(22)と、前記第2外側壁に形成される第2外側折曲部(23)と、を有し、
前記第1折曲部、前記第2内側折曲部および前記第2外側折曲部は、それぞれ前記軸方向に間隔(D1,D2,D3)をあけて平行に伸長する2本の弱め線(L20,L22,L23)であって、この順で段階的に前記間隔を広げるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の展示台。
【請求項3】
各々の前記第2側壁は、前記ヒンジ部によって、前記第1方向の一方の第2内側壁(13)と、前記第1方向の他方の第2外側壁(14)とに区画され、
前記第2折曲部は、前記第2内側壁に形成される第2内側折曲部(22)と、前記第2外側壁に形成される第2外側折曲部(23)と、を有し、
前記第1折曲部は、1本の弱め線(L20)で形成され、
前記第2内側折曲部および前記第2外側折曲部は、それぞれ前記軸方向に間隔(D2,D3)をあけて平行に伸長する2本の弱め線(L22,L23)であって、この順で段階的に前記間隔を広げるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の展示台。
【請求項4】
前記折畳形態にされた前記筒体を収納する外装箱(5)を更に備え、
前記外装箱は、
前記補強体の前記第1方向の他方を覆うように設けられ、前記第1方向の他方の前記第1側壁の一部を構成する外装底壁(60)と、
前記外装底壁の前記軸方向の両端に連設され、前記折畳形態にされた前記筒体の前記軸方向の両側を包み込む一対の第1外装片(61)と、
前記外装底壁の前記第2方向の両端に連設され、前記折畳形態にされた前記筒体の前記第2方向の両側を包み込む一対の第2外装片(62)と、を有し、
前記第1方向の他方の前記第1側壁は、前記外装底壁と、前記外装底壁との間に前記切断部を挟んで並設される第1部分壁(36)と、で構成され、
前記筒体が前記展開形態にされた状態で、前記軸方向の一方の前記第1外装片は前記第1部分壁に固定され、前記軸方向の他方の前記第1外装片はL字状に折り曲げられて前記筒体の内部で前記補強体に噛み合わされ、一対の前記第2外装片は前記外装底壁上に重ねて固定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の展示台。
【請求項5】
前記第1折曲部および前記第2折曲部は、前記軸方向の中央から一方にずれた位置に形成されており、
各々の前記第1外装片は、
前記外装底壁に連設される第1端面壁(63)と、
前記第1端面壁の先端に連設される第1フラップ(64)と、を有し、
各々の前記第2外装片は、
前記外装底壁に後面取部(72)を介して連設される第2端面壁(70)と、
前記第2端面壁の先端に前面取部(73)を介して連設される第2フラップ(71)と、を有し、
前記筒体が前記折畳形態にされた状態で、
一対の前記第1端面壁は前記筒体の前記軸方向の両端面を覆い、一対の前記第1フラップは内側に巻き込んだ先端側を前記筒体に接触させ、一対の前記第1フラップの表面と前記第1部分壁の前記軸方向の先端部の表面とは同一平面上に位置し、
一対の前記第2端面壁は前記筒体の前記第2方向の両端面を覆い、一対の前記第2フラップは先端同士を突き合わせて一対の前記第1フラップに重ねられ、各々の前記後面取部は前記外装底壁と前記第2端面壁とに対して傾斜した姿勢に設けられ、各々の前記前面取部は前記第2端面壁と前記第2フラップとに対して傾斜した姿勢に設けられることを特徴とする請求項4に記載の展示台。
【請求項6】
前記第1方向の一方の前記第1側壁は、前記第2方向の両端から中央に向かって、前記第1方向の他方の前記第1側壁から前記第1方向の一方に離れるように湾曲していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の展示台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の展示(陳列)に使用される展示台に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
角筒状の胴部と、胴部内に配される支持部材と、支持部材上に配される天板と、を備えた展示台が知られている(特許文献1)。胴部は、両側方に側面板を連設した前面板と、前面板に対向した背面板と、を有していた。支持部材および天板は、胴部を角筒状に形成した後に胴部に装着されていた。胴部の各側面板には、上下方向に延びた折り線が形成され、前面板、両側面板および背面板には、横方向に延びた折り線が形成されていた。胴部は、上下方向に延びた折り線で両側面板を内側に折り込んだ後、横方向に延びた折り線で前面板、両側面板および背面板を折り返し、コンパクトに折り畳まれた状態で外箱に収納されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6287133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した展示台を組み立てる場合、胴部と支持部材とを個別に変形させた後、筒状にした胴部に支持部材を差し込まなければならなかった。そのため、上記した展示台では、組立作業に時間と手間がかかるという問題があった。上記の問題を解決するため、仮に、支持部材が胴部内に予め固定され、胴部の変形に連動して胴部内で変形する構成とした場合、支持部材が前面板と背面板との間に挟まれることになる。すると、前面板と背面板とが密着せずに間隔をあけて対向するため、前面板と背面板とを横方向に延びた折り線で折り返すことが困難になり、コンパクトに折り畳むことができなくなることがあった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮し、折り畳み易さを維持しつつ、組立作業を短時間で簡単に行うことができる展示台を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る展示台は、第1方向に対向して配置される一対の第1側壁と第2方向に対向して配置される一対の第2側壁とによって筒状に形成される筒体と、前記筒体の軸方向の寸法よりも短く形成され、一対の前記第1側壁の内面に両端部を固定し、前記筒体の内部で一対の前記第1側壁の間に架設され、物品を載置するための棚部を支持する補強体と、を備え、前記第1方向の一方の前記第1側壁には、前記補強体を前記軸方向の一方に避けた位置で前記第2方向に伸長する第1折曲部が形成され、前記第1方向の他方の前記第1側壁には、前記第1折曲部に対応する位置で前記第2方向に伸長する切断部が形成され、各々の前記第2側壁には、前記第1方向の中央領域で前記軸方向に伸長するヒンジ部と、前記第1折曲部と前記切断部とを結ぶように前記第1方向に伸長する第2折曲部と、が形成され、前記筒体は、前記筒状に保持された展開形態と、前記補強体を屈曲させながら一対の前記第2側壁を前記ヒンジ部に沿って内側に折り込んで二重にした後、前記第1方向の他方の前記第1側壁を前記切断部で前記軸方向に分離し、前記第1方向の一方の前記第1側壁を前記第1折曲部に沿って前記第1方向の一方へ折り返し、かつ二重にした各々の前記第2側壁を前記第2折曲部に沿って前記第1方向の一方へ折り返した折畳形態と、の間で変形可能である。
【0007】
この場合、各々の前記第2側壁は、前記ヒンジ部によって、前記第1方向の一方の第2内側壁と、前記第1方向の他方の第2外側壁とに区画され、前記第2折曲部は、前記第2内側壁に形成される第2内側折曲部と、前記第2外側壁に形成される第2外側折曲部と、を有し、前記第1折曲部、前記第2内側折曲部および前記第2外側折曲部は、それぞれ前記軸方向に間隔をあけて平行に伸長する2本の弱め線であって、この順で段階的に前記間隔を広げるように形成されているとよい。
【0008】
他の場合、各々の前記第2側壁は、前記ヒンジ部によって、前記第1方向の一方の第2内側壁と、前記第1方向の他方の第2外側壁とに区画され、前記第2折曲部は、前記第2内側壁に形成される第2内側折曲部と、前記第2外側壁に形成される第2外側折曲部と、を有し、前記第1折曲部は、1本の弱め線で形成され、前記第2内側折曲部および前記第2外側折曲部は、それぞれ前記軸方向に間隔をあけて平行に伸長する2本の弱め線であって、この順で段階的に前記間隔を広げるように形成されているとよい。
【0009】
この場合、前記折畳形態にされた前記筒体を収納する外装箱を更に備え、前記外装箱は、前記補強体の前記第1方向の他方を覆うように設けられ、前記第1方向の他方の前記第1側壁の一部を構成する外装底壁と、前記外装底壁の前記軸方向の両端に連設され、前記折畳形態にされた前記筒体の前記軸方向の両側を包み込む一対の第1外装片と、前記外装底壁の前記第2方向の両端に連設され、前記折畳形態にされた前記筒体の前記第2方向の両側を包み込む一対の第2外装片と、を有し、前記第1方向の他方の前記第1側壁は、前記外装底壁と、前記外装底壁との間に前記切断部を挟んで並設される第1部分壁と、で構成され、前記筒体が前記展開形態にされた状態で、前記軸方向の一方の前記第1外装片は前記第1部分壁に固定され、前記軸方向の他方の前記第1外装片はL字状に折り曲げられて前記筒体の内部で前記補強体に噛み合わされ、一対の前記第2外装片は前記外装底壁上に重ねて固定されるとよい。
【0010】
この場合、前記第1折曲部および前記第2折曲部は、前記軸方向の中央から一方にずれた位置に形成されており、各々の前記第1外装片は、前記外装底壁に連設される第1端面壁と、前記第1端面壁の先端に連設される第1フラップと、を有し、各々の前記第2外装片は、前記外装底壁に後面取部を介して連設される第2端面壁と、前記第2端面壁の先端に前面取部を介して連設される第2フラップと、を有し、前記筒体が前記折畳形態にされた状態で、一対の前記第1端面壁は前記筒体の前記軸方向の両端面を覆い、一対の前記第1フラップは内側に巻き込んだ先端側を前記筒体に接触させ、一対の前記第1フラップの表面と前記第1部分壁の前記軸方向の先端部の表面とは同一平面上に位置し、一対の前記第2端面壁は前記筒体の前記第2方向の両端面を覆い、一対の前記第2フラップは先端同士を突き合わせて一対の前記第1フラップに重ねられ、各々の前記後面取部は前記外装底壁と前記第2端面壁とに対して傾斜した姿勢に設けられ、各々の前記前面取部は前記第2端面壁と前記第2フラップとに対して傾斜した姿勢に設けられるとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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