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公開番号2025149706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024050512
出願日2024-03-26
発明の名称除湿装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類B01D 53/26 20060101AFI20251001BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】集水部とタンクの結露を抑制可能な除湿装置を提供する。
【解決手段】除湿装置100は、吸込口と吹出口を有する本体ケース1を備える。本体ケース1内には、圧縮機7と放熱器と膨張器と吸熱器とが順次環状に連結した冷凍サイクルにより構成される除湿部と、冷凍サイクルに作用する送風部と、除湿部から滴下する結露水を集める集水部12と、集水部12で集めた結露水を貯水するタンク13と、が設けられる。本体ケース1は、タンク13が収容されるタンク空間部1aと、圧縮機7が収容される圧縮機空間部1bと、を仕切るタンクケース14を有する。タンクケース14は、集水部12を支持し、通気孔26を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
吸込口と吹出口を有する本体ケースを備え、
前記本体ケース内には、
圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とが順次環状に連結した冷凍サイクルにより構成される除湿部と、
前記冷凍サイクルに作用する送風部と、
前記除湿部から滴下する結露水を集める集水部と、
前記集水部で集めた結露水を貯水するタンクと、が設けられ、
前記本体ケースは、前記タンクが収容されるタンク空間部と、前記圧縮機が収容される圧縮機空間部と、を仕切るタンクケースを有し、
前記タンクケースは、前記集水部を支持し、通気孔を有する除湿装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記通気孔は、前記タンクケースの下部に配置される、請求項1に記載の除湿装置。
【請求項3】
前記通気孔は、前記タンクケースの前記圧縮機の側面に対向する対向面に設けられる、請求項1に記載の除湿装置。
【請求項4】
前記圧縮機空間部には、前記圧縮機から吐出される冷媒が流れる吐出冷媒配管と、前記圧縮機に吸入される冷媒が流れる吸入冷媒配管と、が配置され、
前記吐出冷媒配管から前記タンクケースまでの最短距離は、前記吸入冷媒配管から前記タンクケースまでの最短距離よりも短い、請求項1に記載の除湿装置。
【請求項5】
前記圧縮機空間部には、前記圧縮機から吐出される冷媒が流れる吐出冷媒配管が配置され、
前記吐出冷媒配管から前記集水部までの最短距離は、前記圧縮機の天面から前記集水部までの最短距離よりも短い、請求項1に記載の除湿装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、除湿装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
居住空間に用いられ、居住空間等の湿度を低下させる除湿装置が知られている。例えば、特許文献1には、圧縮機と凝縮器と膨張器と蒸発器とを環状に連結した冷凍サイクルにより構成した除湿機構と、蒸発器から滴下する水を受ける受水皿と、排水タンクと、受水皿の水を排水するように設けられる排水パイプとを備える除湿機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-349575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、排水タンクの装着時に、水受皿や排水パイプに溜まった水が排水タンク外に飛散するのを防止可能であるが、水受皿や排水タンクの結露を抑制する観点から改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、集水部とタンクの結露を抑制可能な除湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の除湿装置は、吸込口と吹出口を有する本体ケースを備える。本体ケース内には、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とが順次環状に連結した冷凍サイクルにより構成される除湿部と、冷凍サイクルに作用する送風部と、除湿部から滴下する結露水を集める集水部と、集水部で集めた結露水を貯水するタンクと、が設けられる。本体ケースは、タンクが収容されるタンク空間部と、圧縮機が収容される圧縮機空間部と、を仕切るタンクケースを有し、タンクケースは、集水部を支持し、通気孔を有する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、集水部とタンクの結露を抑制可能な除湿装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例に係る除湿装置を模式的に示す斜視図である。
図1の除湿装置を模式的に示す平面視の図である。
図1の除湿装置を模式的に示す正面視の図である。
図1の除湿装置の本体ケースを外した状態を示す斜視図である。
図1の除湿装置の圧縮機の冷媒配管とタンクケースの位置関係を模式的に示す正面視の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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