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公開番号
2025159622
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024062340
出願日
2024-04-08
発明の名称
布状材及びマット
出願人
山崎産業株式会社
代理人
個人
主分類
A47G
27/02 20060101AFI20251014BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】 吸水性及び遠心脱水後の乾燥性が良好な、マット等に用い得る布状材、及び、その布状材を用いることにより足拭きマット等として用い得るマットの提供。
【解決手段】 端縁部に縁布Hを施してマットMを構成する布状材Cの表面側Caに多数有する表側枠状部Faの内側に、裏面側Cbへ窪んだ表側凹部Daを形成し、表側枠状部Faの表面側Ca部分の外周縁に沿ってモール状糸体Y3を設ける。裏面側Cbに多数有する裏側枠状部Fbの内側に、表面側Caへ窪んだ裏側凹部Dbを形成する。モール状糸体Y3は、その外周部から内方に向かい、毛管現象により吸水力が作用する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表面側に、多数の表側枠状部を有し、
それらの表側枠状部の内側には、裏面側へ窪んだ表側凹部が形成されており、
前記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部の、表面側部分の外周縁に沿ってモール状糸体が設けられており、
前記モール状糸体は、芯糸に対し、多数の非吸水性又は低吸水性の単繊維を飾り糸として保持し、それらの多数の単繊維は、前記芯糸を中心としてほぼ径方向に放射状をなすように周方向に密設されて内方に向かうほど高密度状態となり且つ軸線方向に密設された状態をなし、当該モール状糸体の外周部から内方に向かい、毛管現象により吸水力が作用するものであることを特徴とする布状材。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
上記モール状糸体は、当該モール状糸体以外の布状材構成材料と共に、上記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部を構成している請求項1記載の布状材。
【請求項3】
上記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部のそれぞれにおける表面側部分の外周縁の全周の40%以上に沿ってモール状糸体が設けられている請求項1記載の布状材。
【請求項4】
上記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部のそれぞれにおける表面側部分の外周縁の全周の40%以上を、上記モール状糸体が構成している請求項1記載の布状材。
【請求項5】
上記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部のそれぞれにおける表面側部分の外周縁の全周の40%以上において、当該外周縁の、布状材の厚さ方向における最も表面側の部分を、上記モール状糸体の外周部が構成している請求項1記載の布状材。
【請求項6】
上記モール状糸体以外の布状材構成材料は、同等の条件で遠心脱水させ、その後乾燥させた場合の乾燥時間が、上記モール状糸体に比し短いものである請求項1乃至5の何れか1項に記載の布状材。
【請求項7】
裏面側へ窪んだ表側凹部の深さは、布状材の厚さから2mm差し引いた深さ乃至布状材の厚さの3分の1の深さである請求項1乃至6の何れか1項に記載の布状材。
【請求項8】
隣接する表側枠状部が外周部の一部を共有するものである請求項1乃至6の何れか1項に記載の布状材。
【請求項9】
非吸水性又は低吸水性の単繊維は、吸水率が、20℃相対湿度65%において、3%以下である請求項1乃至6の何れか1項に記載の布状材。
【請求項10】
請求項1乃至6の何れか1項に記載の布状材を用いたマット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マット等に用い得る布状材、及び、その布状材を用いることにより足拭きマット等として用い得るマットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2018-876号公報には、モール状糸体からなるパイルの基部が基体としての基布に結合された状態でそのパイルが基布上に多数配設されたマットについての記載がある。そのパイルを構成するモール状糸体は、吸水性に乏しい多数の単繊維を飾り糸として備え、前記モール状糸体の軸線を中心としてほぼ径方向に放射状をなすように周方向に密設されて内方に向かうほど高密度状態となり且つ軸線方向に密設された状態をなすものであり、し、吸水性に優れる。
【0003】
特開2020-90743号公報には、経糸及び緯糸が何れも前記特開2018-876号公報に記載のマットにおけるモール状糸体と同様のモール状糸体を用いた、クッション性及び吸水性が良好な織物についての記載がある。
【0004】
しかしながら、前記マット及び織物を、洗濯機による遠心脱水後に乾燥させた場合、乾燥のために相応の時間を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-876号公報
特開2020-90743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、マット等に用い得る布状材であって、吸水性及び遠心脱水後の乾燥性が良好なもの、及び、その布状材を用いることにより足拭きマット等として用い得るマットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、例えば次のように表すことができる。
【0008】
(1) 表面側に、多数の表側枠状部を有し、
それらの表側枠状部の内側には、裏面側へ窪んだ表側凹部が形成されており、
前記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部の、表面側部分の外周縁に沿ってモール状糸体が設けられており、
前記モール状糸体は、芯糸に対し、多数の非吸水性又は低吸水性の単繊維を飾り糸として保持し、それらの多数の単繊維は、前記芯糸を中心としてほぼ径方向に放射状をなすように周方向に密設されて内方に向かうほど高密度状態となり且つ軸線方向に密設された状態をなし、当該モール状糸体の外周部から内方に向かい、毛管現象により吸水力が作用するものであることを特徴とする布状材。
【0009】
(2) 上記モール状糸体は、当該モール状糸体以外の布状材構成材料と共に、上記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部を構成している上記(1)記載の布状材。
【0010】
(3) 上記表側枠状部のうち全ての表側枠状部又は所要の表側枠状部のそれぞれにおける表面側部分の外周縁の全周の40%以上に沿ってモール状糸体が設けられている上記(1)又は(2)記載の布状材。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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