TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024103847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-02
出願番号
2023007776
出願日
2023-01-23
発明の名称
衣類乾燥機
出願人
青島海爾洗衣机有限公司
,
QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.
,
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06F
33/65 20200101AFI20240726BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】動物繊維の衣類を仕上がり良く乾燥させることができ得る衣類乾燥機を提供する。
【解決手段】ドラム式洗濯乾燥機1は、衣類が収容されるドラム23と、ドラム23を回転させるための駆動モータ30と、送風器120と加熱器132とを含む乾燥装置100と、ドラム23内の衣類の乾燥率を検出するための乾燥率検出部と、駆動モータ30および乾燥装置100の動作を制御する制御部と、を備える。制御部は、衣類を引っ繰り返すための第1回転動作を所定時間ごとにドラム23に行わせつつ、ドラム23内への温風の供給を乾燥装置100に行わせる第1乾燥工程を実行し、乾燥率が規定乾燥率に達したことに基づいて、ドラム23内の衣類に湿りが残った状態で第1乾燥工程を終了し、衣類を繰り返しタンブリングさせるための第2回転動作をドラム23に行わせつつ、ドラム23内への冷風の供給を乾燥装置100に行わせる第2乾燥工程を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内に、水平な回転軸周りまたは水平方向に対して傾く傾斜軸周りに回転可能に配置され、衣類が収容されるドラムと、
前記ドラムを回転させるための駆動モータと、
送風器と、当該送風器が生起した風を加熱する加熱器とを含み、前記加熱器により加熱された風である温風および前記加熱器により加熱されていない風である冷風を前記ドラム内に供給する乾燥装置と、
前記ドラム内の衣類の乾燥率を検出するための乾燥率検出部と、
前記駆動モータおよび前記乾燥装置の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
衣類を引っ繰り返すための第1回転動作を所定時間ごとに前記ドラムに行わせつつ、前記ドラム内への前記温風の供給を前記乾燥装置に行わせる第1乾燥工程を実行し、
前記乾燥率が規定乾燥率に達したことに基づいて、前記ドラム内の衣類に湿りが残った状態で前記第1乾燥工程を終了し、
衣類を繰り返しタンブリングさせるための第2回転動作を前記ドラムに行わせつつ、前記ドラム内への前記冷風の供給を前記乾燥装置に行わせる第2乾燥工程を実行する、
衣類乾燥機。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1回転動作として、前記ドラムを1回転させる、
請求項1に記載の衣類乾燥機。
【請求項3】
前記制御部は、前記第2回転動作として、前記ドラムを、当該ドラムが所定のオン時間の回転と所定のオフ時間の停止とを繰り返すように、停止を挟んで正回転および逆回転させる、
請求項1に記載の衣類乾燥機。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2乾燥工程に続いて、前記第1回転動作を所定時間ごとに前記ドラムに行わせつつ、前記ドラム内への前記温風の供給を前記乾燥装置に行わせる第3乾燥工程を実行する、
請求項1ないし3の何れか一項に記載の衣類乾燥機。
【請求項5】
前記制御部は、前記第3乾燥工程に続いて、前記ドラム内への前記冷風の供給を前記乾燥装置に行わせるクーリング工程を実行する、
請求項4に記載の衣類乾燥機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類乾燥機に関する。本発明の衣類乾燥機には、衣類を乾燥させる乾燥機能に加えて、衣類を洗濯する洗濯機能を備える洗濯乾燥機が含まれる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、衣類乾燥機の一つとして、水受け槽内に、回転ドラムを回転自在に配置し、当該回転ドラム内に収容した洗濯物の洗濯および乾燥を行うドラム式洗濯乾燥機が知られている。
【0003】
ドラム式洗濯乾燥機では、通常、ドラムを回転させてドラム内の濡れた衣類をタンブリングさせつつドラム内に温風を供給することにより、衣類の乾燥を行う。しかしながら、このような乾燥がウール、カシミヤ等の動物繊維の衣類に対して行われた場合、衣類に対して、タンブリングによる強い機械力が掛けられながら熱が加えられる。このため、衣類が押しつぶされつつ乾燥するような状態となりやすく、衣類の繊維に捲縮が生じやすい。
【0004】
以下の特許文献1には、水受け槽内に、回転ドラムを回転自在に配置したドラム式洗濯乾燥機において、ソフト乾燥が指示入力された場合に、回転ドラムを、衣類が転動しない程度に、即ち、鉛直方向に対して左右に12度ずつ正反転させながら、回転ドラム内に温風を供給する乾燥工程が行われるドラム式洗濯乾燥機が記載されている。ソフト乾燥の実行により、セータやランジェリーなどのデリケートな衣類が乾燥される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-60991公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1のドラム式洗濯機では、乾燥工程の全般において、衣類は僅かに揺らさせるのみである。このため、このドラム式洗濯機を使用して動物繊維の衣類の乾燥が行われる場合、衣類が押しつぶされつつ乾燥するような状態にはなりにくいものの、水に濡れて寝ていた繊維を乾燥の終盤に立ち上がらせて繊維の形(クセ)が整うようにすることは難しい。さらには、ドラム内で衣類が引っ繰り返らないため、ドラムの内周面に接し続ける衣類の部分が十分に乾きにくく、乾燥むらが生じやすい。
【0007】
したがって、上記特許文献1のドラム式洗濯機では、動物繊維の衣類を仕上がり良く乾燥することが難しい。
【0008】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、動物繊維の衣類を仕上がり良く乾燥させることができ得る衣類乾燥機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の主たる態様に係る衣類乾燥機は、筐体内に、水平な回転軸周りまたは水平方向に対して傾く傾斜軸周りに回転可能に配置され、衣類が収容されるドラムと、前記ドラムを回転させるための駆動モータと、送風器と、当該送風器が生起した風を加熱する加熱器とを含み、前記加熱器により加熱された風である温風および前記加熱器により加熱されていない風である冷風を前記ドラム内に供給する乾燥装置と、前記ドラム内の衣類の乾燥率を検出するための乾燥率検出部と、前記駆動モータおよび前記乾燥装置の動作を制御する制御部と、を備える。ここで、前記制御部は、衣類を引っ繰り返すための第1回転動作を所定時間ごとに前記ドラムに行わせつつ、前記ドラム内への前記温風の供給を前記乾燥装置に行わせる第1乾燥工程を実行し、前記乾燥率が規定乾燥率に達したことに基づいて、前記ドラム内の衣類に湿りが残った状態で前記第1乾燥工程を終了し、衣類を繰り返しタンブリングさせるための第2回転動作を前記ドラムに行わせつつ、前記ドラム内への前記冷風の供給を前記乾燥装置に行わせる第2乾燥工程を実行する。
【0010】
本態様に係る衣類乾燥機によれば、第1乾燥工程と、それに続く第2乾燥工程とにより動物繊維の衣類を乾燥できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
物干し具
1か月前
個人
盗難防止方法
1か月前
個人
靴脱水補助具
1か月前
個人
一対開先フック
1か月前
個人
手洗い洗濯用具
1か月前
個人
物干し竿用ハンガー固定具
27日前
個人
ホバーアイロン拭き掃除機。
5日前
帝人株式会社
ゴム補強用コード
2か月前
セーレン株式会社
導電性布
1か月前
株式会社カインズ
物掛け具
1か月前
アクア株式会社
ランドリ機器
27日前
有限会社片桐電機
熱プレス機
2か月前
個人
織物壁紙
2か月前
日清紡テキスタイル株式会社
ストレッチ織物
24日前
シャープ株式会社
洗濯機
13日前
ライオン株式会社
洗濯用具
2か月前
株式会社ウエルス商会
洗濯用洗浄補助用具
9日前
大和ハウス工業株式会社
物掛け設備
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
2か月前
株式会社モリイチ
断熱保温パットの製造方法
2か月前
平岡織染株式会社
産業資材用帆布及びその製造方法
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
2か月前
シャープ株式会社
洗濯機
2か月前
シャープ株式会社
洗濯機、貯水ユニット
10日前
平岡織染株式会社
産業資材用帆布、及びその製造方法
1か月前
三洋化成工業株式会社
シートベルトウェビング処理剤
5日前
ユニチカ株式会社
衛生材料の表面材の製造方法
10日前
東レ株式会社
人工皮革ならびに、乗物用内装材、座席
10日前
花王株式会社
繊維処理剤
1か月前
松本油脂製薬株式会社
繊維用サイジング剤及びその用途
25日前
ダイキン工業株式会社
撥水剤組成物
2か月前
ダイキン工業株式会社
撥水剤組成物
2か月前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
1か月前
セイコーエプソン株式会社
捺染方法
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
23日前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る