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公開番号2025031605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024132796
出願日2024-08-08
発明の名称棒状食材切断装置
出願人鈴茂器工株式会社
代理人個人
主分類B26D 3/28 20060101AFI20250228BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】操作性に優れた棒状食材切断装置を提供する。
【解決手段】棒状食材を搭載位置と取出位置との間で往復動自在に筐体に設けられ複数本の切断刃に向けて棒状食材を押し付ける可動テーブル5を備え、可動テーブル5の切断刃に向かう押し付け動作により棒状食材を複数に切断する棒状食材切断装置であり、可動テーブル5を搭載位置と取出位置との間で往復動する駆動手段と、可動テーブル5の取出位置に対応して筐体に設けられた取出口を開閉する開閉蓋12と、棒状食材が取出位置に移動したことを検知する製品検知センサ21と、製品検知センサ21が棒状食材の取出位置からの取り出しを検知したならば可動テーブル5を搭載位置に駆動させる制御部とを有する。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
棒状食材を搭載位置と取出位置との間で往復動自在に筐体に設けられ複数本の切断刃に向けて棒状食材を押し付ける可動テーブルを備え、前記可動テーブルの前記切断刃に向かう押し付け動作により前記棒状食材を複数に切断する棒状食材切断装置であって、
前記可動テーブルを前記搭載位置と前記取出位置との間で往復動する駆動手段と、
前記可動テーブルの前記取出位置に対応して前記筐体に設けられた取出口を開閉する開閉蓋と、
前記棒状食材が前記取出位置に移動したことを検知する製品検知センサと、
前記製品検知センサが前記棒状食材の前記取出位置からの取り出しを検知したならば、前記可動テーブルを前記搭載位置に駆動させる制御部と、
を有することを特徴とする棒状食材切断装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記開閉蓋が閉じられたことを検知する開閉検知センサを有し、
前記制御部は、前記製品検知センサが前記棒状食材の前記取出位置からの取り出しを検知し、かつ前記開閉検知センサが前記開閉蓋の閉塞を検知したならば、前記可動テーブルを前記搭載位置に駆動する、
ことを特徴とする請求項1記載の棒状食材切断装置。
【請求項3】
前記可動テーブルが前記搭載位置から前記取出位置に移動する際に、前記開閉蓋を開放位置に駆動する駆動レバーが前記可動テーブルに設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2記載の棒状食材切断装置。
【請求項4】
前記開閉蓋に閉塞方向のばね力を加えるばね部材を有し、
前記開閉蓋が開放位置となったときに前記ばね部材による閉塞方向のばね力に抗して前記開閉蓋を前記開放位置に保持する保持部材が前記筐体に設けられている、
ことを特徴とする請求項3記載の棒状食材切断装置。
【請求項5】
前記保持部材は、前記開閉蓋に設けられた永久磁石を吸引する電磁石である、
ことを特徴とする請求項4記載の棒状食材切断装置。
【請求項6】
前記開閉蓋に閉塞方向のばね力を加えるばね部材を有し、
前記可動テーブルが前記搭載位置から前記取出位置に移動する際に前記開閉蓋を開放位置に駆動するとともに、前記開閉蓋が開放位置となったときに前記ばね部材による閉塞方向のばね力に抗して前記開閉蓋を前記開放位置に保持する蓋開放部材が前記可動テーブルに設けられており、
前記制御部により前記可動テーブルが前記取出位置から前記搭載位置へと駆動されると、前記開閉蓋は、前記蓋開放部材による前記開放位置での保持が解除されて、前記バネ部材によるばね力で閉鎖位置になる、
ことを特徴とする請求項1記載の棒状食材切断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、巻き寿司等の棒状食材を切断する棒状食材切断装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
海苔巻き寿司等を被切断品とする切断装置が、特許文献1に記載されている。この切断装置は、巻き寿司を支持して移動する受け台と、受台の移動を案内するガイド棒と、刃物枠とを備えている。受け台は、棒状食材である巻き寿司が搭載される搭載位置と、巻き寿司を取り出す取出位置との間を往復移動する。搭載位置において搭載された切断前の巻き寿司は、受け台により切断刃に沿って移動しながら切断刃に押し付けられて複数個に切断され、取出位置にまで搬送される。
【0003】
受け台を搭載位置と取出位置との間を駆動するために、電動モータにより回転駆動される駆動側のプーリと従動側のプーリと両方のプーリに掛け渡された無端ベルトとを備えた駆動機構が筐体内に組み込まれている。無端ベルトは受け台に連結され、電動モータによって無端ベルトを駆動することにより、巻き寿司は受け台の搭載位置から取出位置に搬送される。
【0004】
特許文献2に記載の棒状食材切断装置は、巻き寿司等の棒状食材を支持して移動する可動テーブルと、可動テーブルの移動を案内するガイドロッドと、複数本の切断刃が設けられた刃物枠とを有している。可動テーブルは棒状食材が搭載される搭載位置と、棒状食材を取り出す取出位置との間を往復移動する。搭載位置において搭載された切断前の棒状食材は、可動テーブルにより切断刃に沿って移動しながら切断刃に押し付けられて複数個に切断され、取出位置にまで搬送される。可動テーブルを搭載位置と取出位置との間を駆動するために、特許文献1と同様の駆動機構が筐体内に設けられている。
【0005】
この棒状食材切断装置においては、棒状食材の取出口を開閉するための開閉蓋が筐体に設けられている。
【0006】
特許文献3に記載の食品切断装置は、食品を支持して移動する食品載置台と、食品載置台を供給位置と放出位置との間に案内するカム溝が形成されたカム板と、食品を輪切り状に切断する切断刃とを有している。食品載置台を供給位置と放出位置との間を往復動するために、電動モータにより駆動される駆動アームを備えており、食品載置台に取り付けられたピンが駆動アームに形成された長孔に係合している。食品載置台はカム溝に円弧部を設けることにより、上向き姿勢から前傾姿勢に変化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2001-212789号公報
特開2019-181646号公報
特開2014-24172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述のように、巻き寿司や海苔巻き寿司等の棒状食材を可動テーブルに搭載し、搭載位置から取出位置に移動する搬送過程において棒状食材を切断するようにした切断装置においては、切断後の棒状食材が取り出された後に、可動テーブルを搭載位置に戻す必要がある。可動テーブルの戻し移動は、作業者が運転スイッチを操作することにより行われるので、実際の作業状態においては可動テーブルの戻し操作忘れが発生している。
【0009】
このため、切断しようとする棒状食材を可動テーブルに搭載しようとしたときに可動テーブルが搭載位置に戻っていないときには、搭載しようとする棒状食材を戻してから運転スイッチを操作して可動テーブルを搭載位置まで移動させる必要がある。したがって、可動テーブルが搭載位置に移動された後に、戻しておいた棒状食材を可動テーブルに搭載しなければならないという無駄な動作が発生しており、従来の切断装置においては、操作性に問題がある。
【0010】
操作性を向上させるために、取出位置にまで搬送されて切断後の棒状食材を検知するための製品センサを切断装置に設け、切断された棒状食材が可動テーブルから取り出されたことが製品センサにより検知されたら、可動テーブルを取出位置から搭載位置に自動的に移動させるように作動させる試みがなされた。
(【0011】以降は省略されています)

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