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公開番号
2025076703
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188477
出願日
2023-11-02
発明の名称
食料切断装置
出願人
株式会社日本キャリア工業
代理人
主分類
B26D
7/20 20060101AFI20250509BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】食料の切断精度を維持できる食品切断装置を簡素な構成によって実現すること
【解決手段】食料を送る送り装置と、この食料を切断する切断刃とを有した切断作業部を備え、送り装置から送り出された食料の先端部を、送り装置と切断刃とを相対移動させて切断する構成とした食料切断装置であって、間隔をおいて配置された左右の支持部材60L,60Rの下部間を複数の第1連結部材61Dで連結するとともに、左右の支持部材60L,60Rの上部間を第2連結部材61Uで連結し、左右の支持部材60L,60R間に亘って支持される切断作業部を、上下方向において第1連結部材61Dと第2連結部材61Uの間の位置に設ける。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
食料を送る送り装置とこの食料を切断する切断刃とを有した切断作業部を備え、前記送り装置から送り出された食料の先端部を、前記送り装置と切断刃とを相対移動させて切断する構成とした食料切断装置であって、間隔をおいて配置された左右の支持部材の下部間を複数の第1連結部材で連結するとともに、前記左右の支持部材の上部間を第2連結部材で連結し、前記左右の支持部材間に亘って支持される前記切断作業部を、上下方向において前記第1連結部材と第2連結部材の間の位置に設けたことを特徴とする食料切断装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記複数の第1連結部材を前後方向に間隔をおいて設け、前記支持部材に対する複数の第1連結部材の連結部と、前記支持部材に対する第2連結部材の連結部とが、側方から見て、各連結部を頂点とする仮想三角形上に配置される構成とした請求項1に記載の食料切断装置。
【請求項3】
前記送り装置を上下揺動自在に支持する支持部を、前記左右の支持部材に備え、この左右の支持部材における前記支持部の上方の部位間を前記第2連結部材で連結した請求項2に記載の食料切断装置。
【請求項4】
前記切断刃を無端状に形成し、この切断刃を巻き掛ける左右の回転部材を前記左右の支持部材の夫々に対して軸受部で回転自在に支持し、前記左右の支持部材における前記軸受部の下方の部位間を前記第1連結部材で連結した請求項3に記載の食料切断装置。
【請求項5】
前記左右の支持部材を箱型状に形成し、前記第1連結部材の左右両端部および第2連結部材の左右両端部を、各支持部材の内側壁を貫通させて外側壁に固定した請求項4に記載の食料切断装置。
【請求項6】
前記左右一側の支持部材内に前記切断作業部の作動を制御する制御装置を設け、左右他側の支持部材内には、前記回転部材を回転駆動する第1駆動装置と前記送り装置を上下揺動駆動する第2駆動装置とを設けた請求項5に記載の食料切断装置。
【請求項7】
前記左右の支持部材の外側壁に開放部を夫々形成し、この左右の開放部を覆う開閉可能なカバーを設け、この左右のカバーの開放によって、前記制御装置と前記第1駆動装置および第2駆動装置とがメンテナンス可能な状態となるように構成した請求項6に記載の食料切断装置。
【請求項8】
前記左右の支持部材の内側壁間を連結すると共に、左右の支持部材の内部の空間を連通させる第3連結部材を設けた請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の食料切断装置。
【請求項9】
前記送り装置の送り始端部に備えた食料の供給口を、前記第2連結部材の下側の位置に開口させた請求項8に記載の食料切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塊状の食料を切断する食料切断装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の食料切断装置として、塊状の生の食肉(本発明における「食料」の一例)を薄くスライスする食肉切断装置が知られている。
この食肉切断装置は、チルド状態の塊状の生の食肉を切断刃側へ送る送り装置と、この送り装置から送り出された食肉の先端部を切断する切断刃とを有した切断作業部を備えている。
なお、送り装置は、左右方向の揺動支点軸を中心として先端部を上下揺動させるように構成されている。
【0003】
また、切断刃は、間隔をおいて配置した左右のプーリーに巻き掛ける無端状の帯刃である。左右一側のプーリーを回転駆動して切断刃を周回移動させるように構成されている。
これにより、送り装置に供給された食肉が所定長ごとに(設定された厚さごとに)送り出され、送り出された食肉の先端部が、送り装置の上昇揺動時に切断刃に当接して切断され、コンベア上へ切り出される。
【0004】
このような食肉切断装置として、先行技術文献1に開示されたものがある。
当該先行技術文献1に開示された食肉切断装置は、機台(機台1)において送り装置(肉箱3)の上下揺動範囲を避けた左右両側の部位に左右の支持部材(支柱2)を夫々立設し、この左右の支持部材の上端に送り装置(肉箱3)の後部を揺動支点軸(支持軸9)で上下揺動自在に支持している(図1、図2参照)。
また、機台において左右の支持部材を設けた部位には、左右の回転部材(プーリー17)の軸受部を夫々支持し、この左右の回転部材に無端状の切断刃(バンドナイフ13)を巻き掛けている(図2に示唆)。
なお、左または右の回転部材を軸受部ごと横方向に移動させ、左右の回転部材の間隔を拡大して切断刃を緊張させる構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006―239853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の先行技術文献1に開示された食肉切断装置では、切断作業が可能な状態になるよう切断刃(バンドナイフ13)を緊張させる必要がある。また、この負荷は、切断作業が開始されると更に増大し、左右の回転部材(プーリー17)の軸受部を互いに引き寄せようとする方向に負荷が掛かる。
また、切断作業では、送り装置(肉箱3)に重さ10kg程度(塊状の食肉を2列供給する食肉切断装置の場合には20kg程度になる)の塊状の食肉を供給し、駆動装置(揺動モーター12b)の駆動によって強制的に上下方向へ往復揺動させる。
この送り装置の上下揺動数は1分間で60往復を超えることがあり、揺動支点軸(支持軸9)等に大きな負荷がかかる。
【0007】
このため、左右の支持部材(支柱2)の剛性の不足によって揺動支点軸の位置が安定せず、この揺動支点軸に支持された送り装置の先端部の上下揺動軌跡と切断刃による切断作用位置との位置関係が変化しやすくなる。
これによって、例えば切り出される食肉の厚さを均一化できなくなるなど、切断精度が低下する問題が生じうる。
【0008】
しかしながら、機台(機台1)の内部に補強部材を追加して支持部材の剛性を高めた場合、生産コストが高くなる。また、例えば、機台の内部に内蔵する駆動装置や電装系部品の配置や配線が複雑化し、食肉切断装置自体の組み立て性やメンテナンス性が低下する問題が生じうる。
【0009】
本発明は、上述のような従来技術の課題を解決し、食肉等の食料の切断精度を維持できる食料切断装置を簡素な構成によって実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の食肉切断装置においては、食料を送る送り装置とこの食料を切断する切断刃とを有した切断作業部を備え、送り装置から送り出された食料の先端部を、送り装置と切断刃とを相対移動させて切断する構成とした食料切断装置であって、間隔をおいて配置された左右の支持部材の下部間を複数の第1連結部材で連結するとともに、左右の支持部材の上部間を第2連結部材で連結し、左右の支持部材間に亘って支持される切断作業部を、上下方向において第1連結部材と第2連結部材の間の位置に設けた。
(【0011】以降は省略されています)
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