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公開番号2025039317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146328
出願日2023-09-08
発明の名称生地搬送装置
出願人JUKI株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65H 3/00 20060101AFI20250313BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】積層された生地から一番上の生地のみを取り上げること。
【解決手段】生地搬送装置は、第1保持部材と、第2保持部材と、第1保持部材の下面に配置される指向性繊維と、プロセッサと、を備える。プロセッサは、第1保持部材の指向性繊維を生地の上面に接触させ、第2保持部材に生地の一部を保持させた状態で、第1保持部材と第2保持部材とを相互に離隔させる。第1保持部材の指向性繊維は、第2保持部材から第1保持部材が離隔する方向に指向する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1保持部材と、
第2保持部材と、
前記第1保持部材の下面に配置される指向性繊維と、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、前記第1保持部材の指向性繊維を生地の上面に接触させ、前記第2保持部材に前記生地の一部を保持させた状態で、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを相互に離隔させ、
前記第1保持部材の指向性繊維は、前記第2保持部材から前記第1保持部材が離隔する方向に指向する、
生地搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第2保持部材の下面に指向性繊維が配置され、
前記第2保持部材に前記生地の一部を保持させることは、前記第2保持部材の指向性繊維を前記生地の上面に接触させることを含み、
前記第2保持部材の指向性繊維は、前記第1保持部材から前記第2保持部材が離隔する方向に指向する、
請求項1に記載の生地搬送装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記第1保持部材の指向性繊維を前記生地の第1端部に接触させ、前記第2保持部材の指向性繊維を前記生地の第2端部に接触させる、
請求項2に記載の生地搬送装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを所定の距離だけ離隔させた後、前記距離を維持した状態で、前記第1保持部材及び前記第2保持部材のそれぞれを上昇させる、
請求項2に記載の生地搬送装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記第1保持部材及び前記第2保持部材のそれぞれを所定の押圧力で前記生地に押し付けた後、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを所定の距離だけ離隔させ、
前記第1保持部材及び前記第2保持部材が前記生地を保持できる前記押圧力の目標値を示す目標押圧力を記憶するストレージを備え、
前記プロセッサは、前記目標押圧力に基づいて、前記第1保持部材及び前記第2保持部材を前記生地に押し付ける、
請求項4に記載の生地搬送装置。
【請求項6】
前記第1保持部材及び前記第2保持部材が前記生地を保持できる前記距離の目標値を示す目標距離を記憶するストレージを備え、
前記プロセッサは、前記目標距離に基づいて、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを相互に離隔させる、
請求項4に記載の生地搬送装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記生地が前記第1保持部材及び前記第2保持部材に保持された状態で、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを相互に接近させる、
請求項4に記載の生地搬送装置。
【請求項8】
前記第1保持部材の下面及び前記第2保持部材の下面の少なくとも一方に気体噴射口が設けられ、
前記プロセッサは、前記気体噴射口から気体を噴射させた状態で、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを相互に接近させる、
請求項7に記載の生地搬送装置。
【請求項9】
第3保持部材を備え、
前記第3保持部材の下面に指向性繊維が配置され、
前記プロセッサは、前記第1保持部材の指向性繊維、前記第2保持部材の指向性繊維、及び前記第3保持部材の指向性繊維のそれぞれを生地の上面に接触させた状態で、前記第1保持部材と前記第2保持部材と前記第3保持部材とを相互に離隔させ、
前記第3保持部材の指向性繊維は、前記第1保持部材及び前記第2保持部材から前記第3保持部材が離隔する方向に指向する、
請求項2に記載の生地搬送装置。
【請求項10】
前記第1保持部材の下面にリントブラシが固定され、
前記指向性繊維は、前記リントブラシに設けられる、
請求項1に記載の生地搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、生地搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
生地搬送装置に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような布地把持装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭59-172341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書で開示する技術は、積層された生地から一番上の生地のみを取り上げることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、第1保持部材と、第2保持部材と、第1保持部材の下面に配置される指向性繊維と、プロセッサと、を備える生地搬送装置を開示する。プロセッサは、第1保持部材の指向性繊維を生地の上面に接触させ、第2保持部材に生地の一部を保持させた状態で、第1保持部材と第2保持部材とを相互に離隔させる。第1保持部材の指向性繊維は、第2保持部材から第1保持部材が離隔する方向に指向する。
【発明の効果】
【0006】
本明細書で開示する技術によれば、積層された生地から一番上の生地のみを取り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る縫製システムを模式的に示す図である。
図2は、第1実施形態に係る生地搬送装置を模式的に示す側面図である。
図3は、第1実施形態に係る生地搬送装置を示すブロック図である。
図4は、第1実施形態に係る生地搬送装置の動作を説明するための図である。
図5は、第1実施形態に係る生地搬送装置の動作を説明するための図である。
図6は、第1実施形態に係る生地搬送装置の動作を説明するための図である。
図7は、第1実施形態に係る生地搬送装置の動作を説明するための図である。
図8は、第2実施形態に係る生地搬送装置を模式的に示す上面図である。
図9は、第3実施形態に係る生地搬送装置を模式的に示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、左、右、前、後、上、及び下の用語を用いて各部の位置関係について説明する。
【0009】
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。
【0010】
<縫製システム>
図1は、本実施形態に係る縫製システム1を模式的に示す図である。図1に示すように、縫製システム1は、ミシン2と、生地搬送装置3と、コントローラ4とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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