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公開番号2025042265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149169
出願日2023-09-14
発明の名称情報処理装置、システム、秘匿対象情報表示方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G06F 21/60 20130101AFI20250319BHJP(計算;計数)
要約【課題】秘匿対象情報と、秘匿対象情報に係る項目と、を並べて表示することで、ユーザに秘匿対象情報が何に係る情報であるかを容易に把握させ、且つ、他人に開示したくない秘匿対象情報を容易に隠し、適切なタイミング及び場所で秘匿対象情報を容易に確認する。
【解決手段】サーバ10は、秘匿対象情報を二次元コードに置換し、二次元コードと、秘匿対象情報に係る項目と、をPC20に並べて表示する。サーバ10は、表示された二次元コードを読み取る読取部を備える携帯端末30において、二次元コードが読み取られた場合に、ユーザの認証情報の入力を受け付ける認証画面を携帯端末30に表示する。サーバ10は、認証画面においてユーザにより入力された認証情報によってユーザの認証を行い、認証が成功した場合に、少なくとも1つの秘匿対象情報を携帯端末30に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の情報のうちの少なくとも1つの秘匿対象情報を、前記秘匿対象情報を含む情報である二次元コードに置換し、前記二次元コードと、前記秘匿対象情報に係る項目と、を表示手段に並べて表示させる第1の表示制御手段と、
前記表示された二次元コードを読み取る読取部を備えるユーザ端末において、前記読取部によって前記二次元コードが読み取られた場合に、ユーザの認証情報の入力を受け付ける認証画面を前記ユーザ端末に表示させる第2の表示制御手段と、
前記認証画面においてユーザにより入力された認証情報によってユーザの認証を行い、認証が成功した場合に、前記少なくとも1つの秘匿対象情報を前記ユーザ端末に表示させる第3の表示制御手段と、を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1の表示制御手段は、前記複数の情報のうち、前記秘匿対象情報として設定された全ての情報を同じ前記二次元コードに置換して前記表示手段に表示させ、
前記第3の表示制御手段は、前記複数の情報のうち、前記秘匿対象情報として設定された全ての情報を前記ユーザ端末に表示させる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1の表示制御手段は、複数の情報のうち、前記秘匿対象情報として設定された全ての情報のそれぞれを互いに異なる前記二次元コードに置換して前記表示手段に表示させ、
前記第3の表示制御手段は、前記複数の情報のうち、前記読み取られた二次元コードに対応する秘匿対象情報として設定された情報のみを前記ユーザ端末に表示させる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記二次元コードは、秘匿対象情報を表示するサイトのURLを含み、
前記第2の表示制御手段は、前記URLにより接続されたユーザ端末に前記認証画面を表示させる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示手段は、前記情報処理装置とは別の表示端末である請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ユーザ端末は、前記認証画面においてユーザにより入力された認証情報を前記情報処理装置に送信するための通信部を備える、前記ユーザが所持する携帯端末である請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理装置と、
前記認証画面においてユーザにより入力された認証情報を前記情報処理装置に送信するための通信部を備える前記ユーザ端末と、を備えるシステム。
【請求項8】
請求項5に記載の情報処理装置と、
前記認証画面においてユーザにより入力された認証情報を前記情報処理装置に送信するための通信部を備える前記ユーザ端末と、前記表示端末と、を備えるシステム。
【請求項9】
複数の情報のうちの少なくとも1つの秘匿対象情報を、前記秘匿対象情報を含む情報である二次元コードに置換し、前記二次元コードと、前記秘匿対象情報に係る項目と、を表示手段に並べて表示させる第1の表示制御工程と、
前記表示された二次元コードを読み取る読取部を備えるユーザ端末において、前記読取部によって前記二次元コードが読み取られた場合に、ユーザの認証情報の入力を受け付ける認証画面を前記ユーザ端末に表示させる第2の表示制御工程と、
前記認証画面においてユーザにより入力された認証情報によってユーザの認証を行い、認証が成功した場合に、前記少なくとも1つの秘匿対象情報を前記ユーザ端末に表示させる第3の表示制御工程と、を含む秘匿対象情報表示方法。
【請求項10】
コンピュータを、
複数の情報のうちの少なくとも1つの秘匿対象情報を、前記秘匿対象情報を含む情報である二次元コードに置換し、前記二次元コードと、前記秘匿対象情報に係る項目と、を表示手段に並べて表示させる第1の表示制御手段、
前記表示された二次元コードを読み取る読取部を備えるユーザ端末において、前記読取部によって前記二次元コードが読み取られた場合に、ユーザの認証情報の入力を受け付ける認証画面を前記ユーザ端末に表示させる第2の表示制御手段、
前記認証画面により入力された認証情報によってユーザの認証を行い、認証が成功した場合に、前記少なくとも1つの秘匿対象情報を前記ユーザ端末に表示させる第3の表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、システム、秘匿対象情報表示方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、社員の給与明細情報を、勤務先の給与情報Webサイトから確認できる会社が多くなっている。例えば、給与明細情報を閲覧する社員(閲覧社員)が当該給与明細情報を提供するサイトのURL(Uniform Resource Locator)をPC(Personal Computer)又は携帯端末の装置に入力することで、給与明細情報を入力元の装置に表示するWebサービスが知られている(非特許文献1参照)。非特許文献1には、当該サイトのURLを含むQR(Quick Response)コード(登録商標)も印刷されている。当該QRコードを携帯端末で読み取ることで当該URLを入力できる。
【0003】
また、発送者から受領者へ移送物の配送を支援し、発送者と受領者の所在情報(氏名、住所)を秘密にする配送システムが知られている(特許文献1参照)。この配送システムにおいて、発送者端末が、受領者端末から得た受領者匿名コードを送り状の配達先にバーコードで印字し、発送者匿名コードを送り状の発送元にバーコードで印字する。配送経路内端末で当該バーコードを読み取ることにより、正常時に配達先の所在情報のみを配達先に印字し、配達先不明の場合に発送元の所在情報を発送元に印字する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-140217号公報
【非特許文献】
【0005】
SMC株式会社 総務部 著、「CWS操作マニュアル_給与・賞与明細および源泉徴収票照会・発行サービス」、第3版、2013年4月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のWebサービスでは、会社のPCの画面に閲覧社員の給与明細情報を表示したとき、周りに他の社員がいる状態だと、当該給与明細情報が他の社員に見えてしまう。また、閲覧社員に急ぎの呼び出しなどがあり、PCに閲覧社員の給与明細情報の画面を表示したまま閲覧社員が離席してしまうなど、情報の保護が確立されていないケースがある。
【0007】
また、上記配送システムでは、秘匿したい情報を送り状にバーコード印刷し、秘匿を解除した所在情報も送り状に印字するため、印刷の負担が大きい。会社のPCに閲覧社員の給与明細情報を表示するシステムでは、印刷装置が無いケースもある。
【0008】
本発明の課題は、秘匿対象情報と、秘匿対象情報に係る項目と、を並べて表示することで、ユーザに秘匿対象情報が何に係る情報であるかを容易に把握させ、且つ、他人に開示したくない秘匿対象情報を容易に秘匿し、適切なタイミング及び場所で秘匿対象情報を容易に確認することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題の解決のために、本発明の情報処理装置は、複数の情報のうちの少なくとも1つの秘匿対象情報を、前記秘匿対象情報を含む情報である二次元コードに置換し、前記二次元コードと、前記秘匿対象情報に係る項目と、を表示手段に並べて表示させる第1の表示制御手段と、前記表示された二次元コードを読み取る読取部を備えるユーザ端末において、前記読取部によって前記二次元コードが読み取られた場合に、ユーザの認証情報の入力を受け付ける認証画面を前記ユーザ端末に表示させる第2の表示制御手段と、前記認証画面においてユーザにより入力された認証情報によってユーザの認証を行い、認証が成功した場合に、前記少なくとも1つの秘匿対象情報を前記ユーザ端末に表示させる第3の表示制御手段と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、秘匿対象情報と、秘匿対象情報に係る項目と、を並べて表示することで、ユーザに秘匿対象情報が何に係る情報であるかを容易に把握させることができ、且つ、他人に開示したくない秘匿対象情報を容易に隠すことができ、適切なタイミング及び場所で秘匿対象情報を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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