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公開番号2025063367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172468
出願日2023-10-04
発明の名称ポイント還元付き配送システム
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20250409BHJP(計算;計数)
要約【課題】拠点間の荷物数を減らして長距離運送の効率化を図り、同時に到着拠点から先の個別配送における再配達を効果的に低減する配送システムを提供する。
【解決手段】出発拠点と到着拠点の間で、複数の荷物を共通の同包箱に混載して配送する相乗りの運送態様を含む配送システムであって、サーバ3は、配送希望を受け付け、配送先、日時の合致する荷物の荷出から荷受までの全部又は一部を管理する配送管理部301と、到着拠点から先の配達に協力した者に付与するポイントを管理するポイント管理部312と、を備え、ポイント管理部は、荷受人ポイント部XPbと、配達人ポイント部XPcとを有し、配送管理部301(配達データ管理部311)の管理情報の一部である、到達拠点から荷受人までの配送状況に応じて、受取協力としてのポイント及び/又は配達負担としてのポイントを荷受人ポイント部XPb及び/又は配達人ポイント部XPcに付与する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
出発拠点と到着拠点の間で、複数の荷物を共通の同包箱に混載して配送する相乗りの運送態様を含むものであって、
配送希望を受け付け、配送先、日時の合致する荷物の荷出から荷受までの全部又は一部を管理する配送管理部と、
到着拠点から先の配達に協力した者に付与するポイントを管理するポイント管理部とを備え、
前記ポイント管理部は、荷受人ポイント部と、配達人ポイント部とを有し、前記配送管理部の管理情報の一部である、到達拠点から荷受人までの配送状況に応じて、受取協力としてのポイント及び/又は配達負担としてのポイントを荷受人ポイント部及び/又は配達人ポイント部に付与する、
ことを特徴とする、ポイント還元付き配送システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
初回荷受時は配達協力に係るポイントを荷受人ポイント部に付与し、再配達の場合は配達負担に係るポイントを配達人ポイント部に振り替えて付与する、請求項1に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項3】
初回荷受時は配達協力に係るポイントとして満額ポイントを荷受人ポイント部に付与し、所定回数目の再配達以後は配達負担に係るポイントとして満額ポイントを配達人ポイント部に振り替えて付与し、2回目荷受時から所定回数目の再配達まではポイントを配分して受取人ポイント部および配達人ポイント部に付与する、請求項2に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項4】
引取の場合は初回荷受ポイントに相当するポイントを協力ポイントとして荷受人ポイント部に付与する、請求項3に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項5】
上記ポイントは、配送管理部が行う、配送希望を受け付けて荷出から荷受までの管理に要する基本料金体系とは切り離して別体系で管理される、請求項1に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項6】
ポイント管理部で管理する荷受人ポイント及び配達人ポイントは、ポイント利用を実行する他のポイント運用サーバに送信される、請求項5に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項7】
同包箱に予め複数のサイズが規定され、配送依頼はサイズを選択して行う、請求項1に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項8】
配送依頼の受付は、マッチングにより同包数が充足するまで、または受付開始から所定期間が経過するまで、の何れか早い時期まで行う、請求項1に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項9】
到着拠点から荷受人とのあいだで荷受日時に関する取り決めや共有を行う配達日時連絡ステップを実施し、その取決日時を基点として個配に係る配送管理とポイント管理が進行する、請求項1に記載のポイント還元付き配送システム。
【請求項10】
配送希望を受け付け、配送先、日時を管理する配送管理部と、
配達に協力した者に付与するポイントを管理するポイント管理部とを備え、
前記ポイント管理部は、荷受人ポイント部と、配達人ポイント部とを有し、前記配送管理部の管理情報の一部である配送状況に応じて、受取協力としてのポイント及び/又は配達負担としてのポイントを荷受人ポイント部及び/又は配達人ポイント部に付与する、
ことを特徴とする、ポイント還元付き配送システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポイント還元付き配送システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、2024問題が間近に迫っている。2024年問題は、物流・運送業界において、働き方改革関連法によって、トラックドライバーの時間外労働に上限が定められたもので、一人当たりの走行距離が短くなり、長距離でモノが運べなくなる結果、物流が滞ることが現実味を帯びて来ている。特許文献1は本発明とは直接関係はないが、2024年問題の対策を提案している点では同様である(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-102300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、2024年問題について最も大きな負担となっている長距離輸送に着目し、拠点間で行先や日程が合致する複数の荷物を大きい箱に同包する、いわゆる「相乗り」を利用することが有効な手立てとして考えられ、先般提案したところである。これにより、拠点間の実質的な取り扱い荷物数が減るため、長距離運送に係る2024問題の有効な解決策になり得る。
【0005】
しかしながら、到着した荷物をばらすことで、荷物数は元の数に戻り、そこから先の個配が必要となる点は変わりない。このとき、再配達が生じると、配達人の負担が大きくなるため、いかに荷受人の初回荷受や引取りに関するインセンティブを高めるか、が重要になってくる。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、相乗りで長距離荷物料を減らしたうえで、個配段階で初回荷受を促す新たなシステムを採用し、これにより個配の再配達率を低減するとともに再配達人の労に報いことで上記の課題解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
【0008】
すなわち、本発明のポイント還元付き配送システムは、出発拠点と到着拠点の間で、複数の荷物を共通の同包箱に混載して配送する相乗りの運送態様を採用するにあたって、配送希望を受け付け、配送先、日時の合致する荷物の荷出から荷受までの全部又は一部を管理する配送管理部と、到着拠点から先の配達に協力した者に付与するポイントを管理するポイント管理部とを備え、前記ポイント管理部は、荷受人ポイント部と、配達人ポイント部とを有し、前記配送管理部の管理情報の一部である、到達拠点から荷受人までの配送状況に応じて、受取協力としてのポイント及び/又は配達負担としてのポイントを荷受人ポイント部及び/又は配達人ポイント部に付与する、ことを特徴とする。
【0009】
上述したように、拠点間の荷物数を相乗りによって減らすことで、2024年対策に極めて有用となる。ただ、到着した荷物をばらすと、そこから先の個配段階で荷物数が戻るので、いかに配達を効率良く行うかが重要になる。本発明は、配達協力した荷受人にポイントを付与することで配達協力のインセンティブを高める一方、再配負担が増えた場合にポイントを配達人に振り替えることで再配達の労に報いることができる。しかも、相乗りで拠点間の荷物数を減らすことで内包される荷物あたりの単価を引き下げつつ余剰をもたせることができるので、ポイント還元システムの運用費を無理なく確保することができる。
【0010】
効果的な態様としては、初回荷受時は配達協力に係るポイントを荷受人ポイント部に付与し、再配達の場合は配達負担に係るポイントを配達人ポイント部に振り替えて付与することが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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