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公開番号
2025064848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023182125
出願日
2023-10-05
発明の名称
人物再現システム
出願人
個人
代理人
主分類
G06N
3/004 20230101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約
【課題】人物を統合的に再現する手段が限られており、例えば亡くなった人物の親しかった人が前記人物を思い出したり懐かしんだりする際に、前記人物の表情、声、口調、感情、性格、記憶を再現し対話を可能とし、心のケアに寄与する手段が不足している。
【解決手段】デジタル技術を用いて統合的な人物再現システムを提供する。このシステムは、表情の再現、声の再現、口調や口癖などを再現した特徴的文章、感情特性の分析と反映、性格特性の分析と反映、その人物の活動記録、にもとづき人物を再現して利用者と対話を可能とすることで、前記利用者がシステムにより再現された前記人物との対話を通じて安らぎを得て、前向きな気持ちを呼び起こすことで心のケアに寄与することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
人物を統合的に再現するシステムであって、応答生成部と、声の再現部と、特徴的文章再現部と、感情特性の分析と反映部と、性格特性の分析と反映部と、活動記録の検索と反映部と、を備えることを特徴とし、人物を再現して前記システムの利用者との対話を可能とすることを特徴とする人物再現システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の人物再現システムであって、前記応答生成部が、前記システムの利用者から前記システムが再現する人物への問いかけを受け取り、前記声の再現部と、前記特徴的文章再現部と、前記感情特性の分析と反映部と、前記性格特性の分析と反映部と、前記活動記録の検索と反映部と協調し動作し、前記システムが再現する人物の顔と声を組み合わせて顔の表情を変え、ジェスチャーを交えて感情を表現し、リップシンクしながら、前記システムの利用者から前記システムが再現する人物への前記問いかけに対する返答データを生成し、前記問いかけへの前記再現する人物の返答として、前記システムの利用者に提示することを特徴とする人物再現システム。
【請求項3】
請求項1に記載の人物再現システムであって、前記声の再現部が、前記システムが再現する人物の記録された声から前記システムが再現する人物の特徴を学習し、文章を前記システムが再現する人物の声で読み上げるデータを生成することを特徴とする人物再現システム。
【請求項4】
請求項1に記載の人物再現システムであって、前記特徴的文章再現部が、前記システムが再現する人物の記録された文章や記録された声を文字起こしした文章などから、口調、口癖、考え方など前記システムが再現する人物の特徴を学習し、前記システムが再現する人物の文章の特徴を反映した新しい文章を生成することを特徴とする人物再現システム。
【請求項5】
請求項1に記載の人物再現システムであって、前記感情特性の分析と反映部が、前記特徴的文章再現部が生成した、前記システムが再現する人物の特徴を反映した新しい前記文章の感情特性の分析を行い、前記文章の感情特性分析結果を前記応答生成部に渡すことを特徴とする人物再現システム。
【請求項6】
請求項1に記載の人物再現システムであって、前記活動記録の検索と反映部が、前記システムが再現する人物のメールの記録や通話の記録などの活動記録をデータベース化し、前記特徴的文章再現部が、前記システムが再現する人物の特徴を反映した新しい前記文章を生成する際に前記データベースを検索し、前記文章に活動記録を反映することを特徴とする人物再現システム。
【請求項7】
請求項1に記載の人物再現システムであって、前記性格特性の分析と反映部が、前記システムが再現する人物の記録された文章、記録された声、活動記録などから、前記システムが再現する人物の性格特性の分析を行い、前記性格特性の分析結果を前記応答生成部に反映することを特徴とする人物再現システム。
【請求項8】
請求項1に記載の人物再現システムであって、前記システムが再現する人物の体臭成分をもとに、香り生成装置にて前記システムが再現する人物の体臭を再現し、前記システムの利用者が、前記香り生成装置が再現する人物の体臭が再現された状態で前記応答生成部が生成し、請求項2に記載の前記返答データを視聴することで、前記システムが再現する人物との共有体験を行うことを特徴とする人物再現システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、過去または現存する人物をリアルに再現し、再体験可能にするシステムおよび方法に関する。本システムは、特に過去に親族や親しい関係の人物を亡くした人々の心のケアに有用であり、残された人々の心の安寧と前向きな生活の再建に寄与するものである。
続きを表示(約 880 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、人工知能やデジタル処理の技術が急速に進化している。
大規模な言語モデルが生成する文書生成技術は、人間らしい対話を可能にするレベルに達している。
【0003】
大規模な音声モデルが生成する音声生成技術は、人間の声を再現するレベルに達している。
【0004】
大規模な画像モデルが生成する画像と動画生成技術は、人間の表情を再現し、音声とリップシンクしながら表情を変化させることができる。
【0005】
しかしながら、これらの技術を組み合わせて、過去または現存する人物の、表情、声、口調、感情、性格、記憶を統合して再現し、前記人物との対話の再体験を可能とする応用例は、まだ十分に開発されていない状況である。
【0006】
前記応用は、特に人間の感情的、精神的な心のケアに対して応用が求められている。
【0007】
前記従来の技術は、人物の単一の側面、声や表情などを再現するだけであり、人物の表情、声、口調、感情、性格、記憶などを統合して再現し、当該人物との対話の再体験を可能とすることは難しい状況である。
【0008】
このような背景から、過去または現存する人物を統合的に再現し、当該人物との対話の再体験を可能とする新たな方法とシステムが強く求められている。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前記従来の技術では、過去または現存する人物の表情、声、など前記人物の一部を再現することは可能だが、前記人物の表情、声、口調、感情、性格、記憶を統合し、前記人物を再現することは困難である。
【0010】
遺族や親しい人々が亡くなった人物や、様々な事情で対話が不可能な現存する人物を思い出す際に、単なる表情と声の合成だけでは前記人物を統合的に感じることができず、心のケアに十分寄与することができない。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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