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公開番号2025051937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023160701
出願日2023-09-25
発明の名称充放電制御装置、充放電制御方法、及びプログラム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250328BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】要求入出力に応えることができる充放電制御装置、充放電制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】本開示の充放電制御装置は、標準使用範囲内にて電池の充放電制御を行う充放電制御部と、電力系統への要求入出力と、要求時間と、を取得する要求取得部と、電池が、要求入出力と要求時間とを満たすべく標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、要求時間で変化すると予想される電池の満充電容量である今回予測満充電容量を算出する予測満充電容量算出部と、今回予測満充電容量が、運用時間ごとに目標満充電容量を定めた情報である目標満充電容量ラインを上回るか否かを判定する満充電容量判定部と、を備え、充放電制御部は、今回予測満充電容量が、目標満充電容量ラインを上回る場合に、標準使用範囲を超えて、電池の充放電制御を行う。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
標準使用範囲内にて電池の充放電制御を行う充放電制御部と、
電力系統への要求入出力と、要求時間と、を取得する要求取得部と、
前記電池が、前記要求入出力と前記要求時間とを満たすべく前記標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、前記要求時間で変化すると予想される前記電池の満充電容量である今回予測満充電容量を算出する予測満充電容量算出部と、
前記今回予測満充電容量が、運用時間ごとに目標満充電容量を定めた情報である目標満充電容量ラインを上回るか否かを判定する満充電容量判定部と、
を備え、
前記充放電制御部は、
前記今回予測満充電容量が、前記目標満充電容量ラインを上回る場合に、
前記標準使用範囲を超えて、前記電池の充放電制御を行う
充放電制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記要求取得部は、売電単価をさらに取得し、
前記電池が、前記要求入出力と前記要求時間とを満たすべく前記標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、要求入出力と前記要求時間と前記売電単価とに基づいて得られると予想される収入である今回予測収入を算出する予測収入算出部と、
前記今回予測収入が、運用時間ごとに目標収入を定めた情報である目標収入ラインを上回るか否かを判定する収入判定部と、
をさらに備え、
前記充放電制御部は、さらに、
前記今回予測収入が、前記目標収入ラインを上回る場合に、
前記電池の充放電制御を、前記標準使用範囲を超えて行う
請求項1に記載の充放電制御装置。
【請求項3】
前記電池の温度を所定の温度範囲となるように温度制御を行う温度制御部と、
運用範囲で制御される前記電池の電圧値を取得し、電圧値が運用範囲を超える可能性があるか否かを判定するSOC演算・判定部と、
をさらに備え、
前記温度制御部は、
前記電池が前記要求入出力を満足した結果、前記電圧値が前記運用範囲を超える可能性がある場合に、
前記電池の温度制御を、前記所定の温度範囲を超えて行う
請求項2に記載の充放電制御装置。
【請求項4】
前記電池の内部抵抗値を取得する抵抗値取得部と、
前記電池が目標とする前記内部抵抗値である目標抵抗値を設定する目標抵抗値設定部と、
をさらに備え、
前記温度制御部は、
前記電圧値が運用可能範囲を超える可能性がある場合に、さらに、
前記電池の前記内部抵抗値を前記目標抵抗値に近づけるように、
前記電池の温度制御を行う
請求項3に記載の充放電制御装置。
【請求項5】
前記温度制御部は、さらに、
前記売電単価が目標とする単価を満たす場合に、
前記電池の温度制御を行う
請求項4に記載の充放電制御装置。
【請求項6】
標準使用範囲内にて電池の充放電制御を行うステップと、
電力系統への要求入出力と、要求時間と、を取得するステップと、
前記電池が、前記要求入出力と前記要求時間とを満たすべく前記標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、前記要求時間で変化すると予想される前記電池の満充電容量である今回予測満充電容量を算出するステップと、
前記今回予測満充電容量が、運用時間ごとに目標満充電容量を定めた情報である目標満充電容量ラインを上回るか否かを判定するステップと、
を含み、
前記充放電制御を行うステップにおいて、
前記今回予測満充電容量が、前記目標満充電容量ラインを上回る場合に、
前記標準使用範囲を超えて、前記電池の充放電制御を行う
充放電制御方法。
【請求項7】
コンピュータに、
標準使用範囲内にて電池の充放電制御を行うステップと、
電力系統への要求入出力と、要求時間と、を取得するステップと、
前記電池が、前記要求入出力と前記要求時間とを満たすべく前記標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、前記要求時間で変化すると予想される前記電池の満充電容量である今回予測満充電容量を算出するステップと、
前記今回予測満充電容量が、運用時間ごとに目標満充電容量を定めた情報である目標満充電容量ラインを上回るか否かを判定するステップと、
を実行させ、
前記充放電制御を行うステップにおいて、
前記今回予測満充電容量が、前記目標満充電容量ラインを上回る場合に、
前記標準使用範囲を超えて前記電池の充放電制御を行う
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充放電制御装置、充放電制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
所定の条件で蓄電池の放電を行うことで、住宅等に電力を供給することが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、蓄電池の放電を制御する電力供給システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-48348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された電力供給システムは、複数の蓄電池の放電量あるいは放電実施履歴を考慮し、蓄電池の充放電を制御している。しかしながら、目標とする電池寿命を満たすように設定される範囲である標準使用範囲の中で、充放電を制御した蓄電池を使用することは、標準使用範囲の制限を受けるために、要求入出力や要求時間を満足しにくいことがある。
そのため、蓄電池の充放電によって入出力や入出力時間のニーズに対応しようにも、要求入出力や要求時間に応えにくいという事情があった。
【0006】
本開示の目的は、要求入出力や要求時間に応えることのできる充放電制御装置、充放電制御方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の充放電制御装置は、標準使用範囲内にて電池の充放電制御を行う充放電制御部と、電力系統への要求入出力と、要求時間と、を取得する要求取得部と、前記電池が、前記要求入出力と前記要求時間とを満たすべく前記標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、前記要求時間で変化すると予想される前記電池の満充電容量である今回予測満充電容量を算出する予測満充電容量算出部と、前記今回予測満充電容量が、運用時間ごとに目標満充電容量を定めた情報である目標満充電容量ラインを上回るか否かを判定する満充電容量判定部と、を備え、前記充放電制御部は、前記今回予測満充電容量が、前記目標満充電容量ラインを上回る場合に、前記標準使用範囲を超えて、前記電池の充放電制御を行う。
【0008】
本開示の充放電制御方法は、標準使用範囲内にて電池の充放電制御を行うステップと、電力系統への要求入出力と、要求時間と、を取得するステップと、前記電池が、前記要求入出力と前記要求時間とを満たすべく前記標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、前記要求時間で変化すると予想される前記電池の満充電容量である今回予測満充電容量を算出するステップと、前記今回予測満充電容量が、運用時間ごとに目標満充電容量を定めた情報である目標満充電容量ラインを上回る否かを判定するステップと、を含み、前記充放電制御を行うステップにおいて、前記今回予測満充電容量が、前記目標満充電容量ラインを上回る場合に、前記標準使用範囲を超えて、前記電池の充放電制御を行う。
【0009】
本開示のプログラムは、コンピュータに、標準使用範囲内にて電池の充放電制御を行うステップと、電力系統への要求入出力と、要求時間と、を取得するステップと、前記電池が、前記要求入出力と前記要求時間とを満たすべく前記標準使用範囲を超えて充放電を行った場合に、前記要求時間で変化すると予想される前記電池の満充電容量である今回予測満充電容量を算出するステップと、前記今回予測満充電容量が、運用時間ごとに目標満充電容量を定めた情報である目標満充電容量ラインを上回るか否かを判定するステップと、を実行させ、前記充放電制御を行うステップにおいて、前記今回予測満充電容量が、前記目標満充電容量ラインを上回る場合に、前記標準使用範囲を超えて前記電池の充放電制御を行う。
【発明の効果】
【0010】
本開示の充放電制御装置、充放電制御方法、及びプログラムによれば、要求入出力に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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