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公開番号
2025052692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161533
出願日
2023-09-25
発明の名称
平型電線
出願人
日星電気株式会社
代理人
主分類
H01B
7/08 20060101AFI20250328BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】
平型電線の端部に接続端子を設ける際、断面円形状の導体・電線に適合するように構成された接続端子が利用でき、接続端子の近傍で曲げやすく配線しやすい平型電線を提供することにある。
【解決手段】
平型電線の導体として断面円形に復元可能な帯状導体を使用し、帯状導体の少なくとも一方の端部を断面円形に復元された円形復元部として端、円形復元部に端子を設ける。断面円形に復元可能な帯状導体としては、線状導体を編み合わせて形成した筒状の編組導体を潰すことで帯状に形成されたものが好ましく利用できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
断面円形に復元可能な帯状導体を有し、前記帯状導体の少なくとも一方の端部が断面円形に復元された円形復元部となっていることを特徴とする平型電線。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記帯状導体は絶縁体によって被覆されているとともに、前記円形復元部は前記絶縁体の端部から露出していることを特徴とする、請求項1に記載の平型電線。
【請求項3】
前記円形復元部に端子が固定されていることを特徴とする、請求項2に記載の平型電線。
【請求項4】
前記絶縁体の端部と前記端子との間において、前記絶縁体から露出した前記帯状導体の少なくとも一部が補助絶縁体によって被覆されていることを特徴とする、請求項3に記載の平型電線。
【請求項5】
前記帯状導体は、前記円形復元部も含めて絶縁体によって被覆されていることを特徴とする、請求項1に記載の平型電線。
【請求項6】
前記円形復元部に端子が固定されていることを特徴とする、請求項5に記載の平型電線。
【請求項7】
前記帯状導体は、線状導体を編み合わせて形成した筒状の編組導体を潰すことで帯状に形成されたものであり、円形復元部は筒状に復元されていることを特徴とする、請求項1~6の何れか一項に記載の平型電線。
【請求項8】
前記帯状導体の扁平部は、長さ方向に垂直な断面において厚さt:幅Hの比率が1:2~1:8の範囲に形成されていることを特徴とする、請求項7に記載の平型電線。
【請求項9】
前記筒状に復元された円形復元部において、前記円形復元部の中空部に形状保持部材が挿入されていることを特徴とする、請求項7に記載の平型電線。
【請求項10】
前記形状保持部材は前記帯状導体を構成する導体材料で形成されていることを特徴とする、請求項9に記載の平型電線。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、様々な用途に用いられる平型電線であって、例えば、配電盤や制御盤、蓄電池、車両内部に用いられる制御回路配線等で、高圧大電流が流れる高圧用配線材料として、好適に使用される平型電線に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
高圧用配線材料として、バスバー(ブスバー)と呼ばれる銅やアルミニウム等から成る板状の導体や、複数本の金属素線を編み合わせて構成した帯状導体を使用した平型電線などが知られている。これらの導体・電線は一般的に扁平な形状を有しており、接続端子も扁平形状に応じたものが使用される。
【0003】
扁平形状の導体・電線に接続端子を設けた例としては、特許文献1、特許文献2に記載のものなどが知られている。
【0004】
特許文献1では、バスバーと導体装置をクリップ要素で互いに押し付けることで、両者の機械的接続を行っている。
【0005】
特許文献2では、扁平状の被覆電線における導体露出部を丸めて圧着接続した圧着端子付き電線が開示されている。
【0006】
特許文献1、2で開示された構造は、扁平状の導体・電線に適合するように構成された接続端子類を使用しているが、このような接続端子では一般的な断面円形状の導体・電線に適合するように構成された接続端子に使用される防水構造、防食構造等をそのまま適用できない場合があるという課題が存在する。
【0007】
また、導体配線の都合上、接続端子の近傍で導体を屈曲させることもあるが、扁平状の導体・電線は厚さ方向への屈曲は可能である一方、幅方向への屈曲は非常に困難であるため、配線が不自由となる場面も存在する。
【0008】
特許文献3では導体と端子台とを電気的に接続するバスバー端子にねじれ部を設けることで、応力を緩和しつつ配線を行っているが、バスバー端子は予め所定の形状に屈曲されているため、接続作業時における自由度は少ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2021-51999号公報
特開2022―86674号公報
特開2017-139060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の課題は、平型電線の端部に接続端子を設ける際、断面円形状の導体・電線に適合するように構成された接続端子が利用でき、接続端子の近傍で曲げやすく配線しやすい平型電線を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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