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公開番号
2025054707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163849
出願日
2023-09-26
発明の名称
駆動装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60L
15/20 20060101AFI20250331BHJP(車両一般)
要約
【課題】ユーザに、シフトレンジの1回の変更毎のトルクの変化をより確実に認識させる。
【解決手段】車軸に連結された駆動軸を駆動するモータと、運転者による操作によりシフトレンジが変更されたときに、レンジ変更信号を出力するシフト装置と、シフト装置からのレンジ変更信号を入力したときには、変更後のシフトレンジに基づくトルクが出力されるようにモータを制御する制御装置と、を備える駆動装置であって、制御装置は、少なくともシフトレンジが変更されてから変更後のシフトレンジに基づくトルクが駆動軸に出力されるまで、シフト装置からのレンジ変更信号の入力を禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車軸に連結された駆動軸を駆動するモータと、
運転者による操作によりシフトレンジが変更されたときに、レンジ変更信号を出力するシフト装置と、
前記シフト装置からの前記レンジ変更信号を入力したときには、変更後の前記シフトレンジに基づくトルクが出力されるように前記モータを制御する制御装置と、
を備える駆動装置であって、
前記制御装置は、少なくとも前記シフトレンジが変更されてから変更後の前記シフトレンジに基づくトルクが前記駆動軸に出力されるまで、前記シフト装置からの前記レンジ変更信号の入力を禁止する
駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の駆動装置としては、車軸に連結された駆動軸を駆動するモータと、運転者の操作でシフトレンジを選択可能なシフトレバーと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この駆動装置では、現在選択されているシフトレンジに基づく目標トルクが出力されるようにモータを制御する。そして、シフトレバーが操作されシフトレンジの変更が検出されると、変更後のシフトレンジに基づく変更後目標トルクに対して所定のゲインで一次遅れ処理を施したトルクが出力されるようにモータを制御する。これにより、シフトレンジを変更する際のショックを抑制できるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-77585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の駆動装置では、シフトレバーが操作されてシフトレンジが変更されたときに、変更後のシフトレンジに対応するトルクが駆動軸に出力されるまでに時間を要する。そのため、連続してシフトレンジが変更されると、ユーザが最初のシフトレンジの変更によるトルクの変化を認識する前に駆動軸から出力されるトルクが変化してしまい、ユーザに違和感を与えてしまう。
【0005】
本開示の駆動装置は、ユーザに、シフトレンジの1回の変更毎のトルクの変化をより確実に認識させることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の駆動装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の駆動装置は、
車軸に連結された駆動軸を駆動するモータと、
運転者による操作によりシフトレンジが変更されたときに、レンジ変更信号を出力するシフト装置と、
前記シフト装置からの前記レンジ変更信号を入力したときには、変更後の前記シフトレンジに基づくトルクが出力されるように前記モータを制御するシフト変更時制御を実行する制御装置と、
を備える駆動装置であって、
前記制御装置は、少なくとも前記シフトレンジが変更されてから変更後の前記シフトレンジに基づくトルクが前記駆動軸に出力されるまで、前記シフト装置からの前記レンジ変更信号の入力を禁止する
ことを要旨とする。
【0008】
この本開示の駆動装置では、シフトレンジが変更されてから変更後のシフトレンジに基づくトルクが駆動軸に出力されるまで、シフト装置からのレンジ変更信号の入力を禁止する。シフト装置が操作されると、変更後のシフトレンジに基づくトルクが駆動軸に出力されるまでシフト装置からのレンジ変更信号の受付を禁止する。よって、運転者の操作により連続してシフトレンジが変更されたときに、1回の変更後のシフトレンジに基づくトルクが駆動軸に出力されるまで、次のシフト変更時制御が実行されない。この結果、ユーザに、シフトレンジの1回の変更毎のトルクの変化をより確実に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電気自動車20の構成の概略を示す構成図。
ダウンシフト時処理ルーチンの一例を示すフローチャート。
ダウンシフト信号の入力の許否と駆動軸トルクの時間変化を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の駆動装置を搭載する電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。電気自動車20は、図示するように、走行用のモータ32と、インバータ34と、バッテリ36と、電子制御ユニット(制御装置、以下、「ECU」という)50と、シフトレバー(シフト装置)61と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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