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公開番号2025056479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023165980
出願日2023-09-27
発明の名称車体後部構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B62J 6/04 20200101AFI20250401BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】テールライトユニットをリヤフェンダに支持する車体後部構造において、テールライトユニットの支持部材がライセンスプレートの照射を阻害することを回避する。
【解決手段】テールライトユニット30と、リヤフェンダ45と、を備え、リヤフェンダ45は、後面側にライセンスプレートが取り付けられ、テールライトユニット30の下面側には、ライセンスプレートを照射可能なライセンス照射部を備え、テールライトユニット30は、テールライトユニット30の下方を通過するステー50を介して、リヤフェンダ45に支持され、ステー50は、ライセンス照射部を下方に露出させる開口形成部54を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体(1A)のリヤボディ(12)の後端部に配置されるテールライトユニット(30)と、
前記リヤボディ(12)の下方に位置する後輪(4)の外周を覆うリヤフェンダ(45)と、を備え、
前記リヤフェンダ(45)は、後面側にライセンスプレート(P)が取り付けられ、
前記テールライトユニット(30)の下面側には、前記ライセンスプレート(P)を照射可能なライセンス照射部(38)を備え、
前記テールライトユニット(30)は、前記テールライトユニット(30)の下方を通過するステー(50)を介して、前記リヤフェンダ(45)に支持され、
前記ステー(50)は、前記ライセンス照射部(38)を下方に露出させる開口形成部(54)を備えていることを特徴とする車体後部構造。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記リヤボディ(12)の後端部で前記テールライトユニット(30)の下方に配置されるリヤエンドカバー(29)を備え、
前記テールライトユニット(30)および前記リヤエンドカバー(29)は、前記ステー(50)を介して、前記リヤフェンダ(45)に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。
【請求項3】
前記ステー(50)の後端部には、前記テールライトユニット(30)および前記リヤエンドカバー(29)が共締め固定されることを特徴とする請求項2に記載の車体後部構造。
【請求項4】
前記ステー(50)は、車幅方向外側部(50e)と、車幅方向内側部(50f)と、を備え、前方から後方に向かうにつれて車幅方向で幅広となる形状であり、
前記開口形成部(54)は、前記車幅方向内側部(50f)により形成されることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車体後部構造。
【請求項5】
前記車幅方向外側部(50e)と前記リヤボディ(12)との間には、下方に向かって開放する側部開口部(55)が形成されることを特徴とする請求項4に記載の車体後部構造。
【請求項6】
前記テールライトユニット(30)は、車幅方向両側にリヤウインカ(32)を備え、
前記側部開口部(55)の上方に、前記リヤウインカ(32)のバルブソケット(32d)が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の車体後部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車体後部構造に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動二輪車の車体後部構造において、リヤフェンダにテールライトユニットの下部を締結する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2003/035457号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の構成は、テールライトユニットがリヤフェンダに近い配置の場合は適用しやすい。一方、車体のリヤボディの後端部が後方に張り出すような車体構成の場合は、テールライトユニットがリヤフェンダから離れたり他部品が介在したりすることとなるため、対策が必要である。すなわち、例えばテールライトユニットの下部をステーを介してリヤフェンダに支持することが考えられる。しかし、この構成の場合、テールライトユニットによるライセンスプレートの照射をステーが阻害する虞がある。
【0005】
そこで本発明は、テールライトユニットをリヤフェンダに支持する車体後部構造において、テールライトユニットの支持部材がライセンスプレートの照射を阻害することを回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、車体(1A)のリヤボディ(12)の後端部に配置されるテールライトユニット(30)と、リヤボディ(12)の下方に位置する後輪(4)の外周を覆うリヤフェンダ(45)と、を備え、リヤフェンダ(45)は、後面側にライセンスプレート(P)が取り付けられ、テールライトユニット(30)は、テールライトユニット(30)の下方を通過するステー(50)を介して、リヤフェンダ(45)に支持され、ステー(50)は、ライセンス照射部(38)を下方に露出させる開口形成部(54)を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、テールライトユニットをステーを介してリヤフェンダに支持するとともに、このステーには、テールライトユニットのライセンス照射部を下方に露出させる開口部を形成することで、テールライトユニットをリヤボディの後方に張り出す配置としながら、テールライトユニットをステーを介してリヤフェンダの上部構造部に強固に支持することができる。そして、ステーには、テールライトユニットのライセンス照射部を下方に露出させる開口形成部を備えることで、ステーに邪魔されることなくライセンス照射部によってライセンスプレートを照らすことができる。
【0007】
本発明の第二の態様は、上記第一の態様において、リヤボディ(12)の後端部でテールライトユニット(30)の下方に配置されるリヤエンドカバー(29)を備え、テールライトユニット(30)およびリヤエンドカバー(29)は、ステー(50)を介して、リヤフェンダ(45)に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、テールライトユニットおよびその下方に配置されるリヤエンドカバーを、ステーを介してリヤフェンダに支持することで、テールライトユニットおよびリヤエンドカバーをリヤボディの後方に張り出す配置としながら、テールライトユニットおよびリヤエンドカバーをステーを介してリヤフェンダの上部構造部に強固に支持することができる。
【0008】
本発明の第三の態様は、上記第二の態様において、ステー(50)の後端部には、テールライトユニット(30)およびリヤエンドカバー(29)が共締め固定されることを特徴とする。
この構成によれば、リヤフェンダから後方に延びるステーの後端部に、テールライトユニットおよびリヤエンドカバーを共締め固定することで、以下の効果がある。すなわち、ステーとテールライトユニットおよびリヤエンドカバーとの結合を容易にするとともに、テールライトユニットとリヤエンドカバーとの位置合わせを容易にすることができる。したがって、部品点数および組み立て工数の削減、ならびに外観性向上を図ることができる。
【0009】
本発明の第四の態様は、上記第一から第三の態様の何れか一つにおいて、ステー(50)は、車幅方向外側部(50e)と、車幅方向内側部(50f)と、を備え、前方から後方に向かうにつれて車幅方向で幅広となる形状であり、開口形成部(54)は、車幅方向内側部(50f)により形成されることを特徴とする。
この構成によれば、ステーおよび開口形成部を後側ほど幅広とすることで、ライセンス照射部でライセンスプレートを照らしやすくすることができる。また、ステーおよび開口形成部を前側ほど幅狭とすることで、周辺部品のメンテナンススペースを確保することができる。
【0010】
本発明の第五の態様は、上記第四の態様において、車幅方向外側部(50e)とリヤボディ(12)との間には、下方に向かって開放する側部開口部(55)が形成されることを特徴とする。
この構成によれば、前側ほど幅狭のステーの車幅方向外側部とリヤボディとの間に、下方に向かって開放する側部開口部を形成することで、側部開口部を広げてメンテナンススペースを確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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