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公開番号2025064684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174617
出願日2023-10-06
発明の名称表示制御システム、方法およびプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250410BHJP(信号)
要約【課題】交通の安全性の向上に有利な技術を提供する。
【解決手段】移動体についての音声ガイドを行う音源装置と、前記移動体周辺の外部環境を示す情報を表示可能な表示装置と、制御装置とを備える移動体の表示制御システムであって、前記制御装置は、前記音源装置が出力するべき音声ガイドの音声情報を処理して該音声情報の信号波形を取得し、前記表示装置が出力するべき表示の態様が前記取得された信号波形に同調するように前記表示装置を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体についての音声ガイドを行う音源装置と、前記移動体周辺の外部環境を示す情報を表示可能な表示装置と、制御装置とを備える移動体の表示制御システムであって、
前記制御装置は、
前記音源装置が出力するべき音声ガイドの音声情報を処理して該音声情報の信号波形を取得し、
前記表示装置が出力するべき表示の態様が前記取得された信号波形に同調するように前記表示装置を制御する
ことを特徴とする表示制御システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記表示装置が出力するべき表示の態様の前記同調は、
該表示の輝度が変化すること、
該表示の色が変化すること、
該表示の形状が変化すること、
該表示のサイズが変化すること、
該表示が揺動すること、及び、
該表示に他の表示が付随すること、
の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項3】
前記制御装置は、フィルタリング処理により前記音声情報を処理する
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記表示装置が出力するべき表示の態様が前記取得された信号波形における信号値に同調するように前記表示装置を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記取得された信号波形に基づいて、前記表示装置が出力するべき表示の態様を前記音声情報の音量の時間的変化に同調させる
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記取得された信号波形に基づいて、前記表示装置が出力するべき表示の態様を前記音声情報の音量が基準以下となるタイミングに同調させる
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項7】
前記制御装置は、前記同調の開始のタイミングを、前記音源装置が出力するべき音声ガイドの開始のタイミングから所定時間だけ遅延させる
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項8】
前記表示装置は、表示範囲が左右方向に延びるように延設されており、
前記外部環境のうち前記表示装置が表示するべき要素を第1要素として、
前記制御装置は、前記移動体に対する前記第1要素の相対位置を示す位置情報を前記左右方向に延びる前記表示範囲内に表示可能な場合には、該第1要素の位置情報が前記表示範囲における該第1要素に対応する位置にて第1の態様で表示されるように前記表示装置を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項9】
前記制御装置は、前記第1要素の前記相対位置を示す位置情報を前記左右方向に延びる前記表示範囲内に表示不可の場合には、該第1要素の位置情報が前記表示範囲の両端部のうち該第1要素の位置に対応する一方にて前記第1の態様とは異なる第2の態様で表示されるように前記表示装置を制御する
ことを特徴とする請求項8記載の表示制御システム。
【請求項10】
前記制御装置は、前記外部環境のうち前記表示装置が表示するべき要素について優先度を設定し、該優先度が基準を満たした場合には前記要素に対応する表示の態様を変化させる
ことを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に表示制御システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、交通の一層の安全性を配慮した持続可能な輸送システムを提供する取り組みが活発化しており、その実現に向けて予防安全技術に関する研究開発が行われている。
例えば、車両のなかには、その周辺のオブジェクト(歩行者、他車両など)の位置情報を表示可能な表示装置を備えるものもある(特許文献1~2)。このような構成によれば、車両周辺のオブジェクトの存在が運転者にとって認識容易となり、車両の運転態様を適切なものにすることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/190630号
特開2016-197407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、運転態様を一層適切なものにして交通の安全性を更に向上可能にする技術が求められうる。同様のことが、車輪を備えない移動体についても謂える。
【0005】
本発明は、交通の安全性の向上を例示的目的とし、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの側面は表示制御システムに係り、前記表示制御システムは、
移動体についての音声ガイドを行う音源装置と、前記移動体周辺の外部環境を示す情報を表示可能な表示装置と、制御装置とを備える移動体の表示制御システムであって、
前記制御装置は、
前記音源装置が出力するべき音声ガイドの音声情報を処理して該音声情報の信号波形を取得し、
前記表示装置が出力するべき表示の態様が前記取得された信号波形に同調するように前記表示装置を制御する
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、交通の安全性を向上可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る車両の構成を示す図。
車両の個々の要素の相対位置を示す模式図。
制御装置による制御内容の一例を示すフローチャート。
表示装置および音源装置の駆動態様の一例を示す模式図。
表示装置および音源装置の駆動態様の一例を示す模式図。
表示装置および音源装置の駆動態様の一例を示す模式図。
表示装置に用いられるアイコンの例を示す図。
表示装置に用いられるアイコンの同調表示の例を示す図。
同調表示を実現するための制御装置による制御内容の一例を示すフローチャート。
フィルタリング処理により生成されうる信号波形の一例を示す。
同調表示のための駆動態様の一例を示す図。
同調表示のための駆動態様の一例を示す図。
同調表示のための駆動態様の一例を示す図。
同調表示のための駆動態様の一例を示す図。
同調表示のための駆動態様の一例を示す図。
表示装置および音源装置の駆動態様の一例を示す模式図。
同調表示を実現するための制御装置による制御内容の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、実施形態に係る車両1の構成を示す。図2は、車両1が備える個々の要素の相対位置を説明するための模式図である。車両1は、車輪11、運転席12、運転操作装置13、ウィンドウ部材14、第1の検出装置15、第2の検出装置16、表示装置17、音源装置18、及び、制御装置19を備える。
本実施形態では、車両1は、左右一対の前輪および左右一対の後輪を車輪11として備える四輪車とするが、車輪11の数量は本例に限られない。また、車両1は、運転者が運転席12に着座可能な搭乗型車両とするが、運転者が跨って座るためのシートを運転席12に代替して備える鞍乗型車両であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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