TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025059384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169444
出願日
2023-09-29
発明の名称
床支持構造
出願人
三洋工業株式会社
,
株式会社キョーセント
代理人
個人
,
個人
主分類
E04F
15/00 20060101AFI20250403BHJP(建築物)
要約
【課題】複雑な形状の床に簡易な構成で対応することが可能な床支持構造を提供する。
【解決手段】本開示に係る床支持構造10は、上下方向に延びて基礎面に下方から支持される支持脚11と、支持脚11に取り付けられる第1連結部材12と、第1連結部材12を介して支持脚11に連結される断面円形状の大引材13と、大引材13上に配置されて大引材13と交叉する方向に延びる根太14と、大引材13と根太14とを連結する第2連結部材15と、を備え、第1連結部材12は、上下方向に延びる第1軸Xを中心として回転可能に支持脚11に支持される第1部材16と、上下方向及び大引材13の延設方向の双方と交叉する方向に延びる第2軸Yを中心として回転可能に第1部材16に支持されて大引材13を支持する第2部材17とを有し、第2連結部材15は、大引材13に対して根太14を、大引材13の延設方向に延びる第3軸Zを中心として回転可能に連結する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に延びて基礎面に下方から支持される支持脚と、
前記支持脚に取り付けられる第1連結部材と、
前記第1連結部材を介して前記支持脚に連結される断面円形状の大引材と、
前記大引材上に配置されて前記大引材と交叉する方向に延びる根太と、
前記大引材と前記根太とを連結する第2連結部材と、を備え、
前記第1連結部材は、上下方向に延びる第1軸を中心として回転可能に前記支持脚に支持される第1部材と、上下方向及び前記大引材の延設方向の双方と交叉する方向に延びる第2軸を中心として回転可能に前記第1部材に支持されて前記大引材を支持する第2部材とを有し、
前記第2連結部材は、前記大引材に対して前記根太を、前記大引材の延設方向に延びる第3軸を中心として回転可能に連結する
ことを特徴とする床支持構造。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記第1連結部材の前記第1部材と前記第2部材とは、前記第2軸に沿って延びる締結部材によって互いに固定され、
前記大引材は、前記締結部材を緩めることによって、前記支持脚に対して前記第2軸を中心として回転可能となる
ことを特徴とする請求項1に記載の床支持構造。
【請求項3】
前記第2連結部材は、前記大引材の外周面に対向する断面円弧状の内周面が設けられた軸受部と、前記軸受部に一体的に設けられて前記根太に対して固定される固定部とを有し、
前記根太は、前記第2連結部材の前記軸受部による前記大引材の締め付けを緩めることによって、前記大引材に対して前記第3軸を中心として回転可能となる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、床支持構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、体育館等におけるステージ等の床部材を支える床支持装置が開示されている。床支持装置が設置されるステージ付近は三重床タイプの構造をなす。ステージ部分にはステージ床と、このステージ床の下方にはステージの中間床が形成されており、この中間床は体育館の床と連続している。この中間床の敷設では、スラブ面に所定の間隔を開けて床支持材を必要な位置に設置し、床支持材に大引材としての円鋼管をステージに向かって左右の方向に架設する。円鋼管の架設に際しては、この円鋼管と上記ステージ支持材の円管状の胴部とが近接して交差するように配置される。そして、円鋼管とステージ支持材との両者の交差部位には、円鋼管とステージ支持材を直交した状態のままで接合するクランプ部材を用いて結合する。そして円鋼管の上に、これと直交する方向に根太鋼を所定の間隔をおいて配置する。この根太鋼の上には、ラワン合板等からなる捨板を配設する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-177253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、床には、水平に対して傾斜させた床や、曲面状に形成された床や、或いはこれらが組み合わされた床など、複雑な形状の床がある。このような複雑な形状の床を施工する場合、当該床を支持する床支持構造は、大引材や根太を直線状に長く延ばすことが難しいので、複雑な構造になってしまう。
【0005】
特許文献1に記載の床支持構造は、水平な床を形成するための床支持構造であり、複雑な形状の床に対応することが難しい。
【0006】
そこで、本開示は、複雑な形状の床に簡易な構成で対応することが可能な床支持構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の床支持構造は、上下方向に延びて基礎面に下方から支持される支持脚と、前記支持脚に取り付けられる第1連結部材と、前記第1連結部材を介して前記支持脚に連結される断面円形状の大引材と、前記大引材上に配置されて前記大引材と交叉する方向に延びる根太と、前記大引材と前記根太とを連結する第2連結部材と、を備え、前記第1連結部材は、上下方向に延びる第1軸を中心として回転可能に前記支持脚に支持される第1部材と、上下方向及び前記大引材の延設方向の双方と交叉する方向に延びる第2軸を中心として回転可能に前記第1部材に支持されて前記大引材を支持する第2部材とを有し、前記第2連結部材は、前記大引材に対して前記根太を、前記大引材の延設方向に延びる第3軸を中心として回転可能に連結する。
【0008】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の床支持構造であって、前記第1連結部材の前記第1部材と前記第2部材とは、前記第2軸に沿って延びる締結部材によって互いに固定され、前記大引材は、前記締結部材を緩めることによって、前記支持脚に対して前記第2軸を中心として回転可能となる。
【0009】
本発明の第3の態様は、上記第1の態様又は上記第2の態様の床支持構造であって、前記第2連結部材は、前記大引材の外周面に対向する断面円弧状の内周面が設けられた軸受部と、前記軸受部に一体的に設けられて前記根太に対して固定される固定部とを有し、前記根太は、前記第2連結部材の前記軸受部による前記大引材の締め付けを緩めることによって、前記大引材に対して前記第3軸を中心として回転可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、複雑な形状の床に簡易な構成で対応することが可能な床支持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三洋工業株式会社
床構造
1日前
個人
住宅
1か月前
個人
水害と共にある家
1日前
個人
津波と共にある漁港
1日前
個人
パーティション
1日前
積水樹脂株式会社
フェンス
12日前
GHL株式会社
建物
1か月前
個人
地滑りと共にある山荘
1日前
株式会社オカムラ
ブース
14日前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
14日前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
14日前
大成建設株式会社
合成柱
6日前
鹿島建設株式会社
補強構造
29日前
ミサワホーム株式会社
建物
今日
鹿島建設株式会社
制震架構
1か月前
個人
ツリー型太陽光発電システム
1か月前
文化シヤッター株式会社
階段
1か月前
鹿島建設株式会社
外断熱構造
1か月前
株式会社大林組
制振構造
1か月前
有限会社守矢建設
建築物
20日前
株式会社カネカ
屋根構造
27日前
株式会社カネカ
屋根構造
27日前
株式会社カネカ
屋根構造
27日前
三協立山株式会社
パネル構造体
1か月前
トヨタホーム株式会社
住宅
1か月前
トヨタホーム株式会社
建物
13日前
株式会社大林組
タワーの支持構造
5日前
積水ハウス株式会社
建築物
16日前
株式会社大林組
タワーの支持構造
5日前
積水ハウス株式会社
建築物
16日前
株式会社大林組
免震構造物
27日前
ミサワホーム株式会社
ブース家具
1か月前
個人
構造物の建築方法
27日前
個人
建物内構造及び建物内施工方法
14日前
続きを見る
他の特許を見る